第65回関東東海花の展覧会…群馬県の展示

第65回関東東海花の展覧会にて(1)
 2月12日(金)から14日(日)まで、池袋サンシャインシティで開催された「第65回関東東海花の展覧会」の初日に写真を撮りにいってきました。
 この展覧会は、花に対する理解を深め、一層の花の消費拡大を図ることを目的として、関東東海地域の1都11県と花き関係6団体が主催する、日本で最大規模の伝統ある花の展覧会です。(公式リーフレットから)

 今回の担当県は群馬県。毎回、担当県が会場入り口から大きなスペースを取って県の特色を出す展示が繰り広げられます。
 群馬県の特別展示は「絹の道から花の道へ」がテーマとなっていました。かつて養蚕で栄えた群馬県は、今、花や花木の生産が盛んなことをPRしているのでしょう。
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 入り口左手前には繭で作った花のオブジェ(右下はその拡大)。
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 養蚕は弥生時代にもたらされ、群馬県も古くから養蚕が盛んでした。左下は桑の木(右下に大きな蚕)。右下は、左下写真の中央に飾られた白いダリア。
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 江戸時代の絹織物と、黄色い絹糸「ぐんま黄金」(平成生まれの最高級絹糸)。
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 隆盛期に作られた「高崎捺染」と「伊勢崎絣」。
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 世界遺産に登録された富岡製糸場。      サツキの生産も盛ん。
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 群馬県が育成した「冬アジサイ・スプリングエンジェル」。東南アジア原産の常緑性野生種と鉢物用アジサイを交配し、バイオ技術(胚珠培養)で育成した。常緑性で大輪。厳寒期に首都圏や中京圏に出荷されている。
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 群馬県内で生産されている花木の切り枝や花々。
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< 主催者の花の装飾展示 >

つながるおもい
 「人から人へ」つながる思いを表現しました。お礼や感謝、お祝いやお悔やみなど、花達の役割はまだまだ沢山あります。「ありがとう」の言葉をお花に託して。
(一般社団法人JFTD=旧 日本生花商通信配達協会)
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ユリやキク、バラ、等々を使って黄色から濃赤色のグラデーション

花を紡ぐ
 「お蚕さん」がじっくりと時間をかけて吐き出した糸を人々が丁寧に紡ぎ、丈夫で美しくしなやかな布を創り出す。豊かな自然の中に生かされる喜びと感動を、ほんのりと優しい気持ちにさせてくれる花々で紡いでいく。
(公益社団法人日本フラワーデザイナー協会)
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 2月12日撮影。
 次回は、展覧会場に入ります。
 (つつく)