11月28日、2週続けて行った武蔵丘陵森林公園です。13時30分、都市緑化植物園展示棟前で「サザンカガイドツアー」が始まりました。ガイドしていただけるのは、先週「カエデガイドツアー」でお世話になった元園長の山下さん。
以下、出発前に山下さんから伺ったお話の概要です。
○私たちの周囲には本物のサザンカがない。 ○一般にサザンカと言われているものの殆どがカンツバキやハルサザンカで、品種的には勘次郎(赤・八重)や朝倉(白・八重)が多い。 ○‘本物の’サザンカは良い香りを漂わせる。 ○野生のサザンカの花は白の一重。 ○佐賀県と福岡県の間にサザンカの自生地がある。 ○香りは文化のバロメーター。香りは生活に潤いを与え、幸福感を得られる。
ボーダー花壇で咲く花の説明を聞きながら、「花木園」の入口にやってきました。
花木園入口右手にある‘サザンカ’(カンツバキ群=サザンカとカンツバキの交雑種で、花期がサザンカ群より遅く、カンツバキより速い11月~12月が開花最盛期)。左は朝倉、右はタチカンツバキの勘次郎。
なお、ハルサザンカ群の花期は12月~4月。
花木園の右手奥に進みます。
勘次郎

峰の雪(ハルサザンカ)

こちらはツバキ(侘助の仲間)


そして、山下さんが言われる‘本物の’サザンカ
七福神

‘本物の’サザンカには香りがある(花を近づける参加者)

半八重の大輪。濃桃色でやさしい雰囲気がある


‘本物の’サザンカの花期は10月~11月とカンツバキ群より早く咲く


峰の雪(ハルサザンカ)
こちらはツバキ(侘助の仲間)
そして、山下さんが言われる‘本物の’サザンカ
七福神
‘本物の’サザンカには香りがある(花を近づける参加者)
半八重の大輪。濃桃色でやさしい雰囲気がある
‘本物の’サザンカの花期は10月~11月とカンツバキ群より早く咲く
武蔵丘陵森林公園には、七福神の他、大錦、明石潟、東雲、栄久絞、快童丸、有稀、東紅、紫雲台、根岸紅、花自慢、爪折笠、花大臣などの‘本物の’サザンカがあるそうです。
‘本物の’サザンカを見た後、柳谷沼(やなぎやつぬま)や湿地聖植物見本園を経て、植物園展示棟の裏手にある「第二苗圃」へ。
第二苗圃は特定期間しか公開していないそうですが、ガイドツアーのために特別公開してくれました。ここでも何種類かのサザンカが咲いていました。
11月28日撮影。
ライトアップにはまだ時間があるので、再度、椿園へ行ってみました。
(つづく)
つくば植物園シリーズは今回もお休みします。
風邪を引いてダウンしましたので、コメント欄を閉じています。
皆様のブログにお伺いしますが、気持ち玉だけでご容赦ください。
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