太郎冠者 タロウカジャ
有楽(ウラク)とも呼ばれる
一重、中輪、筒咲き~ラッパ咲き。花には香りがある
まれに結実し、その種子から侘助が生じることがあり、
全ての侘助はこの椿から生じたと考えられている


二の丸池の東側で
白侘助 シロワビスケ
純白、一重、猪口~ラッパ咲、極小輪

しべが花弁に変化したのではないかと思われる花もあった

二の丸池の東側で
藪椿 ヤブツバキ
本州以南から朝鮮半島南部に分布する椿の野生種
野生の椿に「藪」をつける必要があるのか?という議論もある


苑内で一番多いのがこのヤブツバキ。名札は殆ど付けられていない
有楽(ウラク)とも呼ばれる
一重、中輪、筒咲き~ラッパ咲き。花には香りがある
まれに結実し、その種子から侘助が生じることがあり、
全ての侘助はこの椿から生じたと考えられている
二の丸池の東側で
白侘助 シロワビスケ
純白、一重、猪口~ラッパ咲、極小輪
しべが花弁に変化したのではないかと思われる花もあった
二の丸池の東側で
藪椿 ヤブツバキ
本州以南から朝鮮半島南部に分布する椿の野生種
野生の椿に「藪」をつける必要があるのか?という議論もある
苑内で一番多いのがこのヤブツバキ。名札は殆ど付けられていない
椿の語源(ネットから)
椿の語源には多くの説がある。①葉の艶(つや)から、「艶葉木」(つやばき)が転訛して「ツバキ」となった説。②葉が厚い事から「厚葉木」(あつばき)が略音化して「ツバキ」となった説。③光る葉の木から、「津葉木](つばき)になった説。④朝鮮語の「ツンバク(冬柏)」が転訛して「ツバキ」となった説など。
二の丸池の橋で、外国人観光客が鯉を見つけて楽しそうだった

諏訪の茶屋と梅(「冬至」らしい)

諏訪の茶屋の西側に「都道府県の木」が植えられた一角があります
梅 (茨城県の木)
「皇居東御苑花だより地図」によると 冬至 と記されている
冬至は野梅性の花梅、一重の白、中輪、枝が細い
花形もよく素人でも育てやすい。冬至の頃咲く


雪椿 (新潟県の木)
別名:オクツバキ、サルイワツバキ、ハイツバキ。主に日本の太平洋側に
分布するヤブツバキが東北地方から北陸地方の日本海側の多雪地帯に
適応したものと考えられ、変種、亜種とする見解もある (Wikipediaより)

咲いていたのはこれ一輪だった
諏訪の茶屋と梅(「冬至」らしい)
諏訪の茶屋の西側に「都道府県の木」が植えられた一角があります
梅 (茨城県の木)
「皇居東御苑花だより地図」によると 冬至 と記されている
冬至は野梅性の花梅、一重の白、中輪、枝が細い
花形もよく素人でも育てやすい。冬至の頃咲く
雪椿 (新潟県の木)
別名:オクツバキ、サルイワツバキ、ハイツバキ。主に日本の太平洋側に
分布するヤブツバキが東北地方から北陸地方の日本海側の多雪地帯に
適応したものと考えられ、変種、亜種とする見解もある (Wikipediaより)
咲いていたのはこれ一輪だった
2月3日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
ユキツバキは新潟などの山で良く見ますが、雪国に適応して枝が横に這い丈も低いさまが面白いですね。
白梅もずいぶん咲き進んで、清々しい香りが伝わってくるようです。
goki
太郎冠者、葉陰に隠れる様に艶やかな
花姿は綺麗ですね、侘助の母なのですか
交配では無く種から生じるは初めて
知りました。ありがとうございます。
皇居東御苑は木々なども豊富で良いところ
の様ですね、遠いですが1度は行って
みたく成りました。
無門
ユキツバキ
風雪に耐えて咲く
日本海の女性の強さを
イメージしますね
ミックン
東御苑も春の兆しが…
昨年この時期に東御苑を訪ねたことを思い出しながら拝見しました。「タロウカジャ」に「シロワビスケ」、本当に都心で見られるとはすごいことです。今年も行きたいのですが、年度末を控え、どうかなあ
長さん
太郎冠者という名前に反して、この色合いと咲き方は女性的と行った報が似合いますね。
ユキツバキの枝は横に広がり、弾力性がありますね。ここのは雪に埋もれる心配はありませんが、雪割草の頃、新潟県で見たユキツバキを思い出します。
長さん
ツバキは枝から突き出すように咲いている花を探すのは難しいです。おまけに傷みが早いのです。
植物を種から育てると、たまに親とは違う形質の花が咲くことがあるそうです。その性質を固定したのが侘助と言うことなのでしょう。
東御苑は殆どが植えられた木ですが、ボランティアの人たちが入って綺麗に整備されています。
長さん
ユキツバキの枝はしなやかで勝つ強靱です。風雪に耐えて生き残る姿に女性のしたたかさが重なります。
長さん
昨年、ここにいらっしゃいましたか。ツバキやウメが満開の所もあり、春近かしを思わせます。もう緋寒桜や川津桜が咲き出している頃でしょう。
年度末でお忙しいですか。ご苦労様です。
nobara
白侘助、凄くきれいな状態ですね☆
ココには外国の方もいっぱい訪れているんですね。
マナーよく見て戴くと微笑ましいですね。
river
世界らん展を見に行くと後楽園の梅も見るのが恒例になっているのですが今年はどうしようか思案中です。
長さん
太郎冠者を植えているお宅が多いですか。我が家の辺りは何が多いか分りませんが、赤い八重が多いようです。
白侘助、咲いて間もないのか、ここだけ木漏れ日を浴びて光っていました。
エンペラーズガーデンと言うことで、洋の東西を問わず、外国人に人気が高いです。
長さん
個人のお宅で30種類もの椿を植えられているのは珍しいでしょうね。不明となった椿も多いとのことですが、名の通った椿は大抵ありそうですね。
世界らん展、来週の午後に行こうかなと考えています。
shuuter
白侘助 美しく咲いていますね。
eko
白侘助もとても清楚で美しく咲いていますね。
雪椿は雪に埋もれて咲く赤い花を想像します。
ここも外国人の方がたくさん訪れる場所なんですね。
白梅ずいぶん咲いていて綺麗です。
ロシアンブルー
侘助はやっぱり太郎冠者ですね。
ツバキの葉は堅くて、サザンカよりしっかりした厚みを感じますね。
今の時期はツバキの花少ないです。
長さん
府立植物園では椿がちらほらでしたか。それは残念。
白侘助、木漏れ日が当たって綺麗でした。
長さん
太郎冠者が侘助の親だったとは今回初めて知りました。
ピンクの椿も良いですが、白も良いですね。
雪椿は誰かの歌謡曲に登場した記憶が…。歌謡曲なんて古いですね。
天皇の庭が観れるとあって外国人にも人気のスポットなんです。
長さん
侘助系はピンクも良いですが、白もなかなかの風情ですね。
椿の語源は厚葉木という説があるように厚くてしっかりしていますね。
寿々木
すーちん
植えも椿も丁度
見頃
丁度良い時季に
いらしたのですね~
長さん
太郎冠者の別名・有楽について、植物図鑑には「織田信長の弟で茶人でもあった小田有楽斉長益が本種を好んで茶席に飾った」と書かれていました。
長さん
梅は本丸の石垣で、椿は周囲の木や土手で風を遮るような場所に植えられていました。
みっきい
白侘助はしっとりと咲いていますネ。
椿の語源は葉から来ているようですが、葉が分厚いのが椿で花ごと落花、山茶花は葉が薄く花びらが散ると、素人の私は一般的には見分けていました。今は交雑種が多く名札が無いとわからないのが実情でしょうか。
エンペラーガーデンですか!よく手入れされていますね。
梅は茨城県の木、寒椿は新潟県の木なのですね!!
長さん
太郎冠者は江戸時代以前に作られていた園芸種で、その種から侘助が出来たと言うことです。
椿の名の由来には多くの説があるそうで、その中から4つ挙げておきました。椿が山茶花と明確に違う点は、花の小房に毛があることなのですが、咲いているときはそれが分りませんよね。
皇居東御苑では全国から皇室勤労奉仕団を募集していて、その方たちがボランティアで庭園の整備をされています。
愛知の県木はハナノキでしたね。
はるる
どこに行ってもいます。言葉ですぐわかります。
シロワビスケが美しいです。どうしても白い花にひかれます。
長さん
以前はここで外国人をよく見かけましたが、団体はあまり目にしなかったのです。最近はグループが多いですね。
白侘助の所だけ日が当たって、そこに露出を合わせたので、周囲が暗くなりました。