3日目(6/19) ラ・スペツィア → モデナ → ボルツァーノ(泊)
(太字が今回の記事です)
3日目は、リグーリア海に面したラ・スペツィアから、オーストリアの国境に近いボルツァーノまで、420Kmほど北上するため、ホテルを8時に出発しました。
ホテルの前で咲いていた、ブーゲンビレアと八重のクチナシです。

街の歴史は先史時代に遡りますが、13世紀後半、エステ公国の首都となり、美しい町並みが生まれました。
(地図はWikipediaより拝借)
ツアーバスは、トイレ休憩を挟み、10時半前にモデナのドゥカーレ宮殿裏手に止りました。ここから歩いて観光しました。表向きは「自由散策」ということになっています。
この街は赤く塗られた建物が多いようです。左下は、サン・ドメニコ広場。右下は、サン・ドメニコ教会(13世紀、ロマネスク様式)。
ドゥカーレ宮殿です。17世紀に改築され、2世紀にわたってエステ家の居城だった豪華な建物(現在は、陸軍士官学校。宮殿の前はローマ広場)。
ドゥカーレ宮殿を背にして南西方向に歩くと、高い塔が見えてきました。左下も、古そうな建物だ。
グランデ広場にやってきました。北側にはドゥオーモ(大聖堂)と市民の塔(ギルランディーナの塔)があり、グランデ広場と共に、1997年、世界遺産に登録されました。
ドゥオーモ(右側面) 後刻、撮り直したもの

市民の塔が傾いて見えるのは、広角レンズのせいだけではありません
塔は1169年に5階建てで作られ、1319年に円柱と尖塔部分が追加された
グランデ広場の東側は、時計塔がある市庁舎

市民の塔が傾いて見えるのは、広角レンズのせいだけではありません
塔は1169年に5階建てで作られ、1319年に円柱と尖塔部分が追加された
グランデ広場の東側は、時計塔がある市庁舎
モデナでは13時までフリータイムですが、グランデ広場から南方向にある、アルビネッリ市場まで添乗員が一緒に行くことになりました。
市場の手前でバルサミコ酢の値段をみるツアー一行。
11時ちょっと前から2時間ほど、本格的なフリータイムです。
私たちはグランデ広場に戻り、市民の塔とドゥオーモを見学する予定です。
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
編集の時も中心を修正するかとか・・・
この搭はカメさんの所為だけでなく
追加されてそうなったのですね~ (^o^)丿
日本でも出かけた先の市場を徘徊するのが好きです。こういう場所をいっぱい歩きたいですね~
GG
市場もすごいですね・・
バルサミコ酢はいろいろあると思いますが、ハワイでいただくバルサミコ酢がおいしくて、日本に帰る時に作ってもらって食べました。
私は生野菜サラダにかけて食べますが美味しです。
いろいろ味見してみたいですね。
無門
石造り建物は
採光が良く考えられて
長い生活にも耐えられますね
それぞれの風土にぴったり合った
建築物には感心します
river
ギルランディーナの塔は継ぎ足されたものですか。確かに下部はロマネスク様式、上部はゴシック様式となっていますね。青銅製の花冠(ghirlanda)が塔の名の由来のようです。
みっきい
オーストリア近くまで420Kmもバス移動して、途中モデナではフリータイムでしたか。グランデ広場には市民の塔があり、世界遺産に登録されているのですね。
広場の南方向、アルビネッリ市場は、魚屋さん、花屋さん、果物屋さんと豊富な品揃えですね!こんな市場ゆっくりと眺めていたいです。
eko
モデナはあの有名なババロッティの生誕地なんですね。
グランデ広場の市民の塔、傾いていると思ったら後から追加されてそうなっているんですね。どちらへ行っても重厚な建物が並びますね。
アルビネッリ市場、こういう場所は市民生活が垣間見れるので楽しい場所ですね。
なおさん
どーも君なら渋谷のNHKに行けば会えるのでしょうが、ホンモノのドゥオーモはそうそう見に行けませんので、こうして紹介していただけるのは有り難いものです。
長さん
高い塔を撮る場合、後退できないとカメラを広角にして斜めに構えますから、先端が見た目以上に細く見えてしまいます。この塔は傾斜している四角柱の上に円柱を継ぎ足したので、そこから傾斜が違うように見えました。
私たちも市場や大型スーパーを見て回るのが好きです。この市場、フリータイムになってから再度いってみましたよ。
長さん
市民の塔をご存じでしたか。
バルサミコ酢は各種あり、随分と高いものも売られていました。ウインドウの右手前は日本円で4000円くらいですね。
私はどちらかというと苦手なので、家では全く使いません。
長さん
中世の窓っておしゃれですよね。分厚い石造りの建物ですから、内側が広がっていたりして、最高も工夫されています。
mori-sanpo
市場の風景、その国の特産物と市民の生活を垣間見ることができますね。
長さん
モデナは、古くはエトルリア文明、ローマ帝国の洗礼を受け、中世には教会勢力により復興したものの、イタリア統一まではフランスやオーストリアの支配を受けていたようです。
青銅製の花冠は高すぎて、写真も無理でした。
長さん
現在のイタリアは主要都市間を高速道路が結んでいるので、予定より早く移動が出来ました。ですから、添乗員の判断で、フリータイムも予定より長く設定されました。
市場を見て回るのはお好きですか。主婦目線になって眺めるのも面白いでしょうね。
長さん
イタリアの高速道路、バスは時速100Kmですから、案外近く感じられてしまいます。
市民の塔、ネットには傾いているという情報が殆ど載っていませんが、見た目にも傾いているのが分ります。
市場で値段を見てきましたが、物価は日本とあまり変わらないのではないかと感じました。
長さん
横も縦もある建物は17mmの降格にしても後ろに下がらなければならないものも結構あります。
ドゥオーモは大きな町に必ずあります。当時の建築と芸術の粋を集めているので、必見です。しかも写真撮り放題というのは嬉しい。
長さん
中世、モデナはボローニャと張り合っていたことがあり、市民の塔はボローニャの鐘楼より高くしようと、円柱部が継ぎ足されたのだそうです。
市場を見て歩くのは楽しいですね。でも、買うものがない(笑)。
行き当たりばったり
がっちりした建物がたくさんあるようです。いかにも古い都という感じですが。
もちろん近代的なところもたくさん---
長さん
ドゥオーモや市民の塔、市庁舎などに囲まれたグランデ広場は、この町の文化や暮らしの中心だったのでしょう。世界遺産指定は歴史と共に、そんなことも評価されたのだと思います。
寿々木
すーちん
どの街も素晴らしい
建物ばかりですね
紫のブーゲンビリア珍
しいですね
長さん
八重のクチナシ、こんもりと枝を広げていて、鼻を近づけると良い匂いがしましたよ。大型バスでの移動で、長距離でも疲れを感じませんでした。
長さん
中世の石造りの建物、立派なものが多いです。
紫のブーゲンビレアはそう珍しくもないのですが、少し色が濃いかも知れません。
はるる
この色初めてです。
市場はどこもそうですが、品物豊富で色的にも目をひきます。足をとめて買いたくなってしまいます。
高い塔を撮るのも大変なんですね。
長さん
ブーゲンビレアの紫、初めてですか。植物園の温室では見かける色ですが、ここのはちょっと色が濃いかも知れない。
イタリア語が出来たら、市場で値切ったりして、面白いでしょうね。
広角レンズで高いものを撮ると、見た目より上部が細く見えてしまいます。