5日目(6/21) コルティナ・ダンペッツォ → ランドロ湖付近 → ドッビアーコ湖 → トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード → ミズリーナ湖 → パドヴァ(泊) (太字が今回の記事です)
高山植物を見ながら、ツアー日程にはないトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードへのハイキングを楽しんでいます。
アウロンツォ小屋から20分弱の地点で振り返った風景です

カディーニ山群(2839m)を背景にラヌンクルス・アクルス
(黄色。ラナンキュラス・アクルス。キンポウゲ科キンポウゲ属)や
ヴァレリアナ・モンタナ(ピンク。オミナエシ科カノコソウ属)

カディーニ山群の左奥にドロミテ山塊最高峰・マルモ
ラーダ山(3343m)があるが、この日は雲の中だった

カディーニ山群(2839m)を背景にラヌンクルス・アクルス
(黄色。ラナンキュラス・アクルス。キンポウゲ科キンポウゲ属)や
ヴァレリアナ・モンタナ(ピンク。オミナエシ科カノコソウ属)
カディーニ山群の左奥にドロミテ山塊最高峰・マルモ
ラーダ山(3343m)があるが、この日は雲の中だった
アルビに礼拝堂近くまで来てもトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの山容は1枚の写真に収まらない。左手奥がアウロンツォ小屋の方角。
トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードのトレ・チーメとは三つの頂と言う意味で、左からピッコラ、グランデ、オヴェスト(日本語で、小、大、西)という名の頂がある。
上の写真で、左からプンタ・フリダ(2772m。これはトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードに含まれない)、続いて1つめの頂・ピッコラ(2857m、3つの山のように見える)、2つめの頂・グランデ(2999m)。
下の写真で、中央がグランデ(2999m)、その左が3つめの頂・オヴェスト(2973m)。その右手はサッソ・ディ・ランドロ(2536m)。
縦位置で
アルビニ礼拝堂 トレ・チーメをバックに記念撮影
礼拝堂を通り過ぎると、ハイキングルートは左へ曲がり、トレ・チーメ・ディ・
ラヴァレードを一周することが出来ます。5時間ほどかかるそうです。
小さな子供もハイキングを楽しんでいました
花の報告を続けます。
花の写真を撮りながら、駐車場まで戻ります。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
この道はわりと平らでちいさな子でも歩けるというのがいいですね。
礼拝堂がこんな山の上の方にまであるというのがすごいですよね。日本にも山岳信仰や修験道の神社の奥の宮が山の上にあるところがあるのと通じるものがあるのでしょうか。
信徳
日本でも3,000m級の山に行かないと見れません。
nobara
タカネシオガマなど同じですね~
こちらの高山域と・・・
みっきい
トレ・チーメをバックにご夫婦での記念写真は大きくなりませんが、素晴らしい記念写真になりましたね!
無門
このまま山の中に棲みたいね
美しい空気に癒やされます
mori-sanpo
高山礫地の乾性お花畑の高山植物をハイキング気分で見ることができてラッキーでしたね。
長さん
このハイキングコースは道幅も広く、平らに整備されており、子供でも年配者でも楽に登れるようになっていました。
キリスト教ですから山岳信仰ではないと思いますが、登山の安全をお祈りしたのではないでしょうか。
eko
ゴツゴツした岩山の風景も素敵です。
5時間ほどで一周出来るのですね。時間があれば綺麗な空気を吸い高山植物を見ながらハイキングコースを歩くのも良いですね。
黄色の花
長さん
プロの写真を見ていたら、花が咲いている環境を写し撮ることも必要だなと思って真似してみました。もう少し花によって、何の花か分るように撮れば良かったなと思っています。
長さん
山岳地帯では、日本と同じように6月下旬から7月にかけてが、花のベストシーズンではないかと思います。
タカネシオガマはペディクラリス・ヴェルティキラタと学名が同じでしたので、生育環境も花期も同じなのでしょう。
長さん
高山植物は山に行くか、植物園に行くかしないと、なかなか見る機会がないですね。ヨーロッパアルプスは車なり、ロープウェイなりで、簡単に高山植物があるところへ登れるのが魅力です。
記念写真、妻が大きくするのを好まないのですよ。
長さん
アウロンツォ小屋は、小屋と言ってもホテルを兼ねていますから、数日滞在できたら素敵ですよね。
長さん
カディーニ山群はノコギリの歯のような峰が連なっていますね。こんな感じの山がドロミテ山塊には多いのです。
添乗員のお陰で、記憶に残る、素晴らしいハイキングになりました。
長さん
荒々しい山々をバックに、優しい花を撮ってみましたが、もう少し花にチケ付けば良かったなと思いました。
トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードは見る角度によって形を大きく変える山で、一周する価値があるのだそうです。
river
規模は小さいのですが地元、妙義山の白雲山や金洞山によじ登ったことを思い出しています。妙義山は登山技術が無くとも登れるぎりぎりの山で私にも登れましたが毎年何人かが転落死する山です。
高山植物は毎回楽しませてもらっています。
長さん
カディーニ山群の幾つかは登攀が可能らしいですが、いずれも十分な経験を積んだ人でないと無理でしょう。
妙義山、私も20代前半の頃、会社の山行会の指導者について登ったことがあります。妙義神社からだったので、多分白雲山に登って金洞山には登らなかったのではないかと思います。
すーちん
茹だる様な暑さが続いて
ますね~
然し行かれた場所場所
分類して山野草撮って
イラッシャル、感心
しきりです
長さん
ヨーロッパアルプスは高山植物の宝庫です。初めて見る花が多く、本当に言って良かったと思います。あの涼しさが懐かしい(笑)。
GG
でも、高所恐怖症です。
口だけです・・でも、凄い山ですね。
地球の地盤が動いている時は凄いことが起こっているのでしょうね・・
ロシアンブルー
雄大な岩峰と可愛い高山植物に涼しさを感じ、癒されます。
トレッキングしたくなります。
長さん
高所恐怖症でも下を見なければ大丈夫と聞いたことがありますが、山は周りが見えてしまうからダメでしょうね。
ドロミテ山塊が大陸の衝突によって\隆起し始めたの4000万年前と言われていますが、地球の歴史から言えばわずかな期間に隆起、浸食が起こったのですね。
長さん
ドロミテには初心者でも行けるハイキングやトレッキングのコースが多いと聞いています。こんな暑い時期は都会から抜け出して、ヨーロッパアルプスを歩いてみたいですね。ただし、お金があればね(笑)。
はるる
得をしたようでよかったですね。
涼しさときれいな花、広大なすばらしい景色に、ひととき暑さを忘れました。
長さん
予め、添乗員の判断の範囲が決められているのかも知れませんが、それを知らないツアー参加者には嬉しいサプライズですよ。
りりい
添乗員さんの計らいと言っても、時間が無いことにはできないし、何よりも晴天であることは必須条件です。
参加者の方々の心がけが大きくプラスしていますね。
足が丈夫なうちに、是非行ってみたくなりました。
長さん
10日間の旅だけに、移動を含めて余裕のある行程でした。添乗員が行こうと言っても、バスの運転手も同意しないと実行できませんからね。
この時期のドロミテツアーは花が多いし、観光シーズンにはちょっと早いので混雑していないし、お勧めです。80代の方が何人も参加しておられましたから、全く問題ありません。