コモ(コモ湖)にて(その2:コモ湖、フニコラーレ)・・・北イタリア旅行6日目

2015年・北イタリアの旅(その37)
 6日目(6/22) パドヴァ →(121Km)→ シルミオーネ(ガルダ湖) →(175Km)→ コモ(コモ湖) →(223Km)→ アオスタ(泊)   (太字が今回の記事です)

 湖水地方にあるコモに来ています。ドゥオーモ広場で昼食の後、コモ湖の船着き場があるラリオ湖畔通りに出て右へ。プルナーテ山行きのケーブルカー(フニコラーレ)に乗って、湖を上から眺めようと思います。
 コモ湖の風景です。
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 船着き場から10分ほどでフニコラーレ乗り場に到着しました。
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画像 往復切符を買って、14時45分発車間際のケーブルカーに飛び乗りました。山の上まで約10分。混んでいて、乗車中は湖がよく見えません。右の写真は、山上駅を降りたところです。
 山上駅を出ても湖が見えません。下りの時刻表を確認すると、折り返しの15時発。その次は30分後の15時30分、これでは集合時間に5分ほど間に合いません。やむなく15時のケーブルカーに乗って下りました。
 フリータイムになったとき、ドゥオーモに入らず、昼食をとらずにケーブルカーに直行し、山上駅まで来て食事をするべきでした。
 下の写真は、下りのケーブルカーからコモ湖を撮ったものです。左の木の近くにはドゥオーモが見えます。
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 コモ湖を右手に見ながら、船着き場まで戻ります。
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 左下、船着き場前まで戻ってきました。右下は、遊覧船の乗船券売り場。
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 乗船券売り場の西側から見たプルナーテ山(右手の山、左下からケーブルカーが登る)です。
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 船着き場の西側は市民公園になっています(手前は白いキョウチクトウ)。
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 左に目をやると、桟橋の奥に黄土色の建物が見えますが、ヴォルティアーノ神殿です。神殿と言ってもローマ時代のものではなく、1927年の建造で、中はヴォルタ博物館です。電池を発明した、あのヴォルタで、発明品や遺品が展示されているそうです。ヴォルタはコモで生まれました。電圧の単位にもなっていますね。
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 キョウチクトウを見ながら集合場所のローマ広場に戻りました。
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 次は、ドゥオーモの内部を紹介します。
 (つづく)


 次回から、富士見パノラマリゾート(入笠山)で見た花たちの連載を始めます(北イタリア旅行記と交互に投稿)。


この記事へのコメント

  • なおさん 

    集合時間が決まっていると、なかなか思い通りの行動ができないのでせわしないですが、ツアーですと仕方ないですよねえ。湖があまり良く見えなかったとは残念でした。
     キョウチクトウは元気に咲いて彩りを添えていますね。
    2015年08月09日 14:13
  • みっきい

    湖水地方の風景は素敵ですね!
    ケーブルカーで山上に行って昼食をとると良かったわけですね!山上からの湖水が見えなかったのは残念ですが、時間の制約があり仕方ありませんね。折り返しだったのね。
    イタリアの夾竹桃もきれいに咲いていましたね!!
    2015年08月09日 14:41
  • 無門

    こんにちは

    ヴォルタの故郷ですか
    こういう自然は
    天才をはぐくむのかも
    しれませんね
    2015年08月09日 16:07
  • 寿々木

    折角ケーブルカーに乗っても期待した景色は駄目でしたか、残念でした。マンデビラに似たキョウチクトウですね。
    2015年08月09日 17:02
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    計算すると、集合時間にわずか5分間に合わない。それでも、団体ツアーでは迷惑をかけることになりますからね。ケーブルで登っても、湖が見渡せる場所は少ないのだそうです。
    チョウチクトウ、微妙な色合いの花が咲いていました。
    2015年08月09日 19:17
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    風景が良い上に、夏涼しいとなれば、人気の避暑地になるのは当然だと思いました。
    ケーブルカーの時間はちょっと読みが甘かったです。ガイドブックには30分間隔と書いてあったので、次は15時15分のはずなんですがねー。
    キョウチクトウはインド原産です。イタリアには日本よりずっと昔に渡来しているようです。
    2015年08月09日 19:22
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    ボルタは、2種類の金属をカエルの脚に接触させると、その筋肉がけいれんするという現象からヒントを得て、電池を発明したのだそうです。
    2015年08月09日 19:27
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ケーブルカーで登っても、上でロケーション探しに時間が必要でした。
    キョウチクトウの八重ですが、日本では見かけないような微妙な色の花が咲いていました。
    2015年08月09日 19:29
  • mori-sanpo

    プルナーテ山からの細長いモコ湖の展望は時間が足りなくて残念でしたね。
     キョウチクトウはインド原産でしたか。いろいろな国に定着しているんですね。
    2015年08月09日 21:20
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    ケーブルカーの発車時刻があと15分遅ければ、湖が見渡せる場所まで行けたと思うのですが・・・。
    日本にキョウチクトウが伝来したのは江戸中期ですから、セイヨウキョウチクトウの方が歴史が古いようです。
    2015年08月09日 22:27
  • nobara

    後で段取りに気づく事ありますよね~
    でもその時は美味しく戴いたからヨシ!ですね。
    お天気の急変などで現地で予定を変える事が良くありますが、ツアーだとソコの所がなかなかですもんね。
    キョウチクトウが綺麗に撮れましたね。
    それに移動距離が半端じゃないですね。
    電圧のヴォルタさん縁の地でしたか・・
    2015年08月09日 22:46
  • eko

    コモ湖の風景はどこから見ても素敵ですね。
    ケーブルカーは折り返しされたんですね。折角上まで行かれたのに残念でした。集合時間に遅れるわけにはいかないですね。
    キョウチクトウがきれいです。
    電池の発明者ヴォルタさんの生誕地だとは初めて知りました。
    2015年08月09日 23:12
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ケーブルカーの運行は30分に1本とガイドブックに書いてあったので、上で15分は取れると思ったのですが、まさかの事態になってしまいました。
    キョウチクトウ、日本では白、赤、ピンク、黄色くらいですが、この花色、ちょっと変わっていますよね。
    ボルタがコモ出身とはこのツアーで初めて知りました。
    長い移動ですが、途中休憩もありますから、それ程疲れませんでした。
    2015年08月10日 00:28
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    フリータイムの時間配分を誤りました。コモに来る前のサービスエリアでサンドイッチを買って、車内で昼食を済ませた方もおられ、なるほどと感心してしまいました。
    ボルタの博物館にも行ってみたかったです。
    2015年08月10日 00:33
  • 信徳

    山の中腹まで家が建っています。
    やはり別荘として多く利用されているのでしょう。
    冬場は雪が降って寒いのでしょうね。
    2015年08月10日 06:11
  • 黄昏龍

    おはようございます。
    混雑する時期というのは世界
    共通のことなんでしょうか??
    ケーブルカーからの景色見れなかった
    のは残念でしたね。
    日本ならばお客様の声なんて
    投書箱があるのに・・・・
    2015年08月10日 08:10
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    夏は過ごし易いそうなので、避暑用の別荘が多いのかもしれません。標高が700m位なので、冬は雪が降ることもあるようです。
    2015年08月10日 08:26
  • 長さん

    黄昏龍さん、コメントありがとうございます。
    私たちが行った6月末はまだ避暑のシーズンではないので、のんびりしたムードが漂っていました。
    ケーブルカーの発車間際だったので、時刻表も確認せず飛び乗りました。行きは良い良い帰りは怖いでしたよ。
    2015年08月10日 08:29
  • JUN姫

    私のブログにコメントを頂き、有難うございました。
    旅を振り返りながら、楽しく読ませて頂いていたら、なんと同じ事をされていたので可笑しくなってしまいました。
    私達もランチをのんびりしていたので、3時に乗り、3時半のケーブルカーで降りてきたのですよ。(1本後です) 降りてからはモーレツダッシュ!! で、5分遅刻しました(笑)
    すれ違っていたのですね。息切れしてたら、添乗員さんに笑われました。
    お蔭で忘れられない思い出の1ページ
    2015年08月10日 10:08
  • すーちん

    今日は
    異郷で自国の花と同じ
    のが咲き乱れてるとホット
    しますね~
    2015年08月10日 10:29
  • 長さん

    JUN姫さん、コメントありがとうございます。
    なんと、3時半のケーブルカーで下られましたか。乗り場から小走りに歩いても10分はかかるなと思いましたから、遅刻の確信犯ですね(笑)。私たちは、前日のトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの散策の時、妻が5分以上遅れて帰ってきたので、2日連続で遅刻は出来ないなと、慌てて3時発のケーブルカーに乗りましたが、オプショナルツアー組が遅れたので、結果的にはJUN姫さんが正解です。
    こういうことって、良い思い出になりますよね。
    2015年08月10日 11:04
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    旅先で、和名が分る花に出会うと、何故か嬉しくなっちゃいますね。
    2015年08月10日 11:07
  • はるる

    団体行動は時間を気にしながらで大変ですね。
    山上の食事のメニューのほうがよかったですか。
    後からですと、いろいろ思うこと出てきますね。
    でも無事に集合場所に戻れました。
    2015年08月10日 19:09
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    ツアーの場合は出発時間、集合時間が決められていますから、遅刻すると全員に影響してしまいます。山の上に登って昼食だと、店選びからです。大胆にも、3時半のケーブルで下ってきて、5分遅刻された方もいらっしゃいました。
    2015年08月10日 22:03
  • りりい

    電池を発明したヴォルタさんは、ここの出身だったとは、知りませんでした。・・ボルトで、名前が残っているなんて、すごいです。
    コモ湖、まさにリゾートですよね。こんなところで1週間ぐらいのんびりできたら。夢のまた夢の世界です。
    貧乏性なので、どうしてもあちこちへ観光ばかりの旅になってしまいます。
    2015年08月11日 08:51
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    博物館まで建ててしまうんですから、コモの町にとって、ボルタは郷土の誇りというわけですね。
    私たちも、高いお金をかけていくんですから、一カ所集中より、あちこち見て歩きたいという方ですよ。
    2015年08月11日 10:55

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