2日目(6/18) ミラノ → ジェノバ → チンクエテッレ → ラ・スペツィア(泊)
(太字が今回の記事です)
世界遺産チンクエテッレの観光、2カ所目はリオマッジョーレで列車から下りました。
観光客を出迎えるかのような、駅前広場の寄せ植えです。左下は駅舎。
駅前広場は崖の下。擁護壁の絵は、石を切り出してリオマッジョーレの村を建設する様子を描いたものらしい。壁画を左に見て奥に進むと左に進むトンネルがありました。村に行くにはこのトンネルを進んでいきます。
トンネルを抜けると右手が海です。港と村の様子が見渡せる展望台まで登りました。
海を見下ろす崖の上を、西のマナローラへ向かう「愛の小道」があり、チンクエテッレの雰囲気を知るには良いところだそうですが、今は崖ぐずれがあって通れないとのことでした。
裏通りを上って、村の奥を目指します。途中、先ほど通った道が見渡せる場所に出ました。
裏通りで見た、ウチワサボテンとゼラニウムの花です。
リオマッジョーレのメインストリートです。元はマッジョーレ川が流れていたところです。キョウチクトウが咲いていました。
テイカカズラが咲いていました。日本(と朝鮮半島)の原産ですから、嬉しくなっちゃいました。
アジサイが咲く土産物店と、アイスクリームを買って食べたスイーツの店
坂を下り、集合場所の駅前広場に戻ります。中央のアーチがトンネルの入り口です。
リオマッジョーレの人口はチンクエテッレの中では最大(と言っても1800人)ですが、落ち着いた感じがする村でした。
リオマッジョーレ駅は狭い入り江の上に作られたもので、ホームは殆どトンネルでした。右下は、次に下車したラ・スペツィア駅。この間はとても混んでおり、座ることが出来ませんでした。
ラ・スペツィア駅から歩いて、レストランに向かいました。
夕食はパスタと白身魚。これにカットフルーツミックスが付きました。
レストランからホテルへはバスで15分ほど。4つ星のホテルギローニ(HPはこちら)です。
嬉しいことに、部屋はベッドルームが2つあり、ゆっくり休むことが出来ました。
翌日は8時出発で、モデナを経由して、一気に北上します。
(つづく)
この記事へのコメント
tomi
北イタリアはあまり行ってませんから 珍しいです、
テイカカズラ こちらにも有りますが、匂いが無いですね
ジャスミンと間違える時があります。
ジャスミンは香りが良くて遠くからでもあすこにあるんだわかります とともに心が和みます。
教会の友人だった方の娘さん イタリアンの音楽家と結婚して トリノ に住んでいますのを訪ねて行き其の儘 トリノ住まいですが 言葉がわからず気の毒になりました、牧師さんの奥さんに SOS を出して助けてもらい心が落ち着いたようですが、ご主人の方は LA で放埓な生活をされて 神の子らしくないです もう教会にもこられませんがと話がそれて トリノは尋ねたことがあります。
nobara
崖崩れなどないのかなと??思いましたら
やはり一部、そのような場所があるのですね~
海辺や川べりの町は日本でも背戸になってますが、そのようなものなのかな?テイカカズラがなじんでいますね。
夕食もパスタでしたか・・イタリーですね(^o^)丿
みっきい
ウチワサボテンとゼラニウム、アジサイや夾竹桃も咲いているんですね、日本と同じなのがうれしいですね。
スイーツを買われたお店の花に、蝶々の止まっている作り物の大きな花が面白いです。
ホテルでゆっくり出来て良かったですね!!
信徳
確かにご飯、みそ汁を中心にした日本食を好きな人は合わないのかな?パン食になれている人洋食に慣れている人は問題ないのでしょう?
寿々木
river
無門
イタリアの海辺の街には
坂道が多いですよね
旅の途中で老人はどうして
移動するのか疑問でしたが
旅行中では解消しませんでした
長さん
今回は北イタリアでも、オーストリア、スイス、フランスの国境近くに多くの日数を使いました。
テイカカズラはジャスミンに似た香りがしますが、北米原産のものは香りがないのでしょうか。
GG
岩の上に立って安全なのでしょうけどびっくりです。
住めば都・・住人にとっては大事な故郷ですもんね。
場所も覚えることができないので、
思ったままに書き込みます。
長さん
家が建っている辺りは地盤が良さそうですが、海際はかなり角度のある崖がつづいていますから、崖崩れは自然災害なのでしょう。愛の小道が崩れたのは12年9月、昨年には復旧するとの話だったようですが、なにせイタリアですから。
前菜はパスタが多いです。スープの代わりですから。
長さん
昔は海からしか入れなかった地域ですが、トンネルを掘ることで多くの観光客の受け入れが可能になったわけです。
日本でおなじみの花が咲いていると、親近感が湧きますね。
大きな花の飾り物、全部に蝶が付いていますね。
長さん
イタリアン、嫌いじゃないですから毎回美味しくいただきました。ただ、量が多いので、セーブしないと太ります。日本食しか食べられない人は海外旅行はきついですね。
長さん
花弁が細いので、本当にテイカカズラかどうか、よく見ちゃいましたよ。
長さん
北イタリアといえども結構広いですから、隅々とは行きませんで、やはり「点と線」になってしまいます。
クロアチアとウイーンで11日、カナダに行って帰りの飛行機に乗れなくて11日というのが一番長かった旅行です。
長さん
今回のツアーでは80歳代の方も4人ほどおられました。最高齢の方は85歳、杖をつきながら頑張って歩いておられましたよ。
eko
日本でも見られる花が咲いて良いですね。テイカカズラが咲いているなんて面白いです。
長さん
ここはイタリア半島の長靴の付け根、フランスにつづく海岸です。
切り立った狭い入り江みたいなところに人が住み着いたのが始めなんです。当然、交通が不便なので、歴史から取り残されたんですよ。
なおさん
遠い異国で日本でおなじみの植物に出会えると、うれしいでしょうね。
長さん
チンクエテッレは、海沿いの険しい土地ながら、11世紀頃から城塞都市として発展したそうです。人々が住んでいる辺りは地盤が良いところらしいですが、遊歩道は崖崩れの復旧が遅れているとか。
名前が分る花が咲いているとホッとしますね。
長さん
急な崖の両側に、よくぞこれだけの家を建てたなと思います。壁を塗り分けるのはイタリアの建築に共通したものですね。これが石の色だけだったら陰気な村に見えてしまいます。
行き当たりばったり
すごく苦労して建てたでしょうに---。やはり昔から住まわざるを得なかったのでしょうね。
魚の収穫も、外敵も多かったのでしょう。
日本と同じ花を発見とは嬉しいですね。
長さん
地形が良いところに家を建て、そうでないところには、岩盤を砕いて石垣を作り、中に岩を粉砕したものを詰めてブドウ畑にしたそうです。5つの村の石垣の総延長は5800kmにもなるそうです。大変な苦労をしたんですね。
mori-sanpo
村に行くトンネルは当時から掘削して使用していたものですか。
キョウチクトウやテイカカズラなどが咲いているのは、土壌が痩せていることとも関係しているんでしょうね。
長さん
5つの村に鉄道が通じたのは19世紀末のことだそうです。
道路は石畳ですから、花たちは大きめな鉢に植えられていました。
すーちん
小さなお店、ツイツイ入り
たくなっちゃいますね~
長さん
ツアー一行の中には、カフェテラスでビールを飲みながら、のんびりする方もおられましたが。私たちはアイスクリームを買って、店の前のテーブルで食べました。
はるる
間あいだに花が見られるのは嬉しいですね。
列車が今度は混んでいたのは観光客ですか。
落ち着いたお部屋でゆっくり休めたことでしょう。
朝は早いですね。
長さん
急な斜面に家が建っていますから、積み木を重ねたように見えますね。
イタリアはどこに行っても花が咲いていました。スイスでもそんな経験があります。
列車は殆どが観光客のようでした。