11月28日、2週続けて行った武蔵丘陵森林公園です。先週同様、都市緑化植物園展示棟前のベンチで昼食後、「サザンカガイドツアー」の参加申し込みを行いました。
ガイドツアーが始まるまでの間、ボーダー花壇の花を撮影しました。
ノジギク (野路菊)
キク科キク属の多年草。野菊の1種。牧野富太郎が発見・命名
日本在来種で、本州(兵庫県以西)・四国・九州の
瀬戸内海・太平洋沿岸近くの山野などに自生


アシズリノジギク (足摺野路菊)
母種のノジギクよりも葉が小さくて厚い
四国(高知足摺岬一帯から沖ノ島-愛媛県佐多岬)に自生


リンドウ (竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年草。本州から四国・九州の湿った野山に自生
寒さのせいか、葉が銅葉色になっていた


ダンギク (段菊)
クマツヅラ科カリガネソウ属の多年草。日本~中国南部に分布

カエンキセワタ (火焰被綿)
シソ科カエンキセワタ属の多年草。原産は南アフリカ
英名はライオンズイヤー(花冠がライオンの耳に似ているから)


カルドンのロゼット
カルドンはキク科チョウセンアザミ属の多年草。アーティチョークの野生種
草丈が大きく、花も大きな草はロゼットも驚くほど大きい

キク科キク属の多年草。野菊の1種。牧野富太郎が発見・命名
日本在来種で、本州(兵庫県以西)・四国・九州の
瀬戸内海・太平洋沿岸近くの山野などに自生
アシズリノジギク (足摺野路菊)
母種のノジギクよりも葉が小さくて厚い
四国(高知足摺岬一帯から沖ノ島-愛媛県佐多岬)に自生
リンドウ (竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年草。本州から四国・九州の湿った野山に自生
寒さのせいか、葉が銅葉色になっていた
ダンギク (段菊)
クマツヅラ科カリガネソウ属の多年草。日本~中国南部に分布
カエンキセワタ (火焰被綿)
シソ科カエンキセワタ属の多年草。原産は南アフリカ
英名はライオンズイヤー(花冠がライオンの耳に似ているから)
カルドンのロゼット
カルドンはキク科チョウセンアザミ属の多年草。アーティチョークの野生種
草丈が大きく、花も大きな草はロゼットも驚くほど大きい
ロゼットとは(Wikipediaより)
ロゼットという言葉は、元来はバラの花から由来する言葉で、八重咲きのバラの花びらのような配列を表わす言葉である。したがって、やや細長くて多少とも平らな構造や器官が一か所に集まり、放射状や螺旋状に配列するもののことをロゼット、あるいはロゼット状と表現する。
植物の茎と葉のようすを表す植物用語である。茎がほとんど節間成長しないため、地上茎が無いか極端に短く、葉が放射状に地中から直接出ていること、あるいはそれに近い状態をいう。そのような葉を根出葉というが、つまり、ロゼットと言うのは、根出葉が円盤状に並んだような植物体を現す言葉である。個々の葉をロゼット葉とも言う。
11月28日撮影。
(つづく)
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つくば植物園にて(8) 11月13日撮影
バルレリア・アルボステラータ
キツネノマゴ科バルレリア属の常緑低木
原産は南アフリカとジンバブエの亜熱帯森林地域
大きな苞葉の中から花が咲く.。葉には細い毛が密生する

(サバンナ温室にて)
ペラルゴニウム・インクイナンス
フウロソウ科ペラルゴニウム属の低木状多年草。原産は南アフリカ
ペラルゴニウムの原種の一つ


(サバンナ温室にて。フラッシュ使用)
キツネノマゴ科バルレリア属の常緑低木
原産は南アフリカとジンバブエの亜熱帯森林地域
大きな苞葉の中から花が咲く.。葉には細い毛が密生する
(サバンナ温室にて)
ペラルゴニウム・インクイナンス
フウロソウ科ペラルゴニウム属の低木状多年草。原産は南アフリカ
ペラルゴニウムの原種の一つ
(サバンナ温室にて。フラッシュ使用)
(つづく)
この記事へのコメント
river
寿々木
みっきい
ペラルゴニウム・インクイナンス、 我が家の一重のゼラニュムと思ている花に良く似ています。
リンドウの葉の赤くなっているのは晩秋らしいですね。
壇菊がここにも咲いていましたか?今年初めてダンギクを覚えました。知らない事ばかりでお恥ずかし次第です。
nobara
リンドウは銅葉色して晩秋ですね。
地上部はなくなるのかしら?
ヒメツルソバなどの銅葉はやがてまた緑に変りますよね。
カエンキセワタがまだまだ頑張っていますね~
ゼラニウムの原種になるんですか?
深い赤ですね。好みです。
なおさん
日本の宿根草を植えてある区画ですね。ノジギクやアシズリノジギクは遅咲きで、寒さにあうと花が赤みを帯びるのでより美しいです。アシズリノジギクはうちでも育てています。
リンドウも清少納言さんが枕草子で、紅葉したさまを愛でていますが、趣があり良いものです。
此処にはキセワタも植えてあるのですが、大親分??のカエンキセワタも見事に咲いていますね。
shuuter
現地ではいまごろさくのですかね、見てみたいです。
eko
野に咲くキクは判別できません。すべて野菊の一くくりです。
足摺ノジギクも良いですね。
リンドウの銅葉、このまま枯れますか?
カエンキセワタはまだまだ元気に咲いていますね。
ペラルゴニウム・インクイナンスはゼラニウムの原種なんですね。
すーちん
ノジギク、葉っぱは
確り菊の葉っぱですね
菊の葉っぱの香りがして
来そうです
長さん
菊は似たようなものがたくさんあって苦手な品種です。ここには名札がありますから、その通り記載しましたが、そうでなければあれかこれかと迷います。
長さん
こうして並べると、ノジギクとアシズリノジギクは確かに葉の大きさが異なることが分りますが、名札がなければお手上げですよ。
長さん
ノジギクは咲き始めが白く、次第に赤みを帯びるようです。アシズリノジギクも写真ではピンクを帯び始めたものが写っています。
原種のベラルゴニウムは幾つかあるようですが、イングイナンスが一番鮮やからしいですよ。
段菊と書きますが、キク科じゃないんですね。
私も花が好きで、たくさん見てきましたが、まだまだ知らない花がありますよ。
長さん
ノジギクは咲いてからしばらく経ったような感じでした。対照的にアシズリノジギクは殆どが真っ白でした。
リンドウは常緑タイプ以外は、冬、地上部が枯れるそうです。
カエンキセワタは盛りでまだまだ咲きそうでしたよ。
ペラルゴニウム・インクイナンスは鮮やかな朱色ですね。
長さん
このボーダー花壇、300m以上ありそうですね。この日はいらっしゃいませんでしたが、先週は手入れをされている潟がおられました。
アシズリノジギクやリンドウはボーダー花壇の左手前で咲いていました。リンドウは葉がこんな色になっても咲き続けるのですね。
着せ綿も植えてありますか。見当たらなかったので、花は終わったのでしょう。
長さん
アシズリノジギクは足摺岬から佐田岬にかけた海岸に分布するそうで、花期は10月から12月だそうです。
長さん
ノジギクは咲き始めは白で、終盤にピンクが出てくるようです。アシズリノジギクも同様らしいですが、まだ咲いたばかりの印象でした。
リンドウは花が終わったら枯れてしまうでしょうね。
ペラルゴニウム・インクイナンスはペラルゴニウムの原種のひとつです。ペラルゴニウムは春から初夏にかけての一季咲きで、ゼラニウムに近い属です。一方、ゼラニウムは周年開花します。
長さん
ノジギクの葉はキク科の葉の特徴が良く出ていますね。白い覆輪があるようです。葉に触って匂いを確かめてくれば良かった。
信徳
この時期キク類が花壇を明るくしてくれますね。
行き当たりばったり
カエンキセワタ---面白い、そして興味をひかれるお花です。今でもお花が沢山咲いている場所があるんですねぇ。
最後のお花も生き生きですね。
長さん
ボーダー花壇はノジギクのところだけ明るく輝いていました。
我が家にも小菊が咲いています。世話なしで咲いてくれるのでありがたいです。
長さん
カエンキセワタは橙色の毛が密生していて、ライオンの耳という例えも頷けます。
12月に入り花の種類は少なくなりました。これからはサザンカやツバキの季節ですね。
無門
寒さで変色した葉
それでも花が際立つようで
けなげに咲いていますね
長さん
これから霜が降りるようになり、リンドウも地上部が枯れますが、それまで精一杯咲いているリンドウがけなげです。
はるる
この時期華やかになりますね。
寒さに強いのでしょうか。
長さん
カエンキセワタの花期は10月~12月です。まだ見たことはないのですが、白花もあるのですって。耐寒温度は0℃だそうで、南関東なら冬越し出来そうです。