カミヤツデ、ヒネム、ギョリュウバイ、ルリマツリ

夢の島熱帯植物館(3)
 12月19日に東京都熱帯植物館に行ってきました。
 植物館に入る前に、建物の周囲を反時計回りに歩いています。
 植物館の裏手(北側)は夢の島マリーナです。正面にスカイツリーが見えています。
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 植物館の西側にやってくると、大きくなったカミヤツデが目立ちます。

カミヤツデ (紙八手)
ウコギ科カミヤツデ属の常緑低木。カミヤツデ属唯一の現生種
茎の髄から通草紙(つうそうし)という造花や書画で使う紙の
一種をつくり、これが「紙八手」という名前の由来となっている
別名:ツウソウ(通草)、 ツウダツボク(通脱木)
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ヤツデの花序より小降り
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およそ5年前はこのくらいの大きさでした(2011年1月23日撮影)
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ヒネム (緋合歓)
マメ科ベニゴウカン属の常緑高木。和名はベニゴウカン
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ギョリュウバイ (檉柳梅)
フトモモ科ギョリュウバイ属(ネズモドキ毒)の常緑低木
紅白で咲いていた
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ルリマツリ (瑠璃茉莉)
イソマツ科ルリマツリ属の常緑半つる性低木
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 それでは、植物館の中に入りましょう。
 (つづく)


この記事へのコメント

  • みっきい

    こんにちわ~
    カミヤツデは、葉も花も八つ手に似ていますね。
    和紙が取れるんですか??
    5年でこんなに大きくなったのですね。
    ここからはスカイツリーもよく見えるのですね!!
    2015年12月24日 17:27
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    カミヤツデの葉はヤツデよりずっと大きく、切れ込みも深いです。樹高は6mくらいまでになるそうです。これから紙が作ることを思いついた人って凄いですね。
    スカイツリーはここから7km弱の所にあります。
    2015年12月24日 19:18
  • river

    だいぶ前のことになりますが湯河原でカミヤツデが野生化して問題になりました。カミヤツデの髄を桂むきにして作られるのが通草紙ですが現在日本で作っているところはないようです。
    2015年12月24日 19:31
  • eko

    カミヤツデは初めて見ます。紙が作れるのですか。花がヤツデより小さくて沢山付いていますね。
    ギョリュウバイは冬でも咲いているのを見たことがありますが、ヒネムにルリマツリが咲いているのですか。ここは暖かいのでしょうね。
    2015年12月24日 20:33
  • 月奏曲

    めりくり~♪

    ネムの木鮮やかです♪
    2015年12月24日 21:10
  • ミックン

    こんばんは
    夢の島マリーナが最高にいい感じで撮れていて感心しました。やはり、冬のこの時期は晴れ渡ると遠くまで一望でき、絵葉書のようですルリマツリが咲いてるとはびっくり!
    2015年12月24日 21:27
  • なおさん 

    5年前のカミヤツデの画像があるのですね。比較するとずいぶん伸びているのが分かりますね。いまでもカミヤツデから紙がつくられているのですかねえ。もし作られているとしても、かなり高価なもので、あまり流通していないのでしょうね。

     ギョリュウバイも紅白で咲いていると良い感じでおめでたいですね。
    2015年12月24日 21:53
  • shuuter

    カミヤツデ 八つ手のような花さかせていますね。

    私が見るカミヤツデ茶色ですが、浅緑色ですね。
    2015年12月24日 22:07
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    湯河原のカミヤツデ繁殖騒動、その後どうなったのでしょうね。
    宮崎県大津町の無形民俗文化財である梅の花の造花が通草紙で作られているそうですが、国内で通草紙を作るところがなく、中国から輸入しているとか。
    2015年12月24日 22:15
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    カミヤツデの髄を桂剥きのようにして紙を作っていたことがあったそうですが、今はプラスチック全盛で採算に合わなくなったそうです。
    ギョリュウバイは11月から咲き始め、厳冬期は休んで、2月頃から5月頃咲きます。ヒネムの花期は6月~11月ですが、ルリマツリは完全に残り花ですね。
    2015年12月24日 22:20
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    メリークリスマス!
    ネムノキのしべは白からピンクのグラデーションですが、ヒネムは真っ赤になります。
    2015年12月24日 22:23
  • 長さん

    ミックンさん、コメントありがとうございます。
    デジカメは天気が良いと綺麗に写りますね。この日は風がなく、水面にヨットが写り込んで輝いていました。
    ルリマツリはこの花が最後らしかったです。
    2015年12月24日 22:25
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    カミヤツデは成長が早く、伊豆半島では野生化したものが繁殖して困っているらしいです。通草紙は今ではプラスチックに押されて、製造されていないそうです。
    紅白のギョリュウバイ、隣り合わせなので、こぼれ種は花色が混じりそうですね。
    2015年12月24日 22:29
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    カミヤツデもヤツデもウコギ科ですから、花はよく似ています。写真は咲き始めなので、色が淡いですが、次第に薄茶色になってきます。
    2015年12月24日 22:36
  • 寿々木

    カミヤツデが開花していましたか。沢山花がついてますね。ルリマツリ元気そうですね。暖かいのでしょうk。
    2015年12月25日 07:11
  • すーちん

    お早うございます
    ギョリュウバイ、余り
    見掛けた事無いですね~
    育てるの難しいんでしょうか
    2015年12月25日 07:32
  • 行き当たりばったり

    おはようございます。
    カミヤツデ、かなり大きくなってます。
    生育環境がいいのでしょうか。
    ヒネムは、ブラシノキのようにも見えますね。
    ギョリュウバイってこういうお花なんですね。
    名前は聞いたような気が---
    2015年12月25日 08:53
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    カミヤツデは繁殖力が大きいそうで、この株も上の方がカットしてあるようでした。これから2ヶ月ほど咲き続けそうです。
    ルリマツリはこれが最後の花のようでした。
    2015年12月25日 09:49
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ギョリュウバイは我が家のあたりでも見かけます。耐寒性もあり、育てやすいようですよ。
    2015年12月25日 09:51
  • 長さん

    行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    カミヤツデは繁殖力旺盛な上、日当たりが良いので伸びるのが早いのでしょう。
    ヒネムは花がひとつひとつ咲きますが、ブラシノキは多くの花が集まって咲くのが特徴です。
    2015年12月25日 09:55
  • 無門

    こんにちは

    温室もいらないぐらいの
    暖冬ですので
    お正月も路地で
    熱帯植物が見られるかも
    2015年12月25日 17:27
  • はるる

    色鮮やか、本当に派手ですね。
    これだけあると、これだけで見応えありますし、豪華です。
    花ってすごい力がありますね。
    今、このような花が見られて嬉しいです。
    2015年12月25日 18:53
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    暖かい冬で、こちらではまだ零度以下になることがありません。
    ヒネムは耐寒性がないのですが、このまま冬越し出来るかもね。
    2015年12月25日 21:12
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    ヒネムは派手な花でしょう。ギョリュウバイも紅白そろい踏みで色を自慢しています。花は本当に綺麗だし、種類が多いので、私がのめり込む気持ちも分っていただけるかも。
    2015年12月25日 21:15

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