世界遺産チンクエテッレ ヴェルナッツァ・・・北イタリア旅行2日目

2015年・北イタリアの旅(その6)

 2日目(6/18) ミラノジェノバチンクエテッレラ・スペツィア(泊)
          (太字が今回の記事です)

 レヴァント駅からの列車は観光客で混み合っていたが、運良く座ることが出来ました。左下は、1つめのモンテロッソ駅。右下は、下車したヴェルナッツァ駅。ここも乗り降りする観光客で混雑していました。
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チンクエ・テッレ(イタリア語で「5つの土地」という意味)
 イタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの漁村の総称。西北側から、モンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラ、リオマッジョーレの村がある(太字は今回訪れた村)。
 昔は長い間、交通手段が船に限られたこともあり、時代の流れに置き去られたようなひなびた集落が残り、険しい海岸に色とりどりの家屋が並ぶ文化的景観によって知られている。近くのポルトヴェーネレや小島群などと共に、1995年にユネスコの世界遺産に登録された。甘口ワイン(シャッケートラ)の産地としても知られる。 出典:Wikipedia、地球の歩き方

 駅から港へと続くメインストリートを下っていきます
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港まで来て現地ガイドの説明を添乗員に通訳してもらう
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海に浸かってのんびりする観光客もいた
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ガイドの説明を聞いたのは教会の前だった
14世紀創建のサンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオキア教会と言い、
八角形の塔は40mもあるそうだが、それほど高いようには見えない
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防波堤からの眺めが一番良いようだ。村の人口は約1100人とのこと
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要塞跡にも登っていける        船で訪れる観光客も多い
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教会に入ってみた   質素な祭壇で、屋根は木造だった
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村で見かけた花たち

球根ベゴニア(八重咲き)           ペチュニア  
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アジサイ       インパチェンス        ガーベラ
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キョウチクトウ       ペチュニア      シロタエギグ?
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そろそろ集合時間、駅前に戻ります。
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 次の観光地、リオマッジョーレへ列車で向かいます。ここでも席を確保できました。右下は、乗ってきた列車と、下車したリオマッジョーレ駅。
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 (つづく)

この記事へのコメント

  • river

    チンクエ・テッレは平地がなく、土地も痩せているので人々は急斜面の固い岩盤を砕いて石垣を築き、砕いた石で土壌を作りブドウを栽培したのですね。1000年以上も石垣作りが続けられた景観は素晴らしかったでしょう。
    2015年07月02日 14:34
  • 寿々木

    綺麗な景色を楽しませていただきました。
    2015年07月02日 15:06
  • 無門

    こんにちは

    海際まで迫る建物
    イタリヤ独特の
    石熟り建築ならではですね
    太陽がよく似合います
    2015年07月02日 17:20
  • なおさん 

    お天気も良く、港町の街並みが青空に映えますね。見学される皆さんも楽しそうです。いろいろな花が街角で見られて、日本と比較してみるのも興味深いでしょうね。
    2015年07月02日 17:32
  • nobara

    フリータイムの観光なんですか?
    どこも外国(あったりまえですね~)
    まったく日本とは違う景色が広がってますね。
    なぜかお花はこちらと変りませんね~
    シロタエギクまで咲いてるなんてね@@
    2015年07月02日 18:38
  • みっきい

    チンクエ・テッレは海上からの交通手段しかなかった土地なのですね。ひなびた風景が残されて世界遺産になったのでしょうか。観光客が沢山来てますね。長さんたちも!
    山肌を削ってブドウ栽培がなされてきたのですね。
    イタリアらしい景色だと思います。
    お花は日本と同じですね!
    イタリア国花はデージーで夾竹桃ではありませんでした。
    2015年07月02日 20:17
  • eko

    列車座れて良かったですね。世界遺産の地、観光客で賑わっていますね。
    ここの教会は質素なんですね。ジェノバの教会とは大違いです。
    日本でもお馴染みの花々が飾られていますね。シロタエギクまであるんですね。
    海際まで建ち並んだ家々の景観が素敵です。
    2015年07月02日 20:18
  • mori-sanpo

    平地の少ない断崖ばかりの海岸の集落、鉄道が開通するまでは時代の流れに置き去られたのでしょうね。
     恵まれた景観と古い建物などが世界遺産となり、現在では観光地として世界的に脚光を浴びているんですね。
    2015年07月02日 21:19
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    チンクエテッレの厳しい条件の石垣で造られたブドウは質が良く、甘いワインが出来るそうで、中でもシャッケトラと言われるワイン(日本の貴腐ワインみないなもの)は絶品と言われているそうです。
    2015年07月02日 21:38
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    今では道路が整備されていますが、昔は交通が不便だったので、ひなびた風景だったそうです。
    2015年07月02日 21:39
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    険しい土地ですから、崖でも海際でも石垣を作り、家を造らなければならなかったのですね。
    2015年07月02日 21:41
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    チンクエテッレは世界遺産に指定されたことで一気に観光客が増えたそうです。日本だったら似ているのはどこでしょうね。
    2015年07月02日 21:44
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    イタリアは観光免許がないとガイドが出来ないので、現地ガイドを雇わなければなりません。どこでもガイドを雇うとツアー代金が上がるので、添乗員が内緒で案内するわけです。従って、公式にはフリータイムと書かざるを得ません。
    2015年07月02日 22:07
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    今では観光地になりましたが、石段がつづく細い裏通りに回ると、交通不便なひなびた様子が見て取れます。 狭い場所にで崖が多いですから、ワインを栽培するには石垣を積み、岩盤を削った砂にワインを植えたんですって。
    2015年07月02日 22:08
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    この村は今でも人口は1100人足らず。崖地で交通は不便。大きな教会を造る力は無かったのですね。
    今回のイタリア旅行では花がとてもたくさん咲いていて、満足な旅だったのです。山沿いの花たちは後日報告します。
    2015年07月02日 22:12
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    今は崖にトンネルを掘って鉄道が通るようになりましたが、それまでは海からか、細い道しかなかったので、時代から取り残されていたのでしょうね。今では観光客が驚くほど多いです。
    2015年07月02日 22:18
  • shuuter

    駅前広場の皆さん寛いだ姿ですね。
    裸の男性も見られ 暑い時ですかね。
    街中の様子 興味があります。
    2015年07月02日 23:33
  • 月奏曲

    電車は普通に乗合で移動だったのですね…まぁそうか。でもちょっとやっぱりきついですね、座れないと。

    大聖堂も荘厳でいいですが村の小さな教会とかも素朴で質素でいいですね。
    2015年07月02日 23:46
  • 信徳

    咲いている草花、日本と変わらないですね。
    気候は暑そう、半袖ですね。梅雨など無いのでしょうか?
    2015年07月02日 23:46
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    地中海性気候ですからやや暑かったです。最高気温は27℃位、日差しがあったので泳いでいる人がいましたから、体感温度はもっと上でしょう。
    2015年07月03日 00:33
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    海沿いの小さな村でバスが入れるほどの道がないのです。列車といっても10分程度ですから、OKです。
    こういう素朴な教会もこの村の生い立ちを表していますね。
    2015年07月03日 00:35
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    気候は日本の太平洋側と似ていますが、日差しは強く日焼け止めは必要です。梅雨はないですが、にわか雨程度の予報が出ていました。
    2015年07月03日 00:38
  • 行き当たりばったり

    おはようございます。
    世界中から、観光の方が集まってくるので、かなりの金額がおちるのでしょう。。
    建物のメンテナンスもうまくいくのでは?
    お花もたくさんですね。
    2015年07月03日 07:53
  • コスモス

    きれいな海、青い空、素晴らしい景色が建物と合っていますね。列車での移動は珍しいですね。座れて良かったです。
    花を見ると日本と同じようで、なぜかほっとしますね。
    2015年07月03日 08:45
  • 長さん

    行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    観光客の数は多かったです。これから夏に向け更に多くなることでしょう。私たちのように、何も買わないものもいますが、観光収入はあるでしょうね。
    2015年07月03日 09:31
  • 長さん

    コスモスさん、コメントありがとうございます。
    イタリアのリビエラ海岸は青い空と青い海、そして木々の緑を背景として古い建物が並び、本当に絵になる風景が多いです。お勧めの旅行先ですよ。
    2015年07月03日 09:33
  • すーちん

    今日は
    チンクエ・テッレ
    昔似た様な名のカンツォ―ネ
    歌手が居たような
    コジンマリシタ素敵な
    村ですね
    2015年07月03日 10:12
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    16歳の時、サンレモ音楽祭で優勝したジリオラ・チンクエッティですね。当時は日本でもカンツォーネが流行していました。
    サンレモはこの海岸の西の方に位置しています。
    2015年07月03日 11:25
  • ロシアンブルー

    今日は。
    お天気も良く、小さな漁村の集落で人口も少なく、時代の流れに残され、世界遺産登録ですか。
    でも観光として立地でき、歴史探訪できて良かったですね。
    建物は白基調でしょうか?
    2015年07月03日 11:31
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    時代に取り残された村ですが、建物の色はイタリアの伝統的な黄色や橙色など、色とりどりで美しい家並みでしたよ。
    2015年07月03日 13:46
  • はるる

    海に入る人もいたことは、時間がたくさんあったようですね。海辺は景色もいいし、花もいろいろ見られましたね。
    列車の席がとれたのはよかったです。どのくらい乗っていたのですか。
    2015年07月03日 20:05
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    海に入ったり、日光浴を楽しんでいる人たちは、ここか、近くにホテルをとって、のんびりとした旅を楽しんでいるのでしょう。ツアーではこうはいきません。
    列車の乗車は3回で、各10分内外です。
    2015年07月03日 21:09
  • りりい

    イタリアへ旅行されていたんですね。
    チンクエテッレ、一度は言ってみたい町です。
    昔は道路がなくて、陸の孤島だったとか。土地がやせていて、ブドウぐらいしか栽培できなかったなど情報として調べてみました。でも、建物の色など、センスが良くて可愛い町ですね。チェコにも、こんな色の建物が続く町がありました。
    ずっと青空が続いていて、ラッキーでしたね。
    それにしても、お花は咲く時期といい種類といい、日本とほとんど変わらないというところが面白いです。
    2015年07月05日 15:10
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    チンクレテッレのブドウ畑は村の建物があるところからでは見えませんが、石垣を積んで出来たスペースに石を砕いて粉状にしたものを土代りにして、ブドウを栽培しているのだそうです。
    カラフルに塗られた建物、一つ一つは調和が取れているので、絵になりますね。
    気候は日本の太平洋側によく似ているので、花も同じようなものが咲いていました。
    2015年07月05日 21:55

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