5日目(6/21) コルティナ・ダンペッツォ → ランドロ湖付近 → ドッビアーコ湖 → トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード → ミズリーナ湖 → パドヴァ(泊) (太字が今回の記事です)
8時半にコルティナ・ダンペッツォを出発し、ドッビアーコ湖に向かいます。右図は「地球の歩き方・ミラノ、ヴェネツィアと湖水地方」)より拝借。
出発して15分~20分後に見た山々
9時頃、淡いエメラルドグリーンのランドロ湖(左)前を通過したバスは、変わった形をした建物がある駐車場に停まりました(右上の図、赤矢印)。
この建物はホテル・トレ・チーメ(HPはこちら)という、まだ新しいホテルです。
この地点から、南にはクリスタッロ山(3221m)が見え、草原の先、東側にはトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(2999m)が見えるところです。かつて、イタリア貴族やベルギー王の保養地であったとか。
クリスタッロ山(3221m)
トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(3つのピークを持つ山群)
草原の中にある道路でサイクリングを楽しむ人たちがいた
ここからは、トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードは2つのピークしか見えない
トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(3つのピークを持つ山群)
草原の中にある道路でサイクリングを楽しむ人たちがいた
ここからは、トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードは2つのピークしか見えない
以下、草原で見た花たちです。
左下、キンポウゲ科(ケキツネノボタンに似ている)
右下、セリ科と思われる
左下、アンスリスクス・シルベストリス(セリ科シャク属)=和名シャク
右下、ランヌクルス・アクリス(キンポウゲ科キンポウゲ属)≒ミヤマキンボウゲ
左下、プランタゴ・メディア(オオバコ科オオバコ属)=ヘラオオバコ(花糸がピンク)
右下、スカビオサ・ルキダ(マツムシソウ科マツムシソウ属)=セイヨウマツムシソウ
左下、キク科 マーガレットに似ている
右下、ケラスティウム・カリンティアクム(ナデシコ科ミミナグサ属)≒セイヨウミミナグサ(ナツユキソウ)
左下、ポテンティラ・アウレア(バラ科キジムシロ属)=キジムシロの仲間。英名ゴールデン・シンクフォイル
右下、ポリゴヌム・ビビパルム(タデ科イブキトラノオ属)≒ムカゴトラノオ
更に北上し、ドッビアーコ湖を観光します。
(つづく)
この記事へのコメント
ロシアンブルー
三千m級の山々は切り立った岩山ですね。麓の草原には数々の高山植物が楽しませてくれますね。
ヘラオオバコはピンク色ですか、雰囲気が変わりますね。
無門
野の花たちが咲き乱れ
ボッティチェリの春を
思い出しそうです
nobara
ケキツネボタンと思われるの
ウマノアシガタのような感じですね~(*^-゚)⌒☆
ヘラオオバコ、ピンクっぽいなら
可愛かったでしょうね。
普通のも大好きですが・・・
マーガレットに似たのはフランスギク?
お山の形が変っていますね?岩山?
なおさん
いろいろな花も見られて楽しそうです。此処のヘラオオバコはピンクですか。こういう色ならもっと人気が出そうですね。
river
高山植物が楽しめますね。
eko
クリスタッロ山やトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの山々は迫力があり、素晴らしい眺めです。
高山植物もいろいろ見られて良いですね。
ピンクのヘラオオバコ、可愛い~☆
みっきい
ホテル・トレ・チーメは一見お寺の屋根みたいに見えましたが、変わっていますね!HPも見てみましたが、当然日本語ではありません。
草原の中にある道路でサイクリングを楽しむ人たちがいて、牧歌的ですね。その草原には可愛い小さな花が咲いていますね!ヘラオオバコは花糸がピンクで可愛いですね!白でも可愛いのにピンクならもっともっと可愛いですね!
mori-sanpo
また、バス路線沿いにエメラルドグリーンの湖や広々とした草原が広がる景色も良いですね。
草原の植生は、亜高山帯の植生のようで楽しめましたね。
長さん
ドロミテの山々はこうした切り立った岩山が多いのです。まるでノコギリの歯のような山並みも見えました。
ピンクのヘラオオバコ、イタリアで初めて見ました。
長さん
ボッティチェリの春は、フィレンツェのウフィツィ美術館が所蔵している作品ですね。ツアーでは見る時間が取れませんでした。
長さん
このすぐ近くに駐車場があり、そこからサイクリングを楽しんでいるようでした。
ウマノアシガタですかねー。痩果はケキツネノボタンに近いのですが、もう少し探してみます。
ピンクのヘラオオバコ、楽しいですね。
私もフランスギクが近いと思います。マーガレットは見た目です。
ドロミテの山はすべてドロマイトという石灰岩なんです。
長さん
こちらの湖は石灰分が多いので、こんな色の湖が多いようです。
2方向に有名な山が見える所なので、王侯貴族が保養地に選んだのも頷けます。
何故か、こちらのヘラオオバコは殆どピンクなんですよ。
長さん
西上州のドロミテですか。ネットで見たら、荒船山の近くにある立岩のことですね。確かにドロミテ風ではありますね。
長さん
ランドロ湖の水の色は石灰分が多いからでしょう。
昔の王侯貴族もこの眺めが気に入ったようでした。
山はこれからも見られますから、花を撮るのに時間を使いましたよ。
長さん
クリスタッロ山はドロミテの最高峰マルモラーダ(3342m)より120mほど低く、第2位の高峰です。
ホテル・トレ・チーメは山小屋を大きくしたみたいな形で面白いですね。
草原にはセリ科の花が多いようです。道路際にカラフルな花が多いのは人間が種の運び手になっているのかも知れません。
長さん
切り立った岩山は3000m級で、遠くても迫力があります。トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードはこの後、近くまで行きますが、見る角度によって形が変わる山なんです。
ここの標高は1000数百mだと思われます。
小梨
ヘラオオバコもピンクだと素敵ですね。
雄大な山々を見ながらの草原の散歩は、さぞ気持ちがよかったでしょうね。
寿々木
ピンクのイブキトラノオはスイスのブリエンツ・ロートホルン頂上で群生していました。
信徳
サイクリングで草花を楽しむ風景、なんとも長閑で雄大ですね。
ダンドロ湖のエメラルドグリーン、草津白根を思い出します。
長さん
ダンドロ湖の水の色はこのあたりの岩質と関係があるのでしょう。
ピンクのヘラオオバコ、日本に紹介したら売れるかな(笑)。
こんな風景の所に避暑にこれたら良いのですが・・・。
長さん
ピンクのヘラオオバコやムカゴトラノオ、土質と関係があるのかも知れませんね。
長さん
日本の高山でもそうでしょうが、6月末頃が一番花の種類が多いのではないでしょうか。このあたりから次に行くドッピアーコ湖までは比較的平坦な道路なので、サイクリングには良い道です。
ダンドロ湖の水色、草津白根の湯釜と同じ色でした。
GG
色々な景色が広がりますね。
行ったことの無い私には、写真を通して体験させてもらいます。
湖の色は天気が良ければもっと違った色を見せるのでしょうか・・?
とにかく素晴らしいですね。
すーちん
日本では
見られないような形の山
ですね
多くの高山植物にあえて
満足でしたね
長さん
ツアーの場合、絶景ポイントは外しませんから、ありがたいことです。
湖の色はこのあたりの特殊な石灰岩によるものではないかと思います。ですから、日光が当っても変わらないかも。
長さん
切り立った岩山、尖った山峰、どれもドロミテ山塊に特徴的な形です。
このあたりは標高1000数百mくらいですから、亜高山帯なんでしょう。
はるる
生き物はいるんですか。
山の形、変わっていますね。
草原広そうです。小さな花が見られますが、それが紹介された花々なのですね。
長さん
ランドロ湖は雪解け水が貯まった湖のようです。何かいるかも知れませんが、情報不足です。
山の形はドロミテの特徴のひとつでもあります。
草原の白い花は殆どがセリ科みたいです。