前回(8月22日)には見られなかったコバノカモメヅルの花が咲いていました。
コバノカモメヅル
小葉の鴎蔓。ガガイモ科カモメヅル属のつる性多年草。花期は7~9月
関東地方~近畿地方の太平洋側に分布。中国にも自生があるという
日当たりの良い低地~山地の草地や林縁、湿地などに生える

水生植物園で撮影。白い花はナガバノシロワレモコウ
和名の由来は、対生する葉を翼を広げたカモメに例えたもの
小葉のと付く由来は分かっていないが、単に小さな葉という意味か

花は暗紫色の星形で、直径1cm前後。一度見たら忘れない(多分!!)


ゴンズイの実
権萃。ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小低木。花期は5~6月
袋果はもう少し大きくなると裂けて黒い種子が顔を覗かせる
名の由来は諸説あり。別名:狐の茶袋、黒臭木

水生植物園の北側入口付近で撮影
サネカズラの実
実葛。マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本。花期は8月
実はこれから赤くなり、径1cmほど、全体の大きさは5cmほどになる
別名:美男葛

上の写真で、実の上の方に薄い黄緑の昆虫が止っています
これを拡大したものが左下の写真。調べてみたらアオバハゴロモと判明
青羽羽衣。カメムシ目ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科に属する昆虫
先日、小さな蟻が何かを運んでいたが、これの翅らしい(右下、再掲)


水生植物園の北側入口付近で撮影
小葉の鴎蔓。ガガイモ科カモメヅル属のつる性多年草。花期は7~9月
関東地方~近畿地方の太平洋側に分布。中国にも自生があるという
日当たりの良い低地~山地の草地や林縁、湿地などに生える
水生植物園で撮影。白い花はナガバノシロワレモコウ
和名の由来は、対生する葉を翼を広げたカモメに例えたもの
小葉のと付く由来は分かっていないが、単に小さな葉という意味か
花は暗紫色の星形で、直径1cm前後。一度見たら忘れない(多分!!)
ゴンズイの実
権萃。ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小低木。花期は5~6月
袋果はもう少し大きくなると裂けて黒い種子が顔を覗かせる
名の由来は諸説あり。別名:狐の茶袋、黒臭木
水生植物園の北側入口付近で撮影
サネカズラの実
実葛。マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本。花期は8月
実はこれから赤くなり、径1cmほど、全体の大きさは5cmほどになる
別名:美男葛
上の写真で、実の上の方に薄い黄緑の昆虫が止っています
これを拡大したものが左下の写真。調べてみたらアオバハゴロモと判明
青羽羽衣。カメムシ目ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科に属する昆虫
先日、小さな蟻が何かを運んでいたが、これの翅らしい(右下、再掲)

水生植物園の北側入口付近で撮影
(つづく)
この記事へのコメント
river
nobara
小葉の・・コカモメヅル(小カモメ)というのもありますね~しかし、長さんのお写真、素晴らしい。
たてもの園のゴンズイも遠目、真っ赤になっています。
果実が大小あって不思議です。
アオバハゴロモ、果汁を吸いますね~ 果樹園に発生するとヤーな感じです。凄い被害はないようですが。芸者って学名が付いてる?なかなか妖艶なかんじですよね~
アリさんも飾ってるのかしら?(笑)
長さん
赤城山にはコバノカモメヅルが自生していますか。赤城山の他の地域では見られないと言うことですが、この植物は環境を選ぶのですかねー。
長さん
今回は三脚とマクロレンズを使っていますから、ぶれずに撮れたのです。
オオカモメヅルとコカモモヅルはオオカモメヅル属で、コバノカモメヅルはカモメヅル属なので、大小の関係はオオカモメヅル属の中の問題らしいです。
ゴンズイは実に大小がありますね。どんな理由か分りませんが、大きいものは実が割れて黒い実が覗いていましたから、中身と一緒に大きくなるのかもね。
アオバハゴロモは吸汁害虫とされているようです。学名のgeishaは芸者からきたものだそうで、翅色からの発想でしょうね。
なおさん
ゴンズイやらガマズミやらも気の早いのは色付いてきていますね。秋の木の実もいろいろ楽しみなものです。
長さん
なおさんもここでコバノカモメヅルをご覧になりましたか。私は昨年初めてここで見ました。この花の形と色ですから、一度見たら忘れませんね。昨年もナガボノシロワレモコウに絡みついていました。
ゴンズイは既に実が割れ始めたものがありましたが、葉が邪魔をして写真には撮れませんでした。
寿々木
みっきい
サネカズラの実はご近所にあるので見てきました。
青羽羽衣というのですか?いますよ!白い綿のような虫も固まっています。
ミックン
コバノカモメヅル、命名の訳が分かりました。星形で、色も印象深くわすれそうにないですね。あー、あの辺りの湿地場所かと思い出しながら拝見しました。ナガバノシロワレモコウも思い出しました。
長さん
コバノカモメヅルを取り上げるのは昨年に続いて2度目ですが、紫のヒトデみたいで、ガガイモとは似ても似つかない花なので、面白いですね。
長さん
この花色、形は他に類がないから記憶に残りますね。ただ、花と名前がイメージ的に繋がらないのが難点かも知れませんね。
サネカズラの実、これから赤くなってきますね。
アオバハゴロモ、ご存じでしたか。幼虫は白い綿のようなものを身につけているそうですね。
長さん
葉がカモメのようだと言われても、このような形の葉はめずらしくないのでちょっとピンときませんが、花の形や色は一度見たら忘れません。この花が見られるのはチョウジソウやサクラタデも咲くところですから、ご記憶にあることでしょう。
mori-sanpo
場所的には生育場所は想像できますので、また出かけて見たくなりました。
ゴンズイの実が熟して来ましたね。
この場所のゴンズイの黒い実を撮った頃のことを思い出しました。
shuuter
今植物園に出かければ見れるかもしれませんね。
ゴンズイの実赤くなり出しましたね。
まだ少し早いのかもしれません。
長さん
コバノカモメヅルがはびこっている場所は、遊歩道の反対側、池の縁にノイバラが生えている所です。
ゴンズイは実が割れて、中の黒い実が見えてきた頃も良いですね。
長さん
コバノカモメヅルは生育場所を選ぶみたいなので、発見は難しいかも知れません。京都府立植物園で検索してみましたが、コバノカモメヅルは引っかかりませんでした。
ゴンズイの実は、中の黒い種が見えるころが良いですね。
eko
木の実も色づき始めましたね。
アオバハゴロモ、見たことがあります。
ポン太
長さん
コバノカモメヅル、名前は忘れてしまうかも知れませんが、この花色と形ですから印象に残る植物ですね。
アオバハゴロモ、私は初めて見ました。翅の周囲が少し赤くなって、これも特徴的な形の虫ですから、多分忘れないでしょう。
長さん
コバノカモメヅルのつぼみを見ると、先端が捻れていますね。この捻れが開花後も先端に残るみたいです。
ナガボノシロワレモコウは、あの赤いワレモコウの寒冷地バージョンと思っても良さそうです。
小梨
学名に芸者とは珍しいですね。 欧米人から見た芸者ってこんなイメージなのかしら。羽衣は納得です。
長さん
コバノカモメヅルは対生する葉の様子をカモメに例えたので、花はカモメのイメージはありません。
青葉羽衣の学名は浮世絵でもイメージしたんですかねー。
無門
コバノカモメヅル
見事な星型と美しい色
ここまで主張されると
拍手喝采ですね
ロシアンブルー
コバノカモズルの花の形と色は忘れないと思いますが、この頃記憶力が・・・名前を覚えていられるかどうか?
はるる
コバノカモメヅル、ずいぶん変わった花なんですね。
一度見たら忘れない、納得です。
色といい形といい、いい花だと思います。
長さん
コバノカモメヅルは小さい花で、ちょっと見、地味な花ですが、この色と形は一度見たら忘れません。
長さん
この花は変わった色と覚えやすい形ですから忘れないと思いますが、一年後に見たら、花の名前が出てくるかどうか。私も自信がありませんよ。
長さん
アオバハゴロモ、この翅色と形ですから、よく見ないと昆虫だとは気づきません。
コバノカモメヅルは色と言い、形と言い、しっかり自己主張をしていますね。