ご存じのように、今年は日航123便事故から満30年に当ります。私たち労組OB・OG会もこれを機に慰霊登山を企画しました。
10月29日午前10時、JR高崎駅に21名が集合しました。内訳は会員16名、家族4名、友人1名でした。
移動は、上野村の民宿旅館・不二野屋さんのご主人が運転するマイクロバスを提供していただきました(感謝)。
途中、富岡市の花屋さんで献花する花を調達、また、向かい側のスーパー丸幸で昼食用の弁当を調達しました。.スーパー丸幸の裏側(北側)の東野酒店は、水戸黄門役でも有名だった東野英治郎さんの生家です。
富岡市から下仁田町、南牧村を経て上野村に入りました。自家用車の場合、上信越道下仁田ICが便利です。
国道299から県道124号に入り、三岐地区から林道に入って御巣鷹の尾根を目指します。この道は、東京電力の神流川発電所(揚水発電所)建設のお陰で、昔からは比べものにならない、良い道になりました。
12時ちょっと過ぎ、スゲノ沢の「下駐車場」に到着しました。以前は、ここから御巣鷹の尾根に徒歩で向かいましたが、現在は更に上まで車道が整備されています。
今年は紅葉が例年より早いようで、カエデが真っ赤に染まっていました。
下駐車場から数分、登山口駐車場に着きました。大型車用の駐車場も整備されていました。
登山開始です。駐車場から「昇魂之碑」がある御巣鷹の尾根までは約600m、高低差180mほどを登ります。
沢沿いに、明るい林間を登ります。
何の花後でしょう?葉の先端に特徴があります。
→ カメバヒキオコシ(シソ科) なおさん、ありがとうございます。
「すげの沢のささやき」(事故のアメリカ側調査責任者ジム・バーネットが建立した石碑)です。左側に屋根付きの案内図、ポストのような箱の中に御巣鷹の尾根の案内図が入っています。
「昇魂之碑」まで500mを切ると、登山道は傾斜を増します。
やがて、左手に小屋が2棟見えてきます。
左手前の小屋は特定日にJALの社員が常駐し、ご遺族のお世話をさせていただいています。その上側の小屋は施錠されておらず、どなたでもお休みいただけます。小屋の右手にはトイレも作られています。
登り始めて20分ほどで上の小屋に到着。ここを拝借して昼食にしました。
(つづく)
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日比谷公園ガーデニングショー2015にて(1)
10月24日撮影
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
紅葉も綺麗に色付き、お天気も良いようでまずまずの日だったようでなによりです。
?という花後の画像は、カメバヒキオコシかと思います。葉先のとんがりが面白いですよね。
日比谷の花壇のさまざまな花もそれぞれに工夫を凝らして美しいですね。
nobara
JALさんはいまだに常駐なさってお世話をなさってるんですね。新人研修もかならずここの慰霊登山なさってると聞きました。肝に銘じて~って事なんでしょうか・・事故は大変な事でしたが、それをいつまでも風化させない姿勢も大事ですね。
コウシンヤマハッカかと思いましたが、葉の先端が3裂していますからカメバヒキオコシですね。
日比谷花壇もこの時期はビデンスが綺麗なんですね。
コスモスともまた違った雰囲気ですね。
長さん
御巣鷹の尾根は標高1500m以上ありますから、雪が積もります。ですから、墓標をたどる道も毎年整備しなければなりません。今回同行の会員の中で、2名が在職中ソの仕事に携わり、退職後もボランティアを続けています。
6年前の慰霊登山では小雨だったので、今回は紅葉を眺めながらの登山で快適でした。
カメバヒキオコシでしたよね。時間がなくて手抜きをしました。
長さん
なるべくご遺族や一般の登山者が少ない時期で、旅館を確保できる時期、会員への周知に要する期間などを考慮して決めました。
同行のうち2名はご遺族の登山の支援や尾根の整備に関わった人間です。私も、事故当時はご遺族のお世話を担当させていただきました。
カメバヒキオコシ、名前が出てこず、手抜きをしました。段々、記憶が衰えてきています。
ガーデニングショーで新しい品種のカラーリーフを紹介する花壇でしたが、やはり花に目が行ってしまいます。
黄昏龍
もう30年ですか・・・
この事故が起きた時当時、長男が3歳でしたが、
TVに釘付けになりニュースを見終わった後に
ジャンボジェットのおもちゃで、墜落の様子
を何度も見せてくれた事が、子供の目にも
衝撃的だったのだなぁ~という
我が家の思い出があります。
毎年墜落した日になると家族で長男の当時
の姿が話題になります。
遺族となられ方々のご冥福を心より祈念します。
eko
あの事故から30年なんですね。時の経つのは早いです。
登山道も整備されているのですね。いつまでも事故を風化させないで教訓とされているのは大切なことです。
日比谷公園のカラープリンツ花壇、綺麗ですね。
すーちん
30年経つのですね~
歳を取られたご遺族の方
慰霊登山大変でしょうね~
shuuter
わたくしの会社の役員もなくなりました。
妻は飛行機は怖いので 乗りませんです。
みっきい
もう30年ですか、道路も整備されてきてますね。
今も毎年の慰霊祭には多くの方の登山がありますね。
遺族の方も歳を取られて大変でしょうね。
事故を風化することなく、教訓として頂きたいです。
もうカエデが紅葉していますね!寒かったでしょう。
日比谷公園ガーデニングショーでカラーリーフとは、花ではなく葉っぱの紹介ですか?
ロシアンブルー
御巣鷹山慰霊登山お疲れ様でした。
月日の過ぎるのが速いですね~30年経つとは・・・。
登山道は大分整備されキレイですね。紅葉も始まってますね。
長さん
当時のテレビをご覧になった方は決してあの事故の悲惨さを忘れないと思います。私たち加害者側にいた人間にとっても同様です。しかし、経営者側は当時の教訓をすっかり忘れたかのように、航空の安全を利益の下に置く考え方となってしまい、私たちは事故の再発を恐れています。
長さん
私が初めて御巣鷹の尾根に登ったのは事故の翌年からですが、当時はすれ違いも困難なような道で、登るのにも1時間半ほどかかりました。日航は事故の教訓を忘れてもらっては困るのです。
長さん
30年間で私も歳を取りましたが、ご遺族の中にはもっとご高齢の方がいらっしゃり、登山したくても出来ないようになってしまいました。
長さん
ご勤務先の役員さんも犠牲になられましたか。申し訳ないことです。
事故を起こすと飛行機は危険な乗り物と思われますが、事故率を移動距離で考えると、タクシーよりずっと安全な乗り物なのです。
長さん
事故を知らない社員にも航空安全の原点としてここに登ってもらっていますが、稲盛氏を始めとする経営者は航空安全を利益の二の次に考えているようで、私たちはとても案じています。
カラーリーフの紹介なんですが、やはり花に目がいってしまいます。
長さん
月日の経つのは早いものです。30年間で、私は多分13回目の慰霊登山になると思いますが、紅葉の時期に登るのは初めてなんです。
小梨
信徳
お疲れ様です。
魚沼からの帰路三国峠でニュースを聞きました。
画像を見させて貰うと上部は急な山ですね。
寿々木
長さん
30年、今から思うとあっという間ですね。その間、過去の反省を生かせず、会社更正法適用、つまり実質倒産してしまいましたからね。
長さん
30年経っても、絶対忘れられない出来事でした。
山小屋まではそれほどでもないのですが、ここからが急峻な傾斜になるのです。
長さん
事故の主因は圧力隔壁の破裂とされており、それまでの123便は相模湾上から伊豆半島の先端に向け飛行していますから、富士山を見せようという意図はなかったようです。
りりい
JALさんも、いろいろな出来事がありましたね。
日比谷公園のガーデニング、とてもカラフルで、見ただけで元気が出ます。
長さん
御巣鷹の尾根に登るご遺族がおられる限り、JALとしてもお世話を続けて欲しいです。事故の教訓を生かして「安全第一」のJALに復活することが必要ですが、また儲け本意の会社になっているのが心配です。
はるる
テレビではいつも拝見していますが。
小屋もトイレもあるとは知りませんでした。
ガーデニングショー、きれいで見てまわると気分も楽しくなりますね。
長さん
山小屋は当初警察が建てたものですが、それを上野村が引き継ぎ、修繕しながら使っています。トイレは下の駐車場と山小屋付近の2ヵ所にあります。
ガーデニングショーは4つの部門でコンテストがあり、力作が並んでシマした。
無門
早いもので
あれから30年ですね
感慨深いものがあるのでしょう
長さん
30年経つのは早いものですね。ここに登ると、あの頃の体験が次々に蘇ってきます。