秋の茨城温泉旅行(その1)
11月12日から1泊で茨城県を旅行してきました。お付合いいただいたのはいつものTADAOさんご夫妻です。TADAOさんご夫妻は高崎在住なので、笠間稲荷の駐車場で10時に待ち合わせました。勿論、最初の目的地は笠間稲荷神社(日本三大稲荷)で開催中の菊まつり(大菊花展、茨城県菊花連盟菊花品評会、菊人形展など)です。
笠間の菊まつりは第108回で、日本最古だそうです。始まりは明治41年だそうで、それまでの朝顔展示を発展させたもの。大正2年から菊の品評会も始まり、昭和23年からは菊人形展も行われるようになりました。今年は10月17日から11月23日までの38日間です。
菊の鉢植えが並べられた仲見世を通り抜けると、大きな楼門が。天気は生憎の曇り空でした。
楼門をくぐると様々な菊が並び、狐の菊人形もお出迎え。
拝殿です。品評会の展示は拝殿の右手から本殿の裏へと続きます。
菊花の寿命は長いとは言え、品評会に出展されてから4週間近くも経つと花弁が痛んできていましたので、少し引いた写真を貼り付けます。
笠間稲荷美術館への続く門。ツアーの団体さんも訪れていました。
門の屋根にイチョウの葉が落ち、良い雰囲気に。
今年の菊人形展のテーマは「花燃ゆ」でした。
11月12日撮影。
(つづく)
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この記事へのコメント
黄昏龍
茨城県特集が続いておりますので、
県民としては嬉しい限りです。
菊人形のテーマは知っておりましたが
どのような展開なのでしょうか??
明日からですかね?楽しみに待つ事にします。
寿々木
ロシアンブルー
菊花展のシーズンですね。
見事に咲かせてますね~、昔、父親が菊鉢を何点か作り、重たい鉢を家の中へ入れたり、出したり手伝わされました。
菊の時期になると思い出します。
小菊の盆栽、素敵ですね。
eko
厚物、細管、懸崖菊、盆栽と丹精込められた作品が並び、見応えがありますね。
river
日本三大稲荷と言うのは伏見稲荷神社を含みますがそれぞれが自社を三大稲荷と言うので9つぐらいの神社がありますね。
なおさん
笠間の菊まつりを見にお出かけされましたか。菊の時期ではないときに笠間稲荷に行ったことがあります。
日本で一番古い菊まつりですか。さすがは本家??だけのことはあり、見事なものばかりですね。
菊人形も素晴らしいです。
大菊も見事ですが、個人的にはこじんまりと楽しめる小菊が好ましいです。
長さん
これから茨城県北部を旅した報告をしばらく続けますので、大いにPRするつもりですよ(笑)。
「花燃ゆ」をテーマにした菊人形は全10景からなっていました。17日にアップする予定です。
長さん
どれも素晴らしい菊ですが、展示開始から1ヶ月近く経ち、変色し始めているものがあったのは残念でした。札は出品票で、出品部門や種目、菊の品種名、住所氏名が書かれていました。
長さん
父上が菊の栽培をされていましたか。挿し芽から始まって開花させるまで、毎日のように手入れをしないとならないので、大変だそうですね。
菊の盆栽、見事なものが並んでいました。これも苦労が偲ばれます。
長さん
笠間の菊まつりは日本最古だそうですから、ご存じの方も多いですね。
色々な作り方で出展されていましたが、省略させてもらいました。
菊人形展は写真の写りが悪いのですが、17日に報告します。
長さん
笠間は益子と並んで陶器が有名ですね。陶器まつり(正月)には何度も行っているのですが、笠間稲荷は2回目だったような。
三大稲荷は自称のようです。総本社の伏見稲荷大社の見解では「三大稲荷は地域により異なる」そうです。
長さん
13日は茨城県民の日だったので、入場無料になった施設もありましたよ。ちなみに、千葉県民の日は6月15日で、無料になる施設が71もあるとか(子供のみを含む)。
見事な菊が並んでおり、愛好家の多さを伺わせます。作るのは大変らしいので、見るだけにしておいたほうが良いですね。
月奏曲
瓦にイチョウの写真が落ち着いててよかったです。
私結構地味好きなのかも?
nobara
幼い頃は何といっても菊人形展が盛んでした。
爺婆に連れられて見に行きましたが・・
ひと頃よりは少なくなったようですね。
大宰府の天満宮の菊花展で初めて一文字菊に出逢いましたが、自立できずお花は台付きですよね~
格調高いとは思いますが少し違和感を持ちました。
三大○○は言ったもん勝ち?と聞いた事があります。
それほど素晴らしいと云う事なんでしょうね。
菊花展に合わせるのも大変でしょうね。
shuuter
広い場所に 大事に育てられて 展示場にはこばれてくるのでしょうね。
ランを栽培していて思うのです。
狭い場所で育てるものですから葉が折れたり枯れたり傷ばかりです。
長さん
このような品評会に出される菊は大輪のものが多いです。大きすぎて面白くなかったですか。
瓦屋根に落ちたイチョウの紅葉、秋らしくて良いでしょう。
長さん
菊人形展は後日報告しますが、作るのに時間と手間がかかるようで、技術も持っている人も少なくなってきたのかも知れません。
一文字菊は台紙を取ったら花弁が重くて垂れ下がるでしょうね。
三大稲荷については、総本社である伏見稲荷も「地域により異なる」ことを認めているそうですよ。
長さん
大輪の菊を見事に咲かせるにはある程度の技術が必要ですね。愛好家は数鉢と言うことは無いでしょうから、場所も必要です。懸崖作りや千輪咲きなどは夜間照明設備も必要だそうですよ。
信徳
菊は本当に花期が長くて良い花ですね。
私が行ったのは10月26日でしたから半月たっても良く綺麗に咲いています。
群馬の「ながめ公園」の関東菊まつりも見て来たのですがここも素敵でした。
長さん
菊は花の寿命が長いですよね。しかし、開催されてから26日目ですから、一部の花は茶色く変色していました。やはり、開催されたら早く行った方が良さそうです。
無門
花燃ゆ
雰囲気が出ていますね
一本の菊からこんなにも
花を咲かせる技術
感服しますね
すーちん
『福助』ですか、こんなに
丈を低くしたつくり方も有り
なんですね
自由自在ですね~
長さん
花燃ゆのストーリーにちなんだ菊人形が展示されていました(18日に投稿します)。
懸崖作りや千輪咲きは挿し芽から1年半も必要で、伸び始めたらひたすら摘心して枝を増やすのだそうです。
長さん
「福助」はあの人形みたいな形ですね。矮化剤を使って茎が伸びるのを抑制するんですって。
はるる
立派なものです。
昔、祖父がいっとき作っていたのを、ちょっと思い出します。
盆栽は変わっていて面白みがあると思います。
長さん
放っておけば咲く菊ですが、好みの大きさや花数、形に育て上げるのは大変らしいです。毎日面倒を見なければならないので、旅行なんて行けないでしょうね。