3日目(6/19) ラ・スペツィア → モデナ → ボルツァーノ(泊)
(太字が今回の記事です)
モデナから北へ260Km、トイレ休憩を含んで、約3時間、16時20分頃、ボルツァーノに到着しました。
オーストリア国境近くから流れるエッゲンターラー川(写真)を渡ったところにある駐車場にバスが止り、市内観光に出発します。

ボルツァーノ
オーストリア国境から50Km、チロル風の雰囲気の町。ドロミテ山塊の入り口に当たり、かつて、イタリアとオーストリアを結んだ大通商路に位置する。人口は約10万人。74%がイタリア語、25%がドイツ語を話す。
ボルツァーノからコルチナダンペッツォまで、ドロミテ街道と呼ばれる峠道がある。
地図はWikipediaより拝借
旧市街の中心はヴァルター広場です。
クラシックカーが集まり始めていて、何かのイベントが始まるらしい。
広場の中央に立つのは、中世ドイツの吟遊詩人ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデの大理石像。
広場で見かけた花です。 ヒエンソウとクレオメ。
マンデビラと、右下の、つぼみを付けた木は何だろう(歯に鋸歯がある)
→ キフクリンマサキ (riverさんのアドバイスにより判明)
nobaraさんからは、斑入りトベラとでは、とのご意見がありました
広場の南側にはドゥオーモがあります。ドイツ的な色タイルの屋根を持つ、ロマネスク・ゴシック様式です(15世紀に完成)。上下2枚を合成。
表向きは「フリータイム」になっていますが、添乗員が内緒で案内してくれています。勿論、自由散策は可能です。
内部は3廊式で、きらびやかな祭壇があります。
こちらはバラ窓を持つファサード側(外側は、後で撮ろうと思って、失念)。
内部の彫刻などです。
メインストリートを抜けて、考古学博物館に向かいます。
(つづく)
この記事へのコメント
river
ドゥオーモを見てふとウィーンのシュテファン大聖堂を思い浮かべました。
マンデビラの右の写真はフイリマサキのような気がしますが・・。
nobara
クラシックカー、集結して何が始まるんでしょ?時に日本でもクラシックカーが集まってイベントしてますよね。
右側の斑入りトベラかと思います。にたのに斑入りマサキもありますがトベラの方でしょうね(*^-゚)⌒☆(葉が波打ってる) 移動距離260㎞、結構長かったですね。出雲から倉敷まで300㎞位ありましたが遠いですね~
バラ窓って興味があります。
長さん
クラシックカーのフェスティバルのようで、推定50台以上が集まったのではないかと思います。ミッレミリアとはイタリア語で1000マイルのことだそうですね。
マサキの樹形とは思えないので、不明としておきましたが、キフクリンマサキのようですね。
長さん
内緒の案内、取締官に見つからなかったからもう捕まらない(笑)。
クラシックカー、レースでどこかから走ってきたのかも知れません。
斑入りトベラも検討してみましたが、歯に鋸歯があるので、キフクリンマサキとさせてもらいました。ご意見、ありがとうございました。
260Kmですが、景色がどんどん変わるので、寝ていられませんでした(笑)。
みっきい
教会内部も見ごたえがあります。ステキな写真ですね。
ミックン
信徳
コルチナダンペッツオ、冬季オリンピックが開かれ猪谷千春選手が日本人初めての銀メダル、オーストリアのトニーザイラーが三冠とって話題になりました。
当時日本のスキ―がフランス流からオーストリア流に切り替わった年でした。この年から一気にオーストリアスキ―に切り変わっていきました。思い出の1956年です。
eko
クラシックカーのイベント楽しそうですね。日本でも時々ありますね。車好きにはたまらないでしょうね。
色タイルの屋根の教会も素敵ですね。内部はいうまでもなく見事です。
添乗員さんの内緒の案内付良いですね。
長さん
ここから2時間弱走ればオーストリアですから、イタリアより北の方の影響が強いようです。大聖堂を離れて撮ると前に色々は言ってしまうので、上下2枚を撮ってソフトで合成しました。
長さん
ちょっと高めですが、10日間ということを考えればお値打ちのツアーですよ。イタリアは世界遺産が多い国ですが、それもいくつか見ることが出来るのも楽しいです。南イタリアより、北イタリアの方が文化水準が高いし、大きな石造りの建物が多いのも特徴ですね。
GG
歴史とは人が生きた証です。
すごい歴史を体験した人たちは鈍化人たちだったのでしょうね・・こんな文化ができたことは奇跡のように思います。
長さん
猪谷選手が銀メダルを取ったのは私が中学生の頃ですから、覚えていますよ。トニーザイラーの人気も高く、彼主演の映画も作られましたね。
長野のスキー学校に3シーズン通ったのですが、校長が猪谷千春の愛弟子だとのことでした。
長さん
この街は2つの川が合流するところに出来たのです。クラシックカーにも興味がありましたが、1台ずつ見ている時間はありませんでした。
色タイルの屋根はオーストリアの影響でしょう。
添乗員は無線送信機のマイクにさりげなく話しかけているんです。
長さん
当時の文化水準の最先端で建てられたのでしょうね。天井が高く、暗い石造りの建物ってそれだけで荘厳さが漂いますね。中に入るとそれだけで頭を下げたくなる雰囲気ですよ。
mori-sanpo
最後の写真の右側のピエタの像、ルネッサンスのミケランジェロのピエタ像が強烈に印象に残っていますが、この像とはかなり印象が違います。
時代背景と宗教芸術のことがよく分かりませんが、ルネッサンス期以前のものなんでしょうね。
なおさん
クラシックカーやら、クラシックな塔やら、いろいろ見どころ満載ですねえ。素晴らしいことです。
長さん
ここのドゥオーモが作られたのは14世紀から15世紀にかけてです。一方、バチカン市国の大聖堂にあるミケランジェロのピエタ像は1499年頃の作品ですから、ここのピエタ像の方が早く作られたものと思います。ミケランジェロのピエタ像と比べられたらちょっと気の毒(笑)。
長さん
翌日からドロミテ山塊を観光し、山々を見て、高山植物を見に行きますから、期待が膨らみます。ここはその前哨戦?あと2回ほど、市内観光にお付合い願います。
寿々木
長さん
ボルツァーノはドロミテ山塊を縫って走るドロミテ街道の西の出発点になります。
黄昏龍
ヴァルター広場の雰囲気からすると
大きな町のように見えますが
人口が意外に少ない街なのですね。
青空と建物が素晴らしいですね。
長さん
山間の街では人口が多い方ではないかと思います。大きなドゥオーモや建物にも往事の繁栄ぶりがうかがえました。
無門
マリアとイエスの
ピエタ像ですね
クラシックカーの集まりは
ミッレミリアの余韻が
続いていたのでしょうね
すーちん
国境近くだと隣接する国の
言葉が混じり合って興味
沸きますね、日本だと
味わえませんが
長さん
ミケランジェロの時代より古いピエタ像のようです。
ミッレリアが行われていたかどうか不明ですが、この夜大きなパーティが行われていたので、もしかしたらね。
長さん
ドイツ系民族が南下していますから、この辺りは民族の交流が多かったのでしょうね。言葉が話せたら面白いと思います。
はるる
内部も見上げるような広くて大きいですね。
花がいろいろ出てきて楽しいです。
お天気がよかったようですね。
青空と雲がきれいです。
長さん
この大聖堂は石の種類にあまりこだわりがないようで、色の濃いもの、薄いものが混じって積み上げられています。そんな様子を写してみました。教会は天井の高さが荘厳さを作り出すようです。