竜神大吊橋から奥久慈・大子町にある、「袋田の滝」を見に行きました。日本三名瀑のひとつと言われているので、ご存じの方も多いでしょうが、分りやすい案内図を見つけたので、貼り付けておきます(360@naviから)。左下は観瀑台に至るトンネルの入口です。この日は茨木県民の日なので、入場無料でした。
袋田の滝は、流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれ、また一説には、その昔、西行法師がこの地を訪れた際、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことからとも伝えられています。
トンネルの突き当たりには「四度瀧不動尊」が祀られています(断崖にあったものを移設したらしい)。不動尊の手前を左に折れると、新しい観瀑台へのエレベーターがあります。
新観瀑台は3層になっており、これは第2デッキの画像です。
一番上の第3デッキに登りました。
第3デッキから見た袋田の滝(1段目から3段目)です(上下2枚を合成)。滝は北西に向いて落ちており、午前中は逆光になってしまいます。
一段目の滝と紅葉です。
以前からある観瀑台に降りてきました。1段目は部分的にしか見えません。手すりから下を見ると4段目が見下ろせます。
観瀑台から滝川にかかる吊橋が見えます。
吊橋に至るトンネルを降りて、3段目と4段目を撮りました。
左下、吊橋で記念写真。右下は吊橋を渡り、左岸から袋田の滝と吊橋を撮ったもの。新旧の展望台が見えます。
滝見茶屋の展望台から。3段目の一部が見えます。
その上の岩壁と紅葉です。やはり、まだ見頃には早いようです。
滝見茶屋で食べた「天然仕上げの鮎の塩焼き」。炭火で長時間焼き、頭から尻尾まで全部食べられます。右下は作業場に入らせてもらって撮ったもの。
那珂ICより常磐道を南下し、つくば植物園で温室の花などを撮影して帰宅しました。
(旅行記は終了し、つくば植物園の花は別シリーズで投稿します。下はその1回目です)
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
つくば植物園にて(1) 11月13日撮影
カメリア・オレイフェラ (ユチャ)
ツバキ科タイワンツバキ属。中国中南部~ベトナム、ラオスなどに分布
種から油がとれる(製品名はサザンカ油として売られている)ので、
中国では「油茶(ユチャ)」と呼ばれる。昭和初期に渡来し、和名も同様
花弁の先端が割れているのが特徴
熱帯資源植物温室の北側で撮影(フラッシュ使用)
ツバキ科タイワンツバキ属。中国中南部~ベトナム、ラオスなどに分布
種から油がとれる(製品名はサザンカ油として売られている)ので、
中国では「油茶(ユチャ)」と呼ばれる。昭和初期に渡来し、和名も同様
花弁の先端が割れているのが特徴
熱帯資源植物温室の北側で撮影(フラッシュ使用)
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
ホワイトバランスを太陽光で撮ると、陽が当たらないと水に青みがかかるので、かえって良いかもしれません。
僕は駐車場近くの売店でアユの塩焼き食べましたが、大きくて美味しいですよねえ。
つくば植物園の油茶の花も清楚で良いですね。
ポン太
寿々木
無門
名瀑は
年に四度でも足りないぐらい
折々の変化が楽しめそうですね
長さん
やはり県民の日ですから、人出が多かったです。
2枚合成の写真に右上にハレーションが写っているように、右前斜め上からの逆光です。岩肌に露出を合わせると葉の色が飛んでしまい。葉に合わせると岩肌が黒くつぶれてしまいます。
滝見茶屋のご主人は午前6時から鮎を焼き始め、大勢のお客さんが立ち寄ってくれることを期待していましたが、どうなったでしょう。
長さん
茨城県の最北端にあたりますので、奈良からは遠すぎますよね。
高さを誇る滝もありますが、ここは横に広がって何筋にも流れ落ちるのが自慢だそうで、冬には氷結することもあるのですよ。
長さん
ネット画像で見ると、タイワンツバキの多くは花弁の先端が割れているようです。しかし、写真の品種では殆ど割れていない花もあり、個体差が出るようです。
長さん
埼玉県の最北部にあるので、真冬は結氷することがあるのです。それを見に行きたいのですが、寒いのは苦手で(笑)。
river
みっきい
4段に流れるきれいな滝ですね!
紅葉もきれいですね。
観瀑台へのエレベーターまであるんですね?
茨木県民の日なので、ここも入場無料だったのですか?良い日を選ばれましたね。
ユチャと言う油があるのですか?日本の椿油とは違うものなのですね?サザンカに近い椿なのですね?
shuuter
観瀑台があるのですね、同じ時点からの撮影となるのですね。
横幅の広いいい滝です。
eko
さすがに名瀑といわれるだけありますね。一度行きたいのですが、こちらからだと遠いです。
大勢の人で賑わっていますね。
アユの塩焼きは美味しいでしょうね。
ユチャの花清楚で良いですね。
長さん
日本三名瀑のひとつと言っても、華厳の滝や那智の滝ほど知名度がないのです。先日の三大稲荷みたいに三つ目は地元というようなものですね。でも、話の種に一度行ってみて下さい。近くの中居山に登って滝を見るのも良いらしいですよ。
長さん
三大何とかというと、三つ目はあまり知られていないようなご当地ものが続くのが多いですよね。
従来の観瀑台は上の方がよく見えないので、岩をくりぬいて新たに作ったのです。
ユチャから作られた油はサザンカ油として売られているそうです。
長さん
なおさんとは偶然、同じ日になりました。私達は午前、なおさんは午後でしたから、すれ違いでした。
ここは横に広がった細い流れが特徴ですね。
行き当たりばったり
すばらしい滝の写真です。
名前は聞いていましたが---。
たくさんのしかけがあり、大勢の方が感動されたのではないでしょうか。
魚もよし、そしてお花もいい---ですね
ロシアンブルー
袋田の滝、トンネルの出来る前と出来てからと行きましたが楽に展望台に行くことが出来、瀑布も広くて壮観ですね。見ごたえあります。
油茶の花弁はあまり見かけませんね。
長さん
1段目が2段に見えますが、大まかに4段の滝ということになっています。名古屋からだと遠いですから、写真だけで見た気になって下さい(笑)。
この鮎、養殖ですが、天然に近い状態で育てているそうで、美味しかったですよ。
長さん
福島県に近い場所にある滝ですから、ご存じでしたね。従来の観瀑台より50m程高い場所に観瀑台が作られたので、見物客が増えたようです。
長さん
午前中だったので、エレベーターの待ち時間が5分ほどで済みました。混んでいると15分待ちだとか。太陽の角度の関係で逆光でした。今度行くときは午後にしようかと思います。
ユチャという木は他では見かけません。
nobara
ゆったりとした滝のイメージがあります。
岩肌を嘗めるように流れ落ちますよね。
ユチャはタイワンツバキの面影がありますね。
葉がそんな感じです。丸の内の道路植え込みのタイワンツバキもそろそろ見頃でしょうか。
広島方面に一っ飛びして参りました。
信徳
良い時期に行かれました。紅葉も丁度良くて人も多いようでしたね。
四度見の滝とも言われ春夏秋冬四度見るのだそうです。氷瀑だけはまだ見たことがありません。
すーちん
素晴らしい滝ですね
エレベーターも有るのですね
長さん
広島にお出かけでしたか。紅葉には早いので、縮景園や厳島神社辺りでしょうか。
袋田の滝、ご覧になりましたか。新しい展望台が出来て、1段目の滝がよく見えるようになりました。
ユチャの向かい側にタイワンツバキもあったのですが、今年はなぜかつぼみばかりでした。
長さん
紅葉の良い時期を狙っていったのですが、ちょっと早すぎたようです。今年は気候が不順で色が良くないようです。
袋田の滝は3回目ですが、結氷したところを見たいです。
長さん
従来の観瀑台は位置が低いので1段目が少ししか見えなかったのです。そのため、50mほど上の方に新しい観瀑台が出来ました。
コスモス
TVでよく見るのは1段目と2段目でしょうか。
一度行きたいと思っていますが、なかなか…。
長さん
7年前にトンネルを広げ、岩をうがって第2展望台が出来ました。歓談はなく2基のエレベーターで昇ります。4段目は手すりから下を見なければならないので、滝の全景を写すことが出来ないのです。
TVなどで紹介されるのは3段目の滝が多いみたいですよ。
はるる
ユチャ、初めてです。温室育ちなんですね。
長さん
袋田の滝は特徴のある滝ですから、一度見たら忘れられないですよね。
観瀑台が空いていたら三脚でスローシャッターを使った写真も良いでしょう。
ユチャの場所が分りにくかったですね。屋外です。
りりい
うらやましい限りです。
四季に一度ずつ訪れるといいと言っても、なかなかそうもいきませんね。
中部地方からでは遠すぎますし、交通もままならないです。
ののはな
それにしても長さんはお元気ですね。ほんとにその行動力には脱帽です。
長さん
今回は北茨城の紅葉を訪ねる企画でしたが、ちょっと早すぎてしまいました。
袋田の滝は3回目ですが、2回目はもう20年以上も前のことです。愛知県からは遠すぎますよね。
長さん
袋田の滝の第二観瀑台は7年前に出来ました。従来の観瀑台からは40くらいも高い位置から眺めるので、昔のご記憶からは見え方が違うでしょうね。
ドライブが好きだし、疲れたら妻と交代なので、遠方でもあまり苦にならないのですよ。