長野旅行3日目、7月24日です。
入笠湿原の花たちの続編です。湿原の一番低いところまで下ってきました。
ノハナショウブ(野花菖蒲、アヤメ科)
入笠湿原に自生するノハナショウブは、色・形など他には見ら
れない重要な資源とされ、希少な群生地にあげられている
チダケサシ(乳茸刺、ユキノシタ科) ハナチダケサシ(花乳茸刺、ユキノシタ科)
ノアザミ(野薊、キク科)とトラマルハナバチ?
ゲンノショウコ(現の証拠、フウロソウ科) ウツボグサ(靫草、シソ科)
アカバナ(赤花、アカバナ科)
キオン(黄苑、キク科) ミヤマバイケイソウ(深山梅蕙草、ユリ科)
ツリフネソウ(釣船草、ツリフネソウ科) ママコノシリヌグイ(タデ科)かも
ヤナギラン(柳蘭、アカバナ科)
入笠湿原の花たちを見て、山彦荘の前から湿原を撮ったものです
写真の右上から歩いてきました。右手の白い花はノリウツギです
ここで、TADAOさんは入笠山山頂へ向かい、私たちは散策路を「花畑」に向かいます。
以下は、マナスル山荘へ至るまでに見た花です。
富士見パノラマリゾートにて(その4)は、御所平峠登山口付近の「花畑」で見た花たちです。
(つづく)
北イタリア旅行記と交互に投稿しています。
この記事へのコメント
nobara
私たちは左手をS字に回りました。
写真だと左手から入ったので
帰りはその階段を駆け上りました。
すごく歩きやすい(駆け上りやすい?)階段でした。
上がりきって息があがってしまいました。
年齢を忘れて無茶したなと反省しています。
スズランの緑の実しか見えなかったです。
御所平峠のほうにいらっしゃるんですね~
とても楽しみです。(*^-゚)⌒☆
長さん
あの階段、良く整備されていて歩きやすいですね。でも、下から見上げると結構な登りですよね。noba旦さんを追いかけて駆け上ったとは、まだまだお若いですね。
この湿原、一昨年からボランティアの皆さんが外来種を除去しているのだそうです。
みっきい
山彦荘の前からの湿原を見上げると、大勢の人が歩いておられますね!結構の距離があって、あやめの群生やいろんな花々を沢山見つけられました。優しい小さな花々がかわいいですね。涼しげな風が吹いていたのでしょうね!
長さん
私たちの後から、木道を小学生らしき団体が下ってきました。こういう自然教育も良いですね。
この日は時折晴れ間が見える曇り空で、暑くもなく、快適な花散策が出来ました。
なおさん
今日、神代植物公園の水生植物園など見てきましたが、チダケサシはもう終わり、ツリフネソウはまだ咲く気配もありませんでした。山ではいろいろなものが見られて楽しいですね。
オオヤマフスマは可憐で清楚な花が良いものです。ヒメタガソデソウなどと良い名もありますね。
GG
煮物にアザミを入れて食べていたことを思い出します。
厚揚げやいろいろなものを入れて食べていましたが、私も食べた記憶があります。
アザミはアザミでも種類が違うのかも・・
長さん
ノハナショウブは野に咲く花菖蒲といった意味ですから、湿った草原でなくても咲くものなのですね。
神代植物公園にいらっしゃいましたか。チダケサシが終わるのに、ツリフネソウがその気配無しというのはかなり遅れているようですね。
オオヤマフスマは法面に咲いていて、近づけませんでした。見つかったのはこれ一輪です。
river
ここのノハナショウブが霧ヶ峰や富士山麓の物に似ていると言われますがどのような特質があるのか良く分かりませんでした。
長さん
日本にアザミの仲間は150種ほどあるそうですが、全部に毒はありませんので、食用になるそうです。主に、若い葉や茎を採取し、あくが十分出るまで茹でると美味しいそうです。薬効成分も含まれているので、体に良いそうですよ。昔から伝えられた知恵なんでしょうね。
長さん
ノハナショウブについては、これまで地域による変異が少ないと考えられたいたのだそうですが、玉川大学の先生方が全国の自生地に出向いて調査されたところ、多弁化、色素の変異などの地理的変異が多数発見されたとのことです。では、入笠山のものはどこが違うのかという話ですが、赤から青まで色が多彩ということくらいしか分りませんでした。
mori-sanpo
最近、植物園などしか歩いていませんが、ノハナショウブなどが群生して咲いているところには魅力を感じます。
ヤナギランの花の色がきれいに撮れましたね。
やまびこ
懐かしく拝読しました。
7月はホテイアツモリソウがふっくらと咲いていました。
木道階段は整備されて歩き易かったですが、結構な距離がありました。
藍上雄
以前のブログの事ですが、エゾカワラナデシコは、タカネナデシコ(カワラナデシコの高山系)、かもしれませんね。(ガク片の長さとかはよく分からないので、参考程度の意見です。)
長さん
入笠湿原は入笠山麓の窪地のような所でで、周りから水がしみ出してくるようです。自生のノハナショウブが群生している場所は段々少なくなっているそうですよ。
今回は接写レンズを持参しなかったので、好きなヤナギランも大写しできませんでした。
長さん
やまびこさんはホテイアツモリソウやレンゲツツジ、スズランなどが咲いているころでしたよね。良い天気だったので、花も綺麗に撮れていましたよね。木の階段は下りは楽ですが、登りだったらちょっと息が切れますね。
長さん
ノハナショウブは北海道より端正な形ですか。霧多布湿原で大群落を見ましたが、少し野性的かもね。
ノアザミはキク科ですよね。何でバラ科なんて書いたんだろう。トラマルハナバチで当りですか。良かった。
エゾカワラナデシコは八島ヶ原湿原の記事だったと思いますが、現地の開花情報に従いました。
寿々木
オオヤマフスマの群生を礼文島のレブンウスユキソウが咲く崖の草地で見たことがあります。監視小屋があって、監視人に名を教えて貰いました。
行き当たりばったり
秋に見られるお花もたくさんですね。
一箇所でこんなに
ワクワクしましたね。
長さん
礼文島にオオヤマフスマの群落がありましたか。
私が行った頃はまだ監視小屋が設けられる前でしたが、今はかんこうきゃくがたくさん押しかけるようになりましたね。
長さん
この湿原では外来種を駆除する努力もされており、これから秋にかけてもいろいろな花が咲くそうですよ。
すーちん
蒸し暑さを暫し忘れさせて呉れますね
ノハナショウブがノアザミが
次々現れますね
無門
冬は一面の雪の山
夏にはこんなに生き生きと
命あふれて
気持ちいいですね
長さん
ここはボランティアの皆さんが外来種を除去してくれたので、全部自生の花たちです。ノハナショウブが良い色ですね。
長さん
諏訪湖の近くですからそれほど雪は積もらないと思いますが、1枚目の林の右手奥、北斜面はスキー場になります。
はるる
植物園ではなく、自然を歩きながら花々が見られる、時間関係なくいたいです。
夏は欲張り過ぎるほど見てきたいですね。
長さん
この湿原、ボランティアの皆さんのお陰で、外来種が1本もなく、すべて純粋の自生種だと言うことです。こんな湿原を長く保存してもらいたいものです。
ロシアンブルー
ノハナショウブの群生地、大切に守りたいですね。
いろいろのお花を紹介していただき嬉しいですね。
黄苑は紫苑と似ていますね。
長さん
観光地となった湿原は、観光客の衣服や靴に付いてくる種で外来種が侵入する可能性があります。ボランティア団体が駆除してくれているのはありがたいです。
花色は違いますが、キオンはシオンより花弁数が少ないのが特徴のひとつです。