5日目(6/21) コルティナ・ダンペッツォ → ランドロ湖付近 → ドッビアーコ湖 → トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード → ミズリーナ湖 → パドヴァ(泊) (太字が今回の記事です)
ミズリーナ湖の湖畔を時計回りに一周しながら、湖畔で咲いていた花を紹介しています。
もう、湖を半分以上、回ってきました。右奥に大きなホテル、対岸にも小さなホテルが並んでいます。
ホルミヌム・ピレナイクム(シソ科ホルミヌム属) 一属一種
左下、ビスクテラ・ラエビガタ(アブラナ科ビスクテラ属)に似ているが?
右下、コバイケイソウに似ているが? 花はこれかららしい
アネモネ・トリフォリア(キンポウゲ科イチリンソウ属)
イチリンソウやニリンソウに似るが葉の形が違う
クレマチス・アルピナ(キンポウゲ科センニンソウ属)
シレネ・ディオイカ(ナデシコ科マンテマ属)≒フクロナデシコ
黄色い花はラヌンクルス・アクリス(キンポウゲ科)=ミヤマキンポウゲ
懸命に歩いたので、写真を撮りながらでも、約50分で一周してきました。
トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードとミズリーナ湖に別れを告げ、14時10分頃、この日の宿泊地であるパドヴァに向かいました。
パドヴァはヴェネツィアから西40Kmほどの所にあり、ミズリーナ湖からパドヴァまでは約185Km。途中、トイレ休憩を挟んで、ホテルまで3時間半掛かりました。

その1 バスタブに栓がが無い。添乗員が自分の部屋のバスタブから栓を外して持ってきてくれたのですが、今度は栓が動かず、排水が出来ない。ホテルに通告すると修理が出来ないという。やむを得ず、シャワーで済ますことに。
その2 トイレのプッシュ式水洗ボタン(大小別)が固く、強く押し込んだら、ボタンが外れ、便器の中に落ちた。仕方が無いので、素手で拾い上げ、元に戻した。
その3 カーテンの陰に先客の生ゴミ(ポリ袋入り)が放置されていた。
その4 フロアスタンドが点灯しない。コンセントから器具までの間、ON/OFFスイッチが無いので、部屋のスイッチと連動と思われる。従って、断線か玉切れ。
その5 椅子の下などに埃がたまっていた。清掃の手抜き。
その6 洗面ボールの水止栓が完全に塞がらない。水や湯が貯まらないので、洗濯ができない。
夕食はホテルの12階(最上階)で、見晴らしはすこぶる良い。写真は南西の方角の旧市街を望んだもので、1枚の上下をトリミング。鐘楼やドームを持った教会らしき建物がいくつか見えます。
左から、サンタ・ジェスティーナ教会(15世紀の建物)、サンタントニオ聖堂(13世紀の建物)、カルミニ教会(パドヴァで最も古い教会のひとつ。上の写真の更に右側=西側)。いずれも望遠ズームで撮って、トリミング。
この日の夕食は、パスタ、パン、ポークのグリル・いんげん添え、ベリーとイチゴのケーキ。食前酒にワイン。右下はパドヴァの西に沈む夕日(夕食後、20:47に撮影)。

翌日は、イタリア北部の湖水地方に向かいます。
ツアー日程の半分の報告がやっと終わったところです。旅行記はまだまだ続きます。
(つづく)
次回は、7月22日、車山高原で宿泊したペンションと花の紹介です。
この記事へのコメント
無門
さすがに健脚でしたね
それにしてもホテルはハズレ
これだけに労力使い切ってしまい
長さん
アップダウンがなければ健脚なんですよ。でも、時速は5Kmが限度です。
四つ星ホテルにしてはお粗末なところでした。レストランの味もイマイチ。
みっきい
外国なんだと思えるステキな景色です。行けそうにない、あこがれの風景です。
湖1周50分で回られたのですね、きれいな高山植物を撮影できましたね。
ミズリーナ湖からパドヴァのホテルまで3時間半も掛かりましたか、そのホテルは外れだったのですね!?
見晴らしは良かったのね!パドヴァの西に沈む夕日は20:47分、昼間が長いのですね。
イタリア北部の湖水地方への旅に続くのですね!わ~い!
eko
ホテルが外観とは違って外れとは残念ですね。見晴らしがよかったので帳消し(?)とはいきませんね。
なおさん
野宿するよりはマシ、と思えばどんなところでも泊まれますが、高いカネを払ってこんなかよ、と思うと腹も立ちますよね。
mori-sanpo
クレマチス・アルピナの薄紫色の花びらが魅力的ですね。
GG
あまりにも違いのある生活をしていらっしゃると思うと、駄々、だだレベルの違いを感じます。
もう一度人生があったなら・・がんばってみたいですが、やっぱり自分を超えることはできないでしょうね。
月奏曲
ホテルのあたりはずれは確率なので口コミ等確認しても外すときは外しますし…今回は残念ということで(;´Д`)
ご飯はおいしそうw
黄昏龍
旅の途中でのホテルの出来事
とても腹立たしい事だったでしょうね!
しかし思い出に残るエピソードでも
あった訳ですしね・・・
アネモネ・トリフォリアは画面から
見ても花の大きさは小さいようですね?
river
旅の目的は人それぞれです。旅はその人の生きてきた人生を映し出すものだからです。ツアーと言えど同行した人が同じ旅をしている訳ではないのです。
妻に同行を断られ海外旅行を断念してから8年、遠い昔のような気がします。
寿々木
行き当たりばったり
クレマチスもありました。
湖一周50分で、かなりの花の収穫でした。
ホテル---やはり外国ですね。
日本だったら大騒ぎ
長さん
ミズリーナ湖は、きれいな風景とたくさんの高山植物で、思い出に残るところでした。
ホテルは外れで、肉料理の味も今一でしたが、別の意味で思い出に残りますね。
長さん
写真を撮りながらの一周50分はきつかったですが、反対方向に回られた方が「早い」とびっくりされていました。
近代的なホテルで、設備もよいので四つ星を取ったのでしょうが、その後がいけませんねー。
長さん
ツアー会社がスーペリアクラスとして選定するホテルはほとんど間違いがないのですが、このホテルは完全にサービスの手抜きですね。ツアー客でコストが安いということはあるかもしれませんが、これでは四つ星が泣きます。
長さん
外国のホテルって、なんか様になりますよね。これが日本だと、風景とマッチした建物になるかどうか。
多くの高山植物が咲いていましたが、自生のクレマチスに会えたのは収穫です。
長さん
こんなところに何泊も出来たらいいでしょうね。ヨーロッパにはこうしう風光明媚なところがたくさんあります。
GGさんご夫妻もその気になりさえすれば、こうしたところに旅することができますよ。ツアーなら何の心配もありません。
長さん
大外れのホテルでした。近代的な外観と四つ星で、期待が大きかっただけに腹が立ちます。レストランからの眺めは最高でしたが、肉料理の味はいまいち。
長さん
このホテルの酷さはツアー会社のアンケートにしっかり書き込みましたので、今後はこのホテルを使わなくなるか、サービス改善を申し入れることを期待しています。
アネモネ・トリフォリアは花径が4cmほどあった記憶です。
長さん
「旅はその人の生きてきた人生を映し出すもの」ですか。薀蓄が深いですね。我が家では幸い妻も旅行好きなので、体力と財力が許す限り、海外旅行が続けられそうです。
長さん
イタリア人はおおらかで良いのですが、多少いい加減さが感じられます。イタリア人専門のホテルならこれでよいのかもしれませんが、四つ星の国際ホテルでこのレベルはいただけません。
長さん
かなり急ぎ足で一周しましたが、時間があればじっくりと花に向き合いたいところです。野生のクレマチスに出会ったのは良かったですよ。
初日にとまった同経営のホテルは良かったのですがねー。
nobara
クレマチス・アルピナ、素敵ですね♪
イタリーのお食事はシンプルですね~
信徳
高原を歩くのは疲れませんが都会は人が多くて照り返しが強くて余計に疲れます。
昨日は孫に付き合って池袋に。
一日でダウンしてしまいました(笑)。
すーちん
ツアーで散策の時間が
在るのは
素晴らしかったですね
ホテル、外観は素晴らしい
のに残念でしたね
長さん
急足だと脈拍が速くなり、カメラが動いてしまうので、ぶれている写真がかなりありました。
原種のクレマチスに出会えました。
ツアーだと夕食はこの程度です。野菜が多めなのは良いのですが、肉の味はイマイチでした。
長さん
毎日暑いですね。北イタリア旅行から戻って一ヶ月以上になりますが、ここにすぐにでも戻りたい(笑)。
長さん
このツアーは花を見る事ができるミニハイクが多くて良かったです。
ホテルも見掛け倒しはいけません。
はるる
ひどい話ですね。
でも夕陽が美しいです。
いやなこと忘れさせてくれるようです。
足は丈夫なんですね。驚きました。
長さん
サービスが悪いホテルは困りますね。イタリア人はほとんどシャワーだけなので、バスタブの栓は治すつもりがないらしい。肉料理はイマイチだし、良いのは見晴らしぐらいでした。
りりい
部屋に入ったら、最初にお風呂のチェックをすると良いことを、別のツアーの時に教えられました。
スイスでもこんなホテルがあるんですね。
次回は、リゾート編になりそうですね。
長さん
スイスのホテルだったらもう少しきちんとしていたでしょうが、ここはいい加減な(と言っては失礼だが)イタリアですからね。
まっ、シャワーを浴びて寝るのには問題なかったのですがね。