2015年・北イタリアの旅(その18)
4日目(6/20) ボルツァーノ → ドロミテ街道(カレッツァ湖、ポルドイ峠、ファルツァレーゴ峠) → コルティナダンペッツオ(泊) (太字が今回の記事です)
ポルドイ峠からのミニハイキングでは、予想以上に多くの花を見ることが出来ました。
前回も書きましたが、デジイチの設定が間違っていたため、写真はイマイチです。
ポリゴヌム・ビビパルム(タデ科イブキトラノオ属)=ムカゴトラノオ

ラヌンクルス・アクリス(キンポウゲ科キンポウゲ属)=ラナンキュラス・アクリス

ゲラニウム・シルヴァティクム(フウロウソウ科)

ポルドイ峠からコルチナダンペッツォへ向かう下り道です
この辺りからみぞれに、そして、一時ひょうが降りました

アラビス・セラッタ(アブラナ科ヤマハタザオ属)

花の写真を撮っていたら、一行から随分遅れてしまった

アルケミラ・ウルガリス(バラ科アルケミラ属)

もしかすると、アルプスの三大名花(*)の一つである
ゲンチアナ・ベルナ(リンドウ科リンドウ属)ではないか?

(*)アルプスの三大名花は、他にエーデルワイスとアルペンローぜ
不明① キク科 名前が見つかりそうで見つからない


25分で尾根筋まで登ってきました
下の写真に、チェアーリフトの駅が
写っていますが、冬になると、この
辺りにはリフトが何本も設置され、
広大なスキー場になります。

みぞれは完全に雪に変わりました

この辺りでポルドイ峠に戻ることになりました
雪の結晶とつぼみ(植物名不明②)
トロリウス・エウロパエウス(キンポウゲ科=次回紹介)とは様子が違う

ミオソティス・アルペストリス(ムラサキ科ワスレナグサ属)

ラヌンクルス・アクリス(キンポウゲ科キンポウゲ属)=ラナンキュラス・アクリス
ゲラニウム・シルヴァティクム(フウロウソウ科)
ポルドイ峠からコルチナダンペッツォへ向かう下り道です
この辺りからみぞれに、そして、一時ひょうが降りました
アラビス・セラッタ(アブラナ科ヤマハタザオ属)
花の写真を撮っていたら、一行から随分遅れてしまった
アルケミラ・ウルガリス(バラ科アルケミラ属)
もしかすると、アルプスの三大名花(*)の一つである
ゲンチアナ・ベルナ(リンドウ科リンドウ属)ではないか?
(*)アルプスの三大名花は、他にエーデルワイスとアルペンローぜ
不明① キク科 名前が見つかりそうで見つからない
25分で尾根筋まで登ってきました
下の写真に、チェアーリフトの駅が
写っていますが、冬になると、この
辺りにはリフトが何本も設置され、
広大なスキー場になります。
みぞれは完全に雪に変わりました
この辺りでポルドイ峠に戻ることになりました
雪の結晶とつぼみ(植物名不明②)
トロリウス・エウロパエウス(キンポウゲ科=次回紹介)とは様子が違う
ミオソティス・アルペストリス(ムラサキ科ワスレナグサ属)
次回も高山植物の紹介を続けます。
(つづく)
この記事へのコメント
すーちん
オメデトウゴザイマス
毎日の更新、然も
色々調べられて、凄いで
すね~、頑張って続けて下さい
nobara
11年目に突入ですね~
お休みもなく頑張ってる長さんのブログ、凄いです。
イソノギクとかハマギクみたいな厚みのある葉ですね。
日本のモノでも難儀なのに、大変です。
~~のような?でも伝わりますよ。
ガスや強風の感じが出ていますね。
bunko
北イタリアの旅、楽しみに拝見しております、今後も15周年、20周年に向けて頑張ってください。
river
ポルドイ峠は標高が高いのでこの時期でも雪が降るのですね。
もこ
長さんのリタイヤ生活 海外旅行&国内の事&お花のこと色々楽しみに見させて頂いています
これからもお体大切にご活躍下さい
ブログ楽しみにしています
みっきい
毎日の更新、素晴らしいことです
ポルドイ峠では可愛い高山植物に出会えてよかったですね!寒かったのでしょう? みぞれからひょう、雪が降ったのですね!?オーびっくり、びっくりです。
奥様の赤い傘とヤッケが跳ね上がっている写真は、背景の山とともに注目の1枚です。
山の天候は変わりやすいのですね!
eko
10年間毎日更新凄いことですね。これからも健康に留意されて素敵な花写真をよろしくお願い致します。
ボルドイ峠ではたくさんの高山植物に会えて良かったですね。イブキトラノオ属の花もあって嬉しくなりました。
アルプス三大名花の一つかもしれない花、印象的な花色ですね。
それにしても高山だから仕方がないといえばそれまでですが、風が強くて雪までとは寒くて大変でしたね。
mori-sanpo
10年間も継続されたとは凄いことですが、更に5年、10年と記録を伸ばされることと思います。
ポルドイ峠で6月下旬に霙と雹に出合われましたか。やはり、高山の天気は変わりやすいですね。
それにしても、アルプスの三大銘花の一つに会われたとは幸運でしたね。
月奏曲
.☆.+:^ヽ(∇ ̄*)o♪Congratulations♪o(* ̄∇)ノ^;+.☆.
私は飽きっぽいので10年持たないですねw
素晴らしい!頭が下がる思いです。
いきなりの天候の変化に流石山だなぁ…と素人がうっかりいくとやっぱ危ないですね山。
風も強そうですし…
でもでも最後の雪の結晶のついた2枚が可愛くて(ノ´∀`*)
ぶたねこ
旅の事から花へと毎日更新されていて素晴しい記録ですね。
花の名前もなかなか覚えられませんが、いっも教えて頂く
事が多いです。感謝してます。
今回の{アルケミラ・ウルガリス}我が家でも10年以上
育てていますが名前解らずでした、山野草だったんですね
薬効等も有るようですので大事に育ててみます。
大変参考になりました。
これからも宜しくお願い致します。
長さん
いつの間にか満10年です。ここまで続けられたのは皆さんのおかげです。半年前の年末年始は更新をサボりましたが、可能な限り毎日更新を続けたいと思います。
長さん
10年間で記事をいくつ投稿したか調べようと思ったのですが、ウェブリブログにはそんなカウンターがないのですね。nobaraさんは記事番号を付けていらっしゃいますよね。先見の明がありますね。
キク科の白い花、厚みのある葉が特徴なんですが、何故かネットで見つからないのです。
長さん
10年も続けていると、ライフワークみたいになりました。これからも頑張りたいと思います。
長さん
1733日連続更新というのは凄いですね。私も一時は連続更新をしていましたが、2年前からだったか、正月は休むことにしました。6月は10日間の旅行のために、せっせと書き溜をしましたよ。
雨は天気予報通りだったのですが、まさかひょうや雪が降るとは思いませんでした。
長さん
ブログ記事は私の生きた歴史かも知れず、更新は生きがいみたいに感じています。
なおさん
小雪がちらつくなかでのお花見ハイキングは、思い出に残ることでしょう。なかなか機会がないですよね。
アルケミラ・モリスはレディスマントルという名でハーブとして利用されているそうですね。
山歩き専門のひとと花の写真撮るひとでは歩き方にも差が出てしまいますので、うかうかしていると置いて行かれて迷子になりかねませんので、ご用心ですよねえ。
ミオソティス・アルペストリスも可憐な感じが良いものです。
長さん
毎日更新は公私ともに忙しいときは大変なのですが、これからも頑張りたいと思います。
6月中旬ですから、まさか雪が降るとは思いませんでした。妻の写真は、雪も風もあったという証拠写真みたいなものです。
長さん
10年間毎日更新ならちょっと自慢できますが、途中、何度か休んでいます。でも、引き続き頑張りたいと思います。
ポリゴヌム・ビビパルム、こういう花穂はイブキトラノオ属の特徴ですね。ゲンチアナ・ベルナらしき花、見つかったのはこれ一輪だけだったのですよ。
長さん
何事も毎日こつこつと言うのが長続きの秘訣みたいで、何とか10年やってこられました。これからも努力します。
この日天気が悪いのは分っていたことですが、まさか雪になるとはね。でも花の写真はたくさん撮れたので良しとしましょう。
三大名花の一つかどうかはっきりしませんが、今後見る花に期待しましょう。
長さん
10年続けても賞金が出るわけではなし、結局は自己満足なのかも知れませんね。でも、自分が生きた記録になると思うので、孫たちが読んでくれるようになるまで頑張ってみようかなんて気になりそうです。無理かなー。
ミニハイキング、コース自体は初級なんです。急ぎ足なら10分も歩けば安全なところにたどり着きます。
長さん
いつの間にか10年経ってしまいました。昔の記事を読み返したら、実に稚拙で独りよがりのものが多かったです。10年も続けると進歩するものですね。
アルケミラ属は分類が難しいところがあるようです。日本で見られるのは花が鑑賞に堪えるアルケミラ・モリスが多いようですから、お宅のものも多分モリスの方ではないかと思います。
長さん
なおさんも毎日更新されておられますよね。お勤めしながら更新というのはそれこそ大変だと思います。
高山植物を雪の降る中で撮影するなんて、得がたい機会ですよね。妻も記憶に残るといっています。
アルケミラ・ウルガリスはレディスマントルの代表種として紹介されているそうで、あらゆる婦人病に良いので、主にハーブティーとして利用されているそうです。
ミックン
10周年、おめでとうございますコツコツと毎日の積み重ねに頭が上がりません。そして、植物の師匠として、いつも教えていただきありがとうございます。
ボルドイ峠のたくさんの、そして珍しい高山植物、雪の降る悪条件の中、ご苦労様でした。
長さん
いつの間にか10年が経ちました。早いものですね。これからもライフワークとして、無理のない範囲で頑張ります。
花の名前を調べるのは好きなんですが、外国の花は和文のサイトが少なく、苦戦しています。
小梨
上の方、寒そうですね。 風も強かったんですね。
珍しい高山植物見せていただき、ありがとうございます。
しおん
ブログ開設10周年 おめでとうございます
エーデルワイスしか知りませんでした。
いつも素敵な写真を有難うございます。
寿々木
その下の白い花はAlpine Moon Dazyではないでしょうか。
コスモス
ブログ開設10周年おめでとうございます。お忙しい中よく毎日更新されていると感心しています。私もゆっくり追いかけていきます。
長さん
ドロミテ山塊は地形が複雑で、気流によっては天候が急変することがあるようです。寒いと言っても手が凍えるほどではなかったです。高山植物を懸命に撮っていたからかな(笑)。
長さん
雨や雪なので光が足りず、写真をレタッチしました。
自生のエーデルワイスを探したのですが、見つかりませんでした。
長さん
青い花はゲンチアナ・ウェルナ(ゲンチアナ・ベルナ)に似ていますが確信はありません。後日、別の場所で撮ったものがそれらしいので、ご期待下さい。
9番目の白い花ですが、候補としては、アルパイン・ムーン・デイジー(レウカンテモプシス・アルピナ)、クリサンセマム・アルピヌム、アスター・ベリディアアストルムが残りましたが、厚い葉とその形が一致せず、悩んでいます。
長さん
前日まで26℃位でしたから、温度差は大きいですね。これはある程度予測できたことで、防寒・防滴のウエアを用意しました。一行の中にはダウンジャケットを着た方もおられました。
忙しいとは言え、何とか時間をやりくりして記事を作っています。こういう旅行記は少し書きだめが出来ますから。
無門
太古の昔から
ここで咲いていた花たち
何か神秘さを感じます
はるる
毎日更新されて偉いですね。
みぞれ、ひょう、雪ですか。
風もありそうで寒かったでしょう。
高山植物、たくさん出会えてうれしいですね。
長さん
毎冬、相当な寒さになる土地ですが、翌春には芽を出し花を咲かせる。神秘さと共に、太古から生き残った植物の強さを感じます。
長さん
いつの間にか10周年になりました。日々の積み重ねです。
寒かったですが、半袖の下着に長袖シャツ、そして、薄手の防寒・防滴のウエアの3枚でしのげる温度でした。花がたくさんあると寒さなんか感じないのかな(笑)。
ロシアンブルー
ブログ開設10周年おめでとうございます
毎日更新されたんですか? 凄いことですね。
急に天候が変わったんですねぇ、結晶が見られるほど寒いんですね。勿忘草がきれいです。
長さん
当初は毎日更新を続けていましたが、ここ数年は時々休んでいます。でも、お休みは年間数日で、1日2本のこともありますから、記事数は3600以上は確実じゃないかと思います。
雪が降ったばかりの結晶で、すぐ溶けてしまいました。
髭さん
ここまで続けてこられたことに、敬意を表します。
イタリアのポルドイ峠は花の多いところです。
馴染みのある花々を久しぶりに拝見しました。今の季節はともかく、4月下旬のクロッカスの頃に雪に振り込められて、あわててフランスへと逃げ出したことがありました。最近はご無沙汰気味ですが、日本人観光客がこのあたりまで入り込むようになったことに感慨を覚えます。
かつては花を訪ねる日本人など皆無で、道端から高山植物が咲き溢れているこの地は、まさに天国でした。
りりい
しかも毎日の更新を続けていらっしゃって、すごいです。
霙から雪なったとは、たいへんでしたね。
でも、高山ならではのことを体験できて、それも素敵な思い出になりましたね。
元気の急変は、私も北アルプスで体験し、普通の登山の時より、鮮明な思い出として残っています。
わたしは、スイスからユリヤ峠(ジュリアスシーザー峠)を通って、イタリア(ベネツィア)へ行きました。
自転車でこの山道を走っている若者たちを何人も見ました。
これをやり遂げるのも、すばらしいことだと感心しながら、バスの車内から見ていました。
長さん
いつの間にか満10年になってしまいました。
高い山で天候の急変はやむを得ないことですが、雪の中、高山植物を撮ったことは記憶に残りますね。
ユリア峠というと、南に下るとコモ湖に至る絶景コースだったのですね。イタリアは自転車が盛んな国ですから、山道を走る人をよく見かけましたよ。
ROKO
すばらしいお写真の数々。
ゆっくり見させていただいています。
長さん
コメントを頂いて、1ヶ月以上経過してしまい、誠に申し訳ございません。
北イタリアには何度も足を運ばれたようですね。私も、定年前は花に全く興味がなく、もしその頃旅行していたら、風景ばかりに目を奪われ、足下の花にはあまり目が行かなかったのではないかと思います。現に、10年前に行ったスイスの写真を改めてみても、花が殆ど写っていなかったのです。
長さん
ROKO散のブログも満5年ですよね。いつも北海道の山や風景、花の写真を楽しませて頂いていますよ。