第65回関東東海花の展覧会にて(5)
2月12日~14日、池袋サンシャインシティ
一般財団法人日本花普及センター(JFPC)が、「ジャパンフラワーセレクション」(註1)や「フロリアード2012」(註2)の受賞品種コレクションを展示していました。
写真右肩のロゴはそれぞれの受賞花であることを示しています。
ラナンキュラス 「ローヌシリーズ」
従来のラナンキュラスのイメージを覆す新しいラナンキュラス
(出荷時の直径が10cm以上)

ラナンキュラス 「煌(きらめき)」

ラナンキュラス 「笑美」

ラナンキュラス {愛の育み」
ラナンキュラス 「シャルロット」
「ローヌシリーズ」の新品種
ピンクがシャルロット、橙がシャルロットオレンジ、赤はシャルロットローゼ

ラナンキュラス 「茜の想い」
超巨大輪で、開いてくると人の顔の大きさほどになるという
ラナンキュラス 「ラックスシリーズ」
これがラナンキュラス?と思うようなユニークな形
ラナンキュラスの種間交雑で生まれた新品種
花弁がツヤツヤと光り、まるでワックスを塗ったかのようであることから
「ラナンキュラス」+「ワックス」で「ラックス」シリーズと名付けられた

ラナンキュラス 「ラックス テセウス」


ラナンキュラス 「ラックス アリアドネ」

ラナンキュラス 「ラックス ピュタロス」

ラナンキュラス 「ラックス リュキア」 (新品種)
ラナンキュラス 「ラックス ロティス」 (新品種)
2月12日撮影。
(つづく)
(註1) ジャパンフラワーセレクション(JFS)とは、「いい花の新基準。」を合言葉に、業界のプロによる公正な審査によって花きの新品種を評価し、その推奨を行うものです。
(註2) 「フロリアード」(国際園芸博覧会)は10年に1回オランダ国内で開催、2012年にはフェンローで開催されました。日本の花きは、2012年の品種コンテストで、7品種が1席、4品種が2席、4品種が3席を受賞するなど、国際的にも高い評価を受けています。
この記事へのコメント
goki
ラナンキュラス、綺麗ですねぇ、最初見た
時に思わず、バラの花と思いましたが
違うのですねぇ、色彩豊な花びらが幾重にも
重なり咲いている姿は見事です。
river
fujisan
みっきい
元々春のきれいな花ですが、こんなに大きくバラかと見間違うような優雅な花姿には驚きです。
10センチにもならんでもいいと思うのですが、大きさや色合いの良さや、光るものまであるのですか!?
国際的にも評価された品種なのですね!!
素晴らしいビックリです。
K・たじまん
長さん
ラナンキュラスは改良に次ぐ改良で、原種より遙かに大きな花になりました。八重は花弁の枚数が多く、豪華に見えますね。
Tatehiko
綺麗なものがあるものですネ。
長さん
今回展示されていたものは改良された切り花種ですが、球根でも苗でも手に入るようです。でもこんなに大きな花を咲かせることが出来るものなんでしょうかねー。
長さん
こんなに素晴らしいラナンキュラス、買ったことはないですが、切り花でもかなり高価なものなんでしょうね。
長さん
ラナンキュラスはますます大きくなるようですね。「茜の想い」などは人の顔ほどになるというから驚きますね。
ラナンキュラスの原種には花弁が5枚のものがありますが、その花弁は光沢があるんですよ。その性質を取り込んだようです。
長さん
主に一重の原種から改良されたものが後半部分で、主に八重の原種から改良されたものが前半部分ではないかと思います。
長さん
ラナンキュラスは改良の結果、花弁数も多いし、大輪のものが作られ出いるそうです。ますます豪華な雰囲気の花になりますね。
mori-sanpo
キンポウゲ科の花としてイメージしますと、一重に近い園芸種の方に親しみを感じました。
shuuter
色々な品種が作られているのですね。
「煌」ネーミングが面白いです。
長さん
八重のラナンキュラスは何度も見たことがありますが、「シャルロット」や「ラックス」シリーズはとても新鮮に感じました。特に、黄色の「ラックス ピュタロス」に目が釘付け。
長さん
バラとは葉の違いが歴然なのですが、やえのラナンキュラスは花だけ見ればある種のバラによく似ています。
商品名もうまく考えるものです。
小梨
長さん
40年前だと花に全く興味がない頃ですから、どんなラナンキュラスだったか分りませんが、ラナンキュラス・レペンスやハイキンポウゲだったのでしょうか。
ラックスシリーズは、「アリアドネ」を3年前のこの展覧会で見たのが初めてです。
nobara
一輪でも見栄えがします。
特に白の千重咲きなど、美しいモノデスね。
ブライダルフラワーとしても最高かも♪
昔はアネモネの豪華版位の認識でしたけど。
ラナンキュラス「ラックス ロティス」
素敵な色合いですね☆
eko
ラナンキュラスも進化していますね。幾重にも花びらが重なった普通の花が好きですが、こうして見せて頂くとバラの花かと思うような豪華なものまで、見応えがあります。
ラックスシリーズなど驚きです。
なおさん
寿々木
すーちん
ラナンキュラスと云えば
直ぐ思い浮かべるあの形
でも別物みたいなの一杯有り
ですねー
長さん
ラナンキュラスは年々進化しているようです。写真の千重咲きのものなんか、1本飾ってもゴージャスですよね。恐らく1本でも700円くらいするんじゃないでしょうか。
私は「ラックス ピュタロス」が気に入りましたが、「ラックス ロティス」もJFSの受賞品種となることは間違いないでしょう。
長さん
大きなラナンキュラスで、普通花屋さんに並ぶものより直径が2倍以上大きいのじゃないかと思いました。それが、色とりどりですからね-、ゴージャスですねー。
長さん
最近、お忙しいようですね。
ラナンキュラスの改良は花弁数、大きさ、色合いの工夫だけかと思ったのですが、ラックスリシーズのような品種が誕生すると、ぐっと多彩になりますね。交配を科学的に考える時代になったのですね。
長さん
ラナンキュラスのラックスシリーズを見ると、ラナンキュラスとは別物という感じを受けますね。
長さん
こうしたラナンキュラスを見ると、日本の交配技術のレベルは世界一じゃないかと思います。
りりい
春先の球根の花としては、もっとも豪華な花というイメージがあります。
ラックステセウスは、ここではない場所で見たら、ラナンキュラスだとは気付かないと思います。
長さん
日本の花卉産業は各県の農業技術センターみたいな組織で研究・開発したものを生産したりして、世界的にも評価される花作りが進んでいるようです。中でも、ラナンキュラスは目を見張るものがありますね。
ロシアンブルー
新品種もいろいろあってビックリです。ラックスシリーズも変わった花ですね。
長さん
ラナンキュラスも新種に次ぐ新種でが登場してきて驚きますね。ラックスシリーズは花弁にテカリがあり、ラナンキュラスのイメージがどんどん変わってしまいますね。
はるる
美しさを全面に出して、ほこらしげです。
これはこれで見応え満点です。
本当にきれいな花です。
長さん
ラナンキュラスの千重咲きはゴージャスですね。一輪でもすごく存在感があります。ラックスシリーズは意外性があり、美しい花です。