4日目(6/20) ボルツァーノ → ドロミテ街道(カレッツァ湖、ポルドイ峠、ファルツァレーゴ峠) → コルティナダンペッツオ(泊) (太字が今回の記事です)
ドロミテ山塊の第一の真珠と言われるカレッツァ湖の遊歩道で見た高山植物の続きです。
イタリアアルプスに咲く花については、日本語のホームページは少なく、同定できない花が続出です。
ロトゥス・アルピヌス
マメ科ミヤコグサ属
アメリカオニアザミ (別名セイヨウオニアザミ)
キク科アザミ属
アメリカと付いているが、ヨーロッパが原産
(中央はロトゥス・アルピヌス)
ティムス・プレギオイデス
シソ科イブキジャコウソウ属
ワイルドタイムなどの仲間
キルシウム・エリシタレス
キク科アザミ属
不明① キク科らしい
→ クレピス・テクトルム(キク科フタマタタンポポ属)と判明
和名はヤネタビラコ。藍上雄さんに教えていただきました
不明② バラ 品種不明
不明③ シソ科らしい
バレリアナ・トリプテリス
オミナエシ科カノコソウ属
こちらは花がまばらで、白い花だが、同一種と思われる
アンスリスクス・シルベストリス
セリ科シャク属
ラナンキュラス・アコニティフォリウス
キンポウゲ科キンポウゲ属
マメ科ミヤコグサ属
アメリカオニアザミ (別名セイヨウオニアザミ)
キク科アザミ属
アメリカと付いているが、ヨーロッパが原産
(中央はロトゥス・アルピヌス)
ティムス・プレギオイデス
シソ科イブキジャコウソウ属
ワイルドタイムなどの仲間
キルシウム・エリシタレス
キク科アザミ属
不明① キク科らしい
→ クレピス・テクトルム(キク科フタマタタンポポ属)と判明
和名はヤネタビラコ。藍上雄さんに教えていただきました
不明② バラ 品種不明
不明③ シソ科らしい
バレリアナ・トリプテリス
オミナエシ科カノコソウ属
こちらは花がまばらで、白い花だが、同一種と思われる
アンスリスクス・シルベストリス
セリ科シャク属
ラナンキュラス・アコニティフォリウス
キンポウゲ科キンポウゲ属
カレッツァ湖を出発したツアーバスはコスタルンガ峠(1745m)を通過しました。建物はホテル(カステル・ラテマール)、右手の鋸歯状の山はラテマール山群。
カレッツァ湖から約40分、カナツェイの町を通過しました。
ドロミテ街道は更に高度を上げ、ポルドイ峠(2239m)まではあと30分ほどです。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
不明①はコウゾリナの仲間だろうなあとは思うのですが、では何?と言われると、さあ何でしょう??という感じです。ほかの不明のもそんな感じですね。
白い清楚な花がいろいろで良い感じですね。
寿々木
eko
さすが長さん、調べて書いてくださるのが嬉しいです。なに科かなくらいまではなんとなく分かりますが、私なら全部不明で書きそうです。
バレリアナ・トリプテリスはシモツケソウに似て、可愛いですね。
山に残雪が…ずいぶん高度が高くなりましたね。
信徳
山野草となると同じようなものって少ないのでしょうね。適する環境が一般の花よりも異なるし育成が厳しく律せられるのでしょう。
科は同じでも属が異なるのでしょうか。
river
みっきい
高山植物の名前は難しいのでしょうね!
先日教えていただいた、アメリカオニアザミが出てきたのでびっくりしました。要注意外来種として日本にも来ているんですね。
だんだん山が迫ってきましたね…。
ホテルと山の風景、素晴らしいと思います。
長さん
ヤッポーと叫ぶ人はいませんでしたが、まさに綺麗な湖水のほとりだったのです。花の写真から海外のホームページで名前を探すのは大変ですから、スイスアルプスの花図鑑を探し出して見比べています。
コウゾリナの仲間ですか。ヨーロッパにも似たような種類が分布しているようですが、分りませんでした。
長さん
日本語によるイタリア北部で咲く高山植物のホームページは皆無に近く、スイスアルプスの花図鑑を調べています。
現地でお買いになった小図鑑で調べていただきましたか。お手数をおかけし、申し訳ありません。
長さん
日本語による海外の高山植物のホームページが少なく、苦戦しています。
バレリアナ・トリプテリスは日本にも自生するカノコソウによく似ています。カノコソウは伊吹山でも咲いていましたから、ご覧になっているかも。
長さん
ネットではイタリアの高山植物図鑑という日本語サイトが皆無で、何とかスイスアルプスの花図鑑を探して、花を見つけています。属が同じでも小種名が色々出てきますから見比べるのが大変です。
長さん
色々調べていくうちに「ヨーロッパアルプス・峠/谷の花」という日本語の図鑑を見つけて、主にそれを使って花の名前を調べています。そのほか、スイスアルプスの旅行記なども見ていますが。イタリアだけに咲く花というのもあるかも知れませんね。
長さん
これまでは日本でも咲いているような花が多かったですが、自生の高山植物となると調べるのが大変です。
アメリカオニアザミで合っていましたか。ノアザミとはちょっと雰囲気が違いますよね。
街道筋には小さなホテルがあちこちにありました。車だけでなくオートバイや自転車で旅をする人も結構多いのです。
mori-sanpo
遊歩道でご覧になった高山植物は、名前は初めてのものばかりですが、どこかで見たことがあるような気もしました。
しかし、古書店で購入した原色高山植物大図鑑を少しめくってみましたが、不明花に該当する花は見当たりませんでした。
長さん
世界遺産に指定された山岳地帯に入ってきました。
湖畔で咲く高山植物は日本では見ることが出来ないものだけに、名前を調べるのは大変です。原色高山植物大図鑑を当たっていただきましたか。申し訳ありません。
月奏曲
ホテルもなんというか…カーサっぽい感じで♪
ワインとハム・チーズ持って4~5日バルコニーでゴロゴロしていたいw
長さん
下から2段目のホテルは、カーサどころかカステル(=キャッスル)ですからね。手すりに花が飾られたホテルのバルコニーで山を眺めながらゴロゴロなんて、贅沢な時間の過ごし方ですよね。
小梨
長さん
実は現地でポケット版の高山植物図鑑を買ったのですが、これがあまり役に立たなかったので、苦戦しています。
GG
可愛い花が沢山あります。
長さんも心から楽しめたように思います。
私は画面を見て楽しませてもらっています。
ありがとうございます。
黄昏龍
本日も一日暑くなりそうですね。。
コスタルンガ峠みたいな所ですと
涼しいだろうなぁ~と
映像を見て思った朝でした。
長さん
イタリア北部はほとんどが山岳地帯です。山と湖と高山植物を楽しんできました。
日本人には高山植物を盗掘して販売しようというけしからん業者がいますが、イタリア人はモラルがあるようです。
長さん
高度を上げるに従い気温が下がってきました。バスが進むに従い天気が悪くなってきました。ポルドイ峠でも防寒具が必要なようです。
すーちん
色んな高山植物咲いてますね~
建物もですが、花に目が行って
しまいますね~
はるる
それにたくさんの花に出会えて楽しいですね。
さすがです。名前がよくおわかりになります。
こういう植物が一番嬉しく時間のたつのを忘れてしまいます。
長さん
建物にも興味がありますが、やはり花に目が行ってしまいます。名前が調べきれず、残念でした。
長さん
まだ朝の9時前ですから上着などを羽織らないと、ちょっと肌寒かったですよ。花の名前、何とか和文のサイトを見つけ出し、助けてもらいました。
藍上雄
長さん
ヤネタビラコですか。初めて聞く名前です。調べてみるとフタマタタンポポ属と出てきましたので、タビラコの仲間ではないようですね。花茎が分枝するところなど写真のものとよく似ています。ヤネタビラコの学名:クレピス・テクトルムとさせていただきます。ご教示、感謝。