4日目(6/20) ボルツァーノ → ドロミテ街道(カレッツァ湖、ポルドイ峠、ファルツァレーゴ峠) → コルティナダンペッツオ(泊) (太字が今回の記事です)
ポルドイ峠からのミニハイキングで見た高山植物を紹介しています。
雪の中、同じ道を下っていきます。
ペディクラリス・ヴェルティキラタ(ゴマノハグサ科シオガマギク属)
=タカネシオガマ(高嶺塩釜)
プルサチラ・アピイフォリア(キンポウゲ科オキナグサ属)
キルシウム・スピノシッシムム(キク科アザミ属) =アルプスアザミ
峠まで下ってくると青空が見えてきた。皮肉なものだ
サリクス・キネレア(ヤナギ科ヤナギ属)
トロリウス・エウロパエウス(キンポウゲ科キンバイソウ属)
抱え咲きで、花弁はあまり開かない
和名はセイヨウキンンバイソウ(西洋金梅草)。シナノキンバイの近縁種
別名タマキンバイ(玉金梅)。英名バターカップ
アネモネ・ナルキシフローラ(キンポウゲ科イチリンソウ属)
日本のハクサンイチゲに極めて近いという
向かい側の山の稜線(3000m弱)が見えてきた
ロープウェイ駅の階下にあるレストランで自由昼食(量は軽食並み)
=タカネシオガマ(高嶺塩釜)
プルサチラ・アピイフォリア(キンポウゲ科オキナグサ属)
キルシウム・スピノシッシムム(キク科アザミ属) =アルプスアザミ
峠まで下ってくると青空が見えてきた。皮肉なものだ
サリクス・キネレア(ヤナギ科ヤナギ属)
トロリウス・エウロパエウス(キンポウゲ科キンバイソウ属)
抱え咲きで、花弁はあまり開かない
和名はセイヨウキンンバイソウ(西洋金梅草)。シナノキンバイの近縁種
別名タマキンバイ(玉金梅)。英名バターカップ
アネモネ・ナルキシフローラ(キンポウゲ科イチリンソウ属)
日本のハクサンイチゲに極めて近いという
向かい側の山の稜線(3000m弱)が見えてきた
ロープウェイ駅の階下にあるレストランで自由昼食(量は軽食並み)
ロープウェイで、「ドロミテのテラス」といわれるサッソ・ポルドイ(2950m)まで登るとこんな風景を見ることが出来るのですが、天気は味方してくれませんでした。
12時半頃、ツアーバスが出発、行く手の山並みが見えてきています。
車窓からの風景です。天候は確実に好転してきています。
次の目的地は、ドロミテ街道で三つ目の峠、ファルツァレーゴ峠(2117m)です。
(つづく)
この記事へのコメント
無門
回復しつつある山の天気
2,3日居れば・・・
てなわけにはいかないのが
又旅行というものですね
心ここに残して
river
アルプスの植物興味深く拝見させてもらっています。学名で覚えるのが正しいのですが和名も知っていれば身近に感じられるのではと思います。
ペディクラリス・ヴェルティキラタ→タカネシオガマ、プルサチラ・アピイフォリア→オキナグサ、キルシウム・スピノシッシムム→アルプスアザミ、トロリウス・エウロパエウス→別名:バターカップ、アネモネ・ナルキシフローラ→ハクサンイチゲなどです。厳密に言えば違うのですが・・。
長さん
山に登るか、高山植物を見るか、二者択一を迫られたら花を取っちゃうかもね。ここでは天気が悪かったですが、この後が良かったのです。
長さん
時間に追われて、和名が調べきれないものがありました。属名まで書いたので、分っていただけるとは思いますが、ご教示に従い、追記できるものは記載させていただきます。バターカップは英名なので記載しませんでした。
みっきい
雪が降ったとは思えない天候の回復ぶり…、
ロープウェイで、「ドロミテのテラス」へもし行けたら、こんな山々が見えたのですね!!惜しい!!
車窓から3000級の山々が見えてきましたね。
長さん
2枚目の写真で光っているのは雨の名残の水滴です。葉に細かい毛が生えているのでしょうね。少し風向きが変わってきたためでしょうか、晴れ間が出てきましたよ。テラスには行けなかったけれど、高山植物を見ることが出来て良かったです。
mori-sanpo
車窓からの景観、雲間から見える山岳は素晴らしいです。
月奏曲
まぁお昼だし山だしこのくらいかぁ…
長さん
3000m級の稜線が見えてきましたが、その奥から雲がわき出しているので、これ以上晴れることはありませんでした。
段々はっきりと青空が見えてきたので、ファルツァレーゴ峠の景色が楽しみです。
長さん
私たち、もともと昼は小食なんです。こちらのパンは甘いので、カロリー的には十分なんです。
eko
アネモネ・ナルキシフローラは去年乗鞍岳で見たハクサンイチゲそのままです。よく似た花があるんですね。
だんだん天気が良くなってガスがかかった山の風景も素敵ですね。
ファルツァレーゴ峠の天気は大丈夫そうですね。
長さん
もし天気が良くて、ドロミテのテラスに登れたら、こうした高山植物は見ることが出来なかったわけで、結果オーライだと思います。
ヨーロッパと日本ですから同じ形の花とは言え、どこかDNAが違うのでしょうね。
ファルツァレーゴ峠、天気が良くなると信じて行きましょう。
なおさん
トロリウス・エウロパエウスのふくよかそうな花や清楚な白いアネモネ・ナルキシフローラもいい感じです。ナルキシフローラというのは、かのナルキッソスつながりの名前でしょうかねえ。興味深いことです。
長さん
山は360度ぐるりと見回せばそれで終わりですが、花は種類が多い上に、すべて原種!!知らない花が殆どですから、楽しかったですよ。
トロリウス・エウロパエウスは金梅草という名より、英名のバターカップがぴったりな名前ですね。
ナルキシフローラの由来は、恐らくナルキッソスから来ているのでしょう。
GG
是非今度は個人旅行で大自然に挑戦されることも・・
そして野草との出会いも沢山ありましたね。
見どころ一杯の旅行だったこと思います。
写真を通じて楽しませていただいています。
寿々木
行き当たりばったり
むずかしい名前でも日本名があるのが、まず驚きです。
誰かが見ているのですね。
ワクワクしながらの撮影、目に浮かびます。
確かにお天気のコントロ-ルは、ままならないですね。
すーちん
素敵な山並みを見ながら
素敵なレストランで昼食
ですか、足りたかな~
長さん
ツアーですから観光時間に制限があったり、天候に災いされることはやむを得ないことです。そういうリスクがあっても、格安で行けるのですから。日数を決めずに個人旅行が出来れば良いのですが、我が家ではそれだけの財力がありません。
長さん
私たちも2005年にクライネシャイデックからグリンデルワルド方向に駅2つ分くらいだったか、ハイキングをしました。花はたくさん咲いていましたが、当時は花に全く興味がなかったのです。今から思えば、勿体ないことをしたものです。
長さん
植物名はラテン語綴りの学名が世界共通ですので、日本人には馴染めませんね。日本に紹介されている花は日本名が付いているものもあります。ツアーでは天気に災いされることがありますが、それは仕方のないことです。今回は代替え策で高山植物を見ることが出来たので、満足です。
長さん
私たち、小食なのです。このパン、甘いのでカロリーはあるんです。夕食の量が多いこともあって、コントロールしました。
はるる
でも雲の多い山も景色としてはきれいです。
向かい側の山、3000mは結構高いですね。
長さん
もう少し早めに晴れてくれれば、花も綺麗にとれたでしょうに、なんて考えるのは贅沢というもの。3000m級の山の稜線が見えただけでも良しとしなければ