ドロミテ山塊東北部(ドッビアーコ湖の花たち①)・・・北イタリア旅行5日目

2015年・北イタリアの旅(その25)
 5日目(6/21)  コルティナ・ダンペッツォランドロ湖付近ドッビアーコ湖トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードミズリーナ湖パドヴァ(泊)   (太字が今回の記事です)

画像 ホテル・トレ・チーメから10数分、9時20分過ぎにドッビアーコ湖に到着しました(写真は駐車場から)。
ドッビアーコ湖
 オーストリア国境から10Kmほどの町・ドッビアーコから南へ徒歩30分で行ける。古代に、崖崩れによって湿原が出来、一部が湖になったと考えられている。標高1176m。周囲約4.5Km。1980年代に堆積物や水生植物の浚渫を行ったそうだ。2000年に周遊自然歩道が出来た。

 40分ほどフリータイムとなり、湖畔に咲いている花を撮りながら、自然歩道を歩いてみました。
 花の名前は、いずれも推定です。間違いがあれば教えて下さい。

プランタゴ・メディア(オオバコ科オオバコ属)=ヘラオオバコ
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花糸が白いものがあった
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シレネ・フロスククリ(ナデシコ科マンテマ属) 旧リクニス フロスククリ
=カッコウセンノウ、ラッグド・ロビン
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シレネ・ブルガリス(ナデシコ科マンテマ属)
≒フクロナデシコ、シラタマソウ、マンテマ
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こちらは、シレネ・ヌタンス?
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ドッビアーコ湖(横2枚を合成した)
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クレピス・テクトルム(キク科フタマタタンポポ属)=ヤネタビラコ
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右手に釣り竿が写っている

ラヌンクルス・アクリス(キンポウゲ科キンポウゲ属)=ミヤマキンポウゲ
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ロトゥス・コルニクラトゥス(ロータス・コルニクラタス)
マメ科ミヤコグサ属≒セイヨウミヤコグサ
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 次回も、湖畔などで見た花を投稿します。
 (つづく)

22日早朝より出かけます。お返事が遅くなることがありますので、その節はご容赦ください。


この記事へのコメント

  • river

    懐かしい名前の山野草が出てきました。シレネ・ブルガリスです。スイスで見て帰国後園芸店から取り寄せてしばらく栽培していたのですが絶えてしまいました。ピンクのシレネ・ペンジュラ(サクラマンテマ)もその後絶えてしまいました。
    2015年07月21日 14:58
  • 寿々木

    シレネ・ブルガリス、スイス山岳都市ツェルマットのマッターフィスパ川の畔で背丈を越える大きさで群生していたのを思い出しました。そこからマッターホルンが見えたんです。
    2015年07月21日 17:29
  • 無門

    こんにちは

    人間の手が入らなかったところには
    バランスよく美しい自然が
    出来上がっていたのですね
    まだまだ未知との遭遇が楽しみですね
    2015年07月21日 19:33
  • 信徳

    所変われば品変わる。
    一般の草花は輸出入で同じものが多いけど山野草になると大分異なって来ますね。
    似ているものも有りますが・・・
    2015年07月21日 20:10
  • みっきい

    ドッビアーコ湖はきれいなすんだ水色ですね。
    石灰岩の影響があるんですか?
    オーストリアの国境に近いのですね…。
    シレネ・ブルガリス、見たことのない花です。花の下の袋が面白いです。高山植物がいっぱいで楽しみですね。
    2015年07月21日 20:48
  • ミックン

    こんばんは
    大自然の体験、素晴らしい旅nなりましたね。湖畔に浮かぶ山々が高原らしい風景です。知らない花ばかりで、舌を噛んでしまいました。
    2015年07月21日 21:38
  • 月奏曲

    浅いのかとおもったら湖面に綺麗に山が映ってるのですね。
    綺麗なお水だなぁ…
    2015年07月21日 21:40
  • なおさん

    いろいろな花をご覧になりましたね。カッコウセンノウはうちでも育てたことがあります。こぼれ種子であちこち増えるような丈夫なものでしたが、あまりかまってやれませんので、いつの間にか耐えてしまいました。
     キンポウゲやミヤコグサなど馴染みがあるものが咲いていると、うれしいですね。

     またおでかけされますか。いいですねえ。楽しみですね。
    2015年07月21日 21:53
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    シレネ・ブルガリスを栽培していらっしゃいましたか。シレネ・ペンジュラも可愛い花ですよね。
    高山帯や亜高山帯の植物は環境が違うと長生きできないんでしょうね。
    2015年07月21日 22:21
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    マッターフィスパ川にかかる橋はマッターホルンの撮影スポットで有名ですよね。シレネ・ブルガリスはひょろっと伸びますね。人の背丈を超えるほどになっていましたか。
    2015年07月21日 22:25
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    湖畔で咲いている花は殆どが自生種と思われましたが、近年整備された駐車場付近では町でも見かける花が咲いていましたよ。
    2015年07月21日 22:27
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    ヨーロッパアルプス原産の花が日本にも来ていますが、まだ知らない花の方が圧倒的に多かったです。
    2015年07月21日 22:30
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    雪解け水が石灰岩質の岩を通って湧き出し、貯まった湖だと思います。水は綺麗でしたが、あまり深くないようです。
    シレネ・ブルガリスは初めてでしょうね。日本でも同種のフクロナデシコは流通していますよ。
    2015年07月21日 22:34
  • 長さん

    ミックンさん、コメントありがとうございます。
    山と大好きな花をたっぷりと見ることが出来るツアーで、参加して良かったと思っています。まだまだ高山植物が登場しますよ。
    2015年07月21日 22:36
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    アメリカから導入した技術で貯まった水草や泥を浚渫している位なので、あまり深くないようです。でも、水は綺麗でしたよ。
    水面はある角度以上になると光が「全反射」する性質があるんです。
    2015年07月21日 22:38
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    今回は日本でも見ることが出来そうな花が多かったですね。
    ドッピアーコ湖は亜高山帯でしょうから、日本でも育てることが出来る植物が多いようです。カッコウセンノウは絶えてしまいましたか。残念。
    2015年07月21日 22:42
  • mori-sanpo

    ドッビアーコ湖、波一つなく鏡のように澄んで透明感のある湖面ですね。
     湖畔の自然歩道沿いには、かなり多様な花々が咲いているようで、周囲の景観と併せて楽しめましたね。
    2015年07月21日 22:57
  • eko

    ドッビアーコ湖は水が澄んで写りこんだ風景が素敵ですね。
    周遊自然歩道沿いもたくさんの花が咲いていて楽しいですね。
    やはりピンクのヘラオオバコは可愛いです。
    シレネ・ブルガリスのぷっくりした袋が面白いですね。
    2015年07月21日 23:11
  • GG

    日本では見かけない植物も沢山あるのでしょうね。
    長さんにとっては宝の山ですかね・・
    湖の景色はまたまた別世界・・
    沢山の思い出と共にお帰りになられたのですね。
    2015年07月22日 06:32
  • nobara

    ピンクのヘラオオバコ、
    ちょっと目? ツルボに(蔓穂)に見えますね。
    カッコウセンノウもピンク?
    イタリーはピンクが多いのかな。
    お出かけですね。気を付けて行ってらっしゃい!
    2015年07月22日 08:05
  • すーちん

    今日は
    湖畔の村、コンナ処で
    ユックリ過ごしたいですね~
    お出掛け、暑いです、気を付けて
    2015年07月22日 10:36
  • はるる

    きれいな画になるような湖ですね。
    遊歩道を歩かれたのですか。
    楽しかったでしょう。
    そしてまたお出かけされるのですね。
    いってらっしゃい。お気をつけて。
    2015年07月22日 19:19
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    2方向が切り立った山で、谷のような地形せいか、風がなく、景色がきれいに水に映り込んでいました。時間がないので、往復30分ほどでしたが、花は切れ目なく咲いていました。
    2015年07月22日 22:37
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    遊歩道と湖面の高さにあまり差がないので、景色が映り込む面積が広いのです。
    種類はそれほど多くはないのですが、花の数は多かったですよ。
    ピンクのヘラオオバコ、かわいいですね。日本では見ませんから、この色は地質の関係かも。
    2015年07月22日 22:41
  • 長さん

    GGさん、コメントありがとうございます。
    湖の周りには日本でも同種のものが見られますが、この日も初めて見る花が多かったです。まさに、私にとっては宝の山です。
    こうしてブログに残すと、後になって見返せるから楽しいですよ。
    2015年07月22日 22:44
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ピンクのヘラオオバコ、最初に見たときは、ヘラオオバコとは思えませんでした。
    白花カッコウセンノウなんて書かれていたりしますから、カッコウセンノウはピンクが基本主じゃないかと思うのですが…。
    今日は雨にたたられました。
    2015年07月22日 22:52
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    この湖は静かでいいところです。観光シーズンにはちょっと早いのかも。
    今日は高原に来ていますが、18℃です.
    2015年07月22日 22:55
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    さすがにツアーで立ち寄るだけあって、なかなか良い雰囲気の湖でしたよ。
    22日から高原に来ているのですが、天気が悪いです。
    2015年07月22日 22:57
  • りりい

    シレネ・ブルガリスの下側の袋の形が珍しいですね。
    私は外国へ行くと、建物ばかりに目を取られて、足元の花を見落としてしまうことが多いです。
    長さんを見習って、もっと上下左右?に気を配り目配りをして、見てくるようにしたいと思います。
    やはり、スイス~イタリアは自然の宝庫ですね。
    2015年07月23日 09:19
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    シレネ・ブルガリスの花はガクの部分が膨らんでいるのです。面白いですね。
    花に興味を持ち始めたら、どこに旅行に行っても花が目につくようになりました。2005年に妻を連れてロマンチック街道とスイスに行ったのですが、その時はまだ花に興味がないころで、風景の写真ばかり撮っていました。また、スイスに行ってアルプスの花の写真を撮ってみたくなりましたよ。
    2015年07月23日 21:02

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