ドロミテ山塊東北部(ホテル・トレ・チーメ前で)・・・北イタリア旅行5日目

2015年・北イタリアの旅(その24)
 5日目(6/21)  コルティナ・ダンペッツォ → ランドロ湖付近ドッビアーコ湖トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード ミズリーナ湖パドヴァ(泊)   (太字が今回の記事です)

画像 8時半にコルティナ・ダンペッツォを出発し、ドッビアーコ湖に向かいます。右図は「地球の歩き方・ミラノ、ヴェネツィアと湖水地方」)より拝借。

 出発して15分~20分後に見た山々
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画像 9時頃、淡いエメラルドグリーンのランドロ湖(左)前を通過したバスは、変わった形をした建物がある駐車場に停まりました(右上の図、赤矢印)。
 この建物はホテル・トレ・チーメHPはこちら)という、まだ新しいホテルです。
 この地点から、南にはクリスタッロ山(3221m)が見え、草原の先、東側にはトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(2999m)が見えるところです。かつて、イタリア貴族やベルギー王の保養地であったとか。
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クリスタッロ山(3221m)
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トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(3つのピークを持つ山群)
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草原の中にある道路でサイクリングを楽しむ人たちがいた

ここからは、トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードは2つのピークしか見えない
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 以下、草原で見た花たちです。

 左下、キンポウゲ科(ケキツネノボタンに似ている)
 右下、セリ科と思われる
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 左下、アンスリスクス・シルベストリス(セリ科シャク属)=和名シャク
 右下、ランヌクルス・アクリス(キンポウゲ科キンポウゲ属)≒ミヤマキンボウゲ
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 左下、プランタゴ・メディア(オオバコ科オオバコ属)=ヘラオオバコ(花糸がピンク)
 右下、スカビオサ・ルキダ(マツムシソウ科マツムシソウ属)=セイヨウマツムシソウ
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 左下、キク科 マーガレットに似ている
 右下、ケラスティウム・カリンティアクム(ナデシコ科ミミナグサ属)≒セイヨウミミナグサ(ナツユキソウ)
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 左下、ポテンティラ・アウレア(バラ科キジムシロ属)=キジムシロの仲間。英名ゴールデン・シンクフォイル
 右下、ポリゴヌム・ビビパルム(タデ科イブキトラノオ属)≒ムカゴトラノオ
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 更に北上し、ドッビアーコ湖を観光します。
 (つづく)


この記事へのコメント

  • ロシアンブルー

    こんにちは。
    三千m級の山々は切り立った岩山ですね。麓の草原には数々の高山植物が楽しませてくれますね。
    ヘラオオバコはピンク色ですか、雰囲気が変わりますね。
    2015年07月20日 16:54
  • 無門

    こんにちは

    野の花たちが咲き乱れ
    ボッティチェリの春を
    思い出しそうです
    2015年07月20日 18:22
  • nobara

    草原をサイクリングするの気持ちよさそう~
    ケキツネボタンと思われるの
    ウマノアシガタのような感じですね~(*^-゚)⌒☆
    ヘラオオバコ、ピンクっぽいなら
    可愛かったでしょうね。
    普通のも大好きですが・・・
    マーガレットに似たのはフランスギク?
    お山の形が変っていますね?岩山?
    2015年07月20日 18:39
  • なおさん

    ランドロ湖は草津白根のお釜のような色合いですねえ。クリスタッロ山やらトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードなどの峨々たる山の眺めが素晴らしいですね。
     いろいろな花も見られて楽しそうです。此処のヘラオオバコはピンクですか。こういう色ならもっと人気が出そうですね。
    2015年07月20日 18:41
  • river

    3000m級の岩峰はさすがに迫力がありますね。実はおかしなことに群馬には西上州のドロミテと言われる立岩があります。本場に比べれば実にささやかな東西二つの岩峰から成る岩山です。もちろん私は登ったことがあります。
     高山植物が楽しめますね。
    2015年07月20日 19:08
  • eko

    ランドロ湖の何ともいえない淡いエメラルドグリーンが綺麗です。
    クリスタッロ山やトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの山々は迫力があり、素晴らしい眺めです。
    高山植物もいろいろ見られて良いですね。
    ピンクのヘラオオバコ、可愛い~☆
    2015年07月20日 20:34
  • みっきい

    クリスタッロ山(3221m)はぎざぎざの岩山ですね!印象的な山ですね!
    ホテル・トレ・チーメは一見お寺の屋根みたいに見えましたが、変わっていますね!HPも見てみましたが、当然日本語ではありません。
    草原の中にある道路でサイクリングを楽しむ人たちがいて、牧歌的ですね。その草原には可愛い小さな花が咲いていますね!ヘラオオバコは花糸がピンクで可愛いですね!白でも可愛いのにピンクならもっともっと可愛いですね!
    2015年07月20日 21:12
  • mori-sanpo

    3000m級の岩峰が周囲に広がる景観は迫力がありますね。
     また、バス路線沿いにエメラルドグリーンの湖や広々とした草原が広がる景色も良いですね。
     草原の植生は、亜高山帯の植生のようで楽しめましたね。
    2015年07月20日 21:22
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    ドロミテの山々はこうした切り立った岩山が多いのです。まるでノコギリの歯のような山並みも見えました。
    ピンクのヘラオオバコ、イタリアで初めて見ました。
    2015年07月20日 22:15
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    ボッティチェリの春は、フィレンツェのウフィツィ美術館が所蔵している作品ですね。ツアーでは見る時間が取れませんでした。
    2015年07月20日 22:17
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    このすぐ近くに駐車場があり、そこからサイクリングを楽しんでいるようでした。
    ウマノアシガタですかねー。痩果はケキツネノボタンに近いのですが、もう少し探してみます。
    ピンクのヘラオオバコ、楽しいですね。
    私もフランスギクが近いと思います。マーガレットは見た目です。
    ドロミテの山はすべてドロマイトという石灰岩なんです。
    2015年07月20日 22:26
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    こちらの湖は石灰分が多いので、こんな色の湖が多いようです。
    2方向に有名な山が見える所なので、王侯貴族が保養地に選んだのも頷けます。
    何故か、こちらのヘラオオバコは殆どピンクなんですよ。
    2015年07月20日 22:29
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    西上州のドロミテですか。ネットで見たら、荒船山の近くにある立岩のことですね。確かにドロミテ風ではありますね。
    2015年07月20日 22:31
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    ランドロ湖の水の色は石灰分が多いからでしょう。
    昔の王侯貴族もこの眺めが気に入ったようでした。
    山はこれからも見られますから、花を撮るのに時間を使いましたよ。
    2015年07月20日 22:35
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    クリスタッロ山はドロミテの最高峰マルモラーダ(3342m)より120mほど低く、第2位の高峰です。
    ホテル・トレ・チーメは山小屋を大きくしたみたいな形で面白いですね。
    草原にはセリ科の花が多いようです。道路際にカラフルな花が多いのは人間が種の運び手になっているのかも知れません。
    2015年07月20日 22:42
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    切り立った岩山は3000m級で、遠くても迫力があります。トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードはこの後、近くまで行きますが、見る角度によって形が変わる山なんです。
    ここの標高は1000数百mだと思われます。
    2015年07月20日 22:52
  • 小梨

    ダンドロ湖、白っぽいグリーンなんですね。 
    ヘラオオバコもピンクだと素敵ですね。
    雄大な山々を見ながらの草原の散歩は、さぞ気持ちがよかったでしょうね。
    2015年07月21日 00:00
  • 寿々木

    ピンクのヘラオオバコは初めて見ました。
    ピンクのイブキトラノオはスイスのブリエンツ・ロートホルン頂上で群生していました。
    2015年07月21日 07:12
  • 信徳

    この時期、草原は草花が咲き乱れています。
    サイクリングで草花を楽しむ風景、なんとも長閑で雄大ですね。
    ダンドロ湖のエメラルドグリーン、草津白根を思い出します。
    2015年07月21日 07:15
  • 長さん

    小梨さん、コメントありがとうございます。
    ダンドロ湖の水の色はこのあたりの岩質と関係があるのでしょう。
    ピンクのヘラオオバコ、日本に紹介したら売れるかな(笑)。
    こんな風景の所に避暑にこれたら良いのですが・・・。
    2015年07月21日 08:42
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ピンクのヘラオオバコやムカゴトラノオ、土質と関係があるのかも知れませんね。
    2015年07月21日 08:44
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    日本の高山でもそうでしょうが、6月末頃が一番花の種類が多いのではないでしょうか。このあたりから次に行くドッピアーコ湖までは比較的平坦な道路なので、サイクリングには良い道です。
    ダンドロ湖の水色、草津白根の湯釜と同じ色でした。
    2015年07月21日 08:47
  • GG

    草原を走るバス・・
    色々な景色が広がりますね。
    行ったことの無い私には、写真を通して体験させてもらいます。
    湖の色は天気が良ければもっと違った色を見せるのでしょうか・・?
    とにかく素晴らしいですね。
    2015年07月21日 11:00
  • すーちん

    今日は
    日本では
    見られないような形の山
    ですね
    多くの高山植物にあえて
    満足でしたね
    2015年07月21日 11:28
  • 長さん

    GGさん、コメントありがとうございます。
    ツアーの場合、絶景ポイントは外しませんから、ありがたいことです。
    湖の色はこのあたりの特殊な石灰岩によるものではないかと思います。ですから、日光が当っても変わらないかも。
    2015年07月21日 11:38
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    切り立った岩山、尖った山峰、どれもドロミテ山塊に特徴的な形です。
    このあたりは標高1000数百mくらいですから、亜高山帯なんでしょう。
    2015年07月21日 11:42
  • はるる

    湖の色、きれいですね。
    生き物はいるんですか。
    山の形、変わっていますね。
    草原広そうです。小さな花が見られますが、それが紹介された花々なのですね。
    2015年07月21日 19:49
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    ランドロ湖は雪解け水が貯まった湖のようです。何かいるかも知れませんが、情報不足です。
    山の形はドロミテの特徴のひとつでもあります。
    草原の白い花は殆どがセリ科みたいです。
    2015年07月21日 22:17

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