クサボタン(雄花・雌花)、レイジンソウ 「赤城自然園」初秋の開園(8)

 9月12日に行った「赤城自然園」の初秋の開園で見た花たちを報告しています。今回は「自然生態園」の区画で見た花です。
 好きなクサボタンの花を見つけたので、「クサボタンだ」とつぶやいたところ、近くにいた男性が「これは花が長いから雄花だよ。園内で咲くのは殆ど雄花なんだ」と教えてくれました。
 つくば植物園によると「花には全て雄しべと雌しべがあるが、両方ともに機能があるとは限らず、雄花と雌花に分化していることが多い」とある。このことから、雌雄異株とするサイトがある。
 園内の別の場所で、雌花ばかりと思われる株もあったので、花の違いを比較してみました。

クサボタン (草牡丹)

キンポウゲ科センニンソウ属の半低木。有毒植物。花期は8-9月

まず、雄花です。花弁はなく、長い萼片の先が4裂し、先端が反り返る

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次に、雌花です。深く4裂して反り返るので、花姿が雄花より短く見える

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 トリカブトに似た花が咲いていました。初めて見る花で、入園時に頂戴した、花の案内にはレイジンソウと書かれていました。花の長さは2、3cmほどで、ちょっとぼんやりした印象です。

レイジンソウ (伶人草)

キンポウゲ科トリカブト属の多年草。有毒植物。花期は8~10月
関東地方以西の本州や四国、九州の明るい林の中や山地の草原に生える
和名の由来は、花の形が伶人(舞楽の奏者)が被る冠に似ていることから

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クサボケ (草木瓜)

バラ科ボケ属の落葉小低木。日本固有種(ボケは中国原産の帰化植物)
花期は3~6月。結実期は8~9月


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 (つづく)



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敬老の日

 9月21日は「敬老の日」。我が町内会も「敬老祝う会」を開催し、私も3回目の招待となりました。
 我が町内会は650戸ほどですが、70歳以上は約350人になったそうです(敬老祝う会の参加は78人でした)。
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 孫娘のさーちゃんが、じじにカラフルなお祝いをくれました。小学校の授業で作ったものだそうです。「ばーちゃんには?」と聞いたら、「先生が今度だって」と言っていました。今度だと2年生になっちゃうのにね。
 左は表面、右は中面。
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 さーちゃんとひろ君 (9月19日、我が家で撮影)
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