水生植物園でオカトラノオが咲いていました。でも、湿地で咲くならヌマトラノオのはず。遊歩道の反対側に回るとイヌヌマトラノオと書かれた表示板がありました。
イヌヌマトラノオ
犬沼虎の尾。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。花期は6~8月
ヌマトラノオとオカトラノオとの自然雑種だそうです

オカトラノオの花穂は下垂し、ヌマトラノオは直立するが、これはその中間型

ネット情報によると、自然教育園では「40年くらい前まではオカトラノオが
全盛で、ヌマトラノオは少しだったそうだ。その後、次第にイヌヌマトラノオ
が増え始め、今ではヌマトラノオは見えなくなってしまった」とのことです

ツマグロヒョウモン(♂)
草丈は50~100cm。花径は1cmほど

イチモンジセセリ
ノハラアザミ
野原薊。キク科アザミ属の多年草。花期は8~10月

水生植物園のベンチ付近で
ゲンノショウコ
現の証拠。フウロソウ科フウロソウ属の多年草。花期は7~10月

東屋から水生植物園に入る遊歩道で
犬沼虎の尾。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。花期は6~8月
ヌマトラノオとオカトラノオとの自然雑種だそうです
オカトラノオの花穂は下垂し、ヌマトラノオは直立するが、これはその中間型
ネット情報によると、自然教育園では「40年くらい前まではオカトラノオが
全盛で、ヌマトラノオは少しだったそうだ。その後、次第にイヌヌマトラノオ
が増え始め、今ではヌマトラノオは見えなくなってしまった」とのことです
ツマグロヒョウモン(♂)
草丈は50~100cm。花径は1cmほど
イチモンジセセリ
ノハラアザミ
野原薊。キク科アザミ属の多年草。花期は8~10月
水生植物園のベンチ付近で
ゲンノショウコ
現の証拠。フウロソウ科フウロソウ属の多年草。花期は7~10月
東屋から水生植物園に入る遊歩道で
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
ノハラアザミやらゲンノショウコなど秋草もぼちぼち咲き出してきますね。
nobara
ツユクサもポイントになってますね。
我が家も必ずどこかしらに居ます(笑)
ゲンノショウコ、綺麗に撮れていますね。さすが!
みっきい
昔からある庭の薄紫のハナトラノオが咲いていますが、トラノオはずいぶんたくさんの種類があるんですね。
今迄にたくさん紹介していただきましたが、環境合った物が残っていくのでしょうね。ついていけません。
イヌヌマトラノオに止まっている蝶々の写真がかわいいわ!
黄昏龍
トラノオの名が付く植物って多いのですね!
昔の人の花の名前の付け方と言うのは成程なぁ~
と感心する事が多いのですが、現在と比較すると
情報が少ない分だけトラノオの長さを比較する
情報が少なかったのかな?とも思いますが・・・笑い
無門
オカとヌマの交配なら
せめて水際(ミギワトラノオ)
と名付けてほしかったよね
犬ではかわいそう
shuuter
野原薊 素敵な紫色です。
信徳
面白いですね。
水陸両用種ですね。イヌならぬ貴重なトラノオです。
ツマグロヒョウモンの雄が綺麗です。
eko
ノハラアザミも咲きだしましたね。アザミは花色が綺麗です。
ゲンノショウコ可愛い花です。私も撮ってきました。
river
ゲンノショウコはカントウは白紫色、関西は紅紫色が多いようです。
長さん
一度自然交雑種が出来てしまうと、広いところなら共生できるでしょうが、狭い園内ではもう元に戻ることは出来ないでしょうね。
この日はノハラアザミは咲き始め、ゲンノショウコも最初の一輪という感じでした。
長さん
以前はヌマトラノオと表示が出ていたような気がするので、イヌヌマトラノオなんて雑種があるとは思いませんでした。雑種が在来種を滅ぼしたと言うことなんですね。一緒に写ったツユクサは咲き始めと言うところでしょうか。ゲンノショウコは望遠ズームで手持ち撮影でしたが何とかぶれずに撮れました。
mori-sanpo
名札を確認しないで、花だけを見るとオカトラノオだと思ってしまいそうです。
去年、この花を撮りましたが、全く気が付きませんでした。
長さん
昔の人は虎なんて見たことがなかったのでしょう、長い花穂の植物は何でも虎の尾にしちゃったんじゃないかとさえ思えます。
環境にあったものが残ったのかも知れないし、雑種が在来種を駆逐したのかも知れません。そのあたりの研究はされていないのかも。
長さん
昔の人の植物名の決め方は案外単純だったのかも知れません。長い花穂のものは何でも虎の尾にしちゃえ、なんてね。何しろ、実際の虎を見た人は殆どいなかったはずですから。
長さん
丘と沼の間で水際ね。水際作戦なんてのがありますね。
イヌとつけるのは役立たずという意味の他に、軽蔑するとか馬鹿にするという意味もありそうです。
長さん
以前はヌマトラノオと表示がしてあったような記憶があり、イヌヌマトラノオは何かの間違いじゃない?と思って調べてみたんですよ。
長さん
オカトラノオとヌマトラノオの自然交雑種があったなんて初めて知りましたよ。狭い植物園でこれが出来たと思うと、面白いですね。
長さん
イヌヌマトラノオが池の両岸に繁殖していました。自然交雑種の方が生命力が強いのかも知れません。人間も雑種の方が強いらしい(笑)。
9月1日にもここに行ったんですが、違うアザミも咲き始めていましたよ。
長さん
イヌヌマトラノオは、それと認識したのは初めてですが、ネットの植物図鑑に載っていますから、あちこちで出現しているらしいです。
関東に住んでいると、植物園ででもなければ、ゲンノショウコの赤花に出会うことはないでしょうね。
長さん
植物園内で自然交雑種が出来て、それが在来種と取って代わるなんてことがあるんですね。私も今回、初めてそう書かれた表示板に気づきました。
寿々木
長さん
まさかここに犬がいるなんて、何度も行っているのに初めて知りましたよ。
すーちん
のも有りますか
今、ハナトラノオが
咲いてます
長さん
私もイヌヌマトラノオを初めて認識しました。やはり同属の植物は交雑種ができるのですね。ハナトラノオも今シーズンですね。
はるる
長さん
イヌなんて気の毒な名前が付いていますが、サクラソウ科なのでひとつひとつの花は綺麗ですよ。
ノハラアザミは色が濃いつぼみですね。開花すると色が薄くなるかも知れません。
藍上雄
コミスジとかツマグロヒョウモン等も綺麗に撮影されていて(コミスジは今年は逃げられて写せなかった蝶です。羨ましいです。)
長さん
カメラやレンズは変わっていませんが、この自然教育園で撮った写真は殆ど三脚を使用して、F値も上げて撮っています。いままで、いかにいい加減に撮っていたかと言うことなのでしょうね。
コミスジは今年2回目の出会いで、今回はバッチリ撮れました。