2日目(6/18) ミラノ → ジェノバ → チンクエテッレ → ラ・スペツィア(泊)
(太字が今回の記事です)
ジェノバのサン・ロレンツォ大聖堂から南東方向にあるコロンブスの生家に向かいました。その途中で見た花たちです。
やがて、二つの塔を持つ門が見えてきます。ソプラノ門と言い、12世紀、市街を取り囲む壁にあった門の一つです。市街側から見ると角柱、外側からは円柱に見えます。
門を出ると、左側に列柱式の建物がありました。近くにあったサン・アンドレア修道院(12世紀建造)の回廊の一部を移築したものだそうです。
サン・アンドレア修道院の回廊の先にコロンブスの生家がありました。小さな家です。
クリストファー・コロンブス
大航海時代にキリスト教世界の白人としては最初にアメリカ海域へ到達したひとり。1451年にジェノバ、もしくはその近郊で生まれたとされるが、諸説あり、裏付けとなる史料はない。この生家はジェノバ生まれという通説に基づくもの。
コロンブスの生家の脇に立てられていたジェノバの市街図です。私が指さしているところがコロンブスの生家、その上、青い矢印の先がアカデミア宮殿やドゥカーレ宮殿などに囲まれたフェッラーリ広場、黄色い矢印が世界遺産の邸宅群が並ぶガリバルディー通り(歩いた方向を示す)。
ここで丁度12時、バスで数分のレストランに向かいました。昼食はジェノバ名物のジェノベーゼ(バジルペーストに、松の実、チーズ、オリーブオイルなどを加えたもの)スパゲティと鶏のもも肉。
レストランを出るとタイサンボクの花が目に入りました。
午後は、ジェノバから南東へ、東リビエラ海岸(写真)に沿って、チンクエテッレ(世界遺産)に向かいます。
ツアーバスはチンクエテッレに入れないので、レヴァントからローカル列車を利用しました。
左下は、レヴァント駅です。右下は、駅の付近で見かけたブッドレア。
左下はセイヨウヤブイチゴ? 駅のホームと白いキョウチクトウ
左下は、到着と出発時刻の案内です。イタリアの列車は遅れるのが当たり前だそうで、時刻表が当てにならないのですが、乗車予定列車(15:18発)は4分遅れで到着しました。
列車で2駅先のヴェルナッツァ駅に向かいます。
(つづく)
この記事へのコメント
GG
イタリアには本当に行きたい行ってみたいと思っていますが何度も言いますけど妻があまり気が向かない場所なので、今世では見ることは無いと思います。
でも、ドイツ、フランス、イタリア、スイスがなどがかぶっているアルプスは見たい・・本当に見てみたいです。
nobara
ジェノベーゼ、好みのパスタです (^o^)丿
日本でも生誕の地って色々あります。
実際の所は誰にも判りませんよね~
お花の感じが日本と同じようですね~
u-姫一家はボルネオに明日から一週間向かいます。火山噴火と地震もあったのに怯む様子はまったくなく・・緊急連絡先ご承知おきくださいとメールがきました((+_+))
みっきい
タイサンボクまであるんですね!
夾竹桃は確かイタリアの国花でしたね。
日本にもある花で親しみがわきます。
ソプラノ門は角柱、外からは円柱に見えるというのですね。
良く気が付かれましたね!
ランチはジェノバ名物のジェノベーゼスパゲティとは、本場で食べるとナイスですね。
コロンブスの生家はジェノバでしたか!
歴史を感じます。
イタリアの列車は遅れるのが当たり前!?なのですか?
チンクエテッレ(世界遺産)とはどんなところでしょうか!?たのしみです。
信徳
現地ガイドは日本人でイタリア通、それともイタリア人で日本語の話せる人なんですか?
mori-sanpo
ハッカやランタナが咲き、それにタイサンボクの花が咲いているのには驚きました。
ソプラノ門が見る側によって、角柱と円柱に見えるのは面白いですね。
すーちん
先日イタリア料理食べ
ましたが、本場は量も
違いますね~、スパゲティー
だけで、お腹一杯になりそう
長さん
ヨーロッパに行ってみたいという女性が多いのですが、奥様は気が向かないのですか。私だったら、同じ場所に行くより、あちこち見て回りたいのですがねー。ドイツ、フランス、イタリア、スイス・・・、本当に美しいところですよ。
長さん
シキンツユクサはブラジル原産なのですが、イタリアにも南米出身の人が多いようです。気候が日本と似ていますから、よく知っている花も多かったです。
本場のジェノベーゼ、美味しかったですよ。完食したので、メインの付け合わせ(フライドポテト)は殆ど残しました。
キナバル山近くで地震があったのは先月初めでしたね。でも、大丈夫でしょう。
eko
ソプラノ門は見る方向によって角柱、円柱に見えるのですね。立派な建築物が立ち並んでいますね。コロンブスの生家といわれるものもあるのですね。
ジェノバ名物のジェノベーゼのお味は如何でしたか?
緑の野菜が少ないのが気になります。
日本の鉄道ほど時間に正確な国はないそうですね。
長さん
イタリア北部は気温が日本と似ていますから、同じような花が咲いていました。キョウチクトウはどこでも咲いていましたが、イタリアの国花はデージーだそうです。
角柱と円柱を組み合わせた門、面白いですね。
トラピックスのツアーは現地の名物料理になることが多いです。
長さん
コロンブスが大西洋を渡って島々を見つけたときはインドだと思っていたんですよね。それからアメリカ大陸を発見し、多くのヨーロッパ人が大陸に渡ったのでしたね。
イタリアでは免許を持った者しかガイドが出来ないシステムです。今回の現地ガイドは各地とも英語でした(添乗員が通訳)。
長さん
仰る通りで、日本でもよく見かける花が咲いていました。ヨーロッパ原産ではない花も多く、花に国境はありませんね。
半分角柱で半分円柱なんて門を見たのは初めてです。イタリア人のデザイン感覚は当時から進んでいたのでしょう。
月奏曲
あっちは相変わらず素っ気ない盛り付けでおかしいやら安心するやら…
日本人がこだわりすぎなんでしょうね世界基準で考えると…
ファミレスですら綺麗な盛り付けというw
ソプラノ門知らなかったのですがこれ不思議ですね。
なおさん
長さん
イタリア人は食事の量が多いです。イタリア人はパスタをスープ代りに食していますが、日本人は出される量のすべてを食べていたら、たちまち太ってしまいます。
長さん
イタリアの街中では日本で見かけるような花が多かったですよ。
円柱と角柱を組み合わせた門は面白いですね。円柱の方が敵が登りにくいからかも。
ジェノベーゼ、美味しかったですよ。イタリア人は朝と昼を簡単に済ませて、野菜は夕食で摂る宗官なのだそうです。
日本の鉄道ほど時間に正確な鉄道を持つ国はないそうです。
ロシアンブルー
咲いているお花は日本とあまり変わらないんですね。
長さん
イタリア人は甘いジェラートが好きですねー。ジェラート専門店に行っても、コーンかカップに色違いを乗せるくらいで、後はお好みでチョコレートの粒を振りかけることがある程度です。
長さん
コロンブスの生家だという「言い伝え」ですが、確証はないので、ジェノバの人も実際は信用していない人が多いのかも。ある意味‘いい加減な’イタリア人ですからねー。
長さん
見事な大聖堂、裕福な国だった証拠ですね。
ソプラノ門は形がとってもユニークです。
気候が似ているので、花の時期は日本と同じでした。
ミキ
建物も素晴らしいですが、旅先で日本でも
馴染みの花に出会うとホッとしませんでしたか?
記事を見せて貰う立場でも何だかホッとします。
修道院の回廊の一部ですか、素敵ですねぇ。
長さん
ジェノバは日本の北海道辺りの緯度ですが、地中海性気候で暖かく、日本の太平洋側と同じ気候と思っていただければ良いと思います。ですから、日本で見かけるような花が咲いており、ホッとしますねー。
でも、山の方に行ったら、見たことがないような花が咲いていましたよ。乞うご期待、です。
行き当たりばったり
コロンブスの生家ですか!!残っているのですか。
石造りの建物は、ホントに残っているのですねぇ~。
お花たちも日本と同じようで---。
寿々木
スイスでアルブスの少女ハイジの家を見たことがあります。
黄昏龍
イタリアのシキンツユクサ
なかなかかわいい花ですね。
建物がゴージャスに感じる分
イタリアの電車はスタイルが今一つ
ですね。
長さん
コロンブスの生家、昔からの言い伝えだと言うことですが、史実に残っているわけではないようです。
今回見かけた花、日本でも見ることが出来る花ですね。
長さん
コロンブスの誕生の地はジェノバないしはその近郊と言うことだけで、諸説あるそうです。その中の一つですから、信じて良いものかどうか。
ハイジの家はアニメの主人公が住んでいそうな建物を造ったのだそうですね。
長さん
シキンツユクサは6年ほど前近所で発見し、ブログに投稿したことがありますが、日本ではまだ珍しい部類でしょう。
イタリアの列車、外観は案外ごついデザインでした。
shuuter
生家がのこされていましたか、「コロンブスの卵」のことわざ 噛みしめています。
長さん
コロンブスはジェノバ生まれで、後にポルトガルに渡り、西への公開を思い立ってスペインの王室にスポンサーになってくれるよう依頼したとのことです。
みっきい
イタリアの国花はデージーですね。
5年前にイタリアへ旅行しまして、どこで勘違いしたのか、ずっと「キョウチクトウ」と思っていました。
ごめんなさいね、ありがとう!!
はるる
海の景色がすてきです。
間あいだに花が見られて楽しいですね。
お昼もおいしかったのでしょうね。
長さん
勘違い、記憶違いは誰でもありますから、気にしないで下さい。
私はそれ以前に、記憶が出てこないことが多くなりました。
長さん
イタリア国民は花が好きなようです。時期的なこともあるのでしょうが、行く先々で花が咲いていましたよ。
料理も美味しく、良い旅になりました。