目黒の自然教育園にて(2)
5月14日、「自然教育園」(国立科学博物館附属自然教育園)に立ち寄り、花などの写真を撮ってきました。
今回も、「路傍植物園」で見た花などです。
フタリシズカ(二人静、センリョウ科チャラン属)の花穂は2本が基本だが、5本まである。決して、チャランポランに何本も花穂を伸ばすわけではない(笑)。ちなみに、チャランは茶蘭と書く。
ホウチャクソウ(宝鐸草、ユリ科チゴユリ属)の花は終わり、実ができはじめていた。
ドクダミ(蕺草、ドクダミ科ドクダミ属)の花が咲き始めていた。
まだヘビイチゴ(蛇苺、バラ科キジムシロ属)の花が咲いていた。
ヘビイチゴの実(そう果)は1~1.5cmくらいだが、これは2cm以上あるので、同属のヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)のほうだ。
こちらは、クサイチゴ(草苺、バラ科キイチゴ属)の実。
ヤマブキソウ(山吹草、ケシ科ヤマブキソウ属)が一輪咲いていた。
こちらはクサノオウかと思ったが、ヤマブキソウの実が出来はじめたところだった。右下に細長い実が写っている。
ハナミョウガ(花茗荷、ショウガ科ハナミョウガ属)はまだつぼみだった。
5月14日撮影。
次回は、水性植物園で見た花たちを紹介します。
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この記事へのコメント
無門
5人静では
少々騒がしいですね
先日初めて二人静を
山で見ましたが
真面目に2人でした
なおさん
ドクダミはうちでも咲き出してきました。乾燥させてお茶に出来るほど生えてくるのですが、おっくうなのでやっていません。八重のものや五色葉のものはわざわざ植えられるものですね。
ヤマブキソウの種子もアリさんが運びますので、あちこち増えますね。ハナミョウガはなかなか見かけないものですが、ここでみられるというのは良いですね。
目黒のおじいちゃん
なるほどチャラン穂ランの語源はここからきましたか
みっきい
初めて見たつぼみだそうですが、ご覧になっているはず、
長さんでも気がつかない事あるんですか!?
私なんか全て見過ごしています…。
黄色い花のヘビイチゴ見つけました。
ピンクの花のいちごもありました。
ヤマブキソウの群生を、今年初めて浜松のフラワーガーデンで見ました。山吹の木にあらずの山吹色の草ですね。
nobara
ドクダミが繁茂しています。
エアコンの外置き機の前は退治しています。
蕾、可愛いですよね~
八重はまだ咲いてきてませんが、楽しみです。
ハナミョウガ、咲いた所を見たいです。
ふしぎなお花です。
我が家のほったらかしにヘビイチゴが実ってきました。
植物園にできるかしら?
river
家の裏庭に一面にドクダミがはびこって花が咲いています。臭いはきついですが花はなかなか趣のある良い花です。
信徳
五本でもフタリシズカ、一本でもニリンソウ、世の中色々有りますね。
ドクダミ、観賞用に八重のドクダミが二年前頃多く見られましたが最近は見られません。
mori-sanpo
実が出来上がっていく過程が面白いですね。
同様に、ヤマブキソウの実の出来始めも興味深いです。
長さん
初めてフタリシズカをご覧になりましたか。真面目に2人というのが面白い。これで花弁があれば良いのですがねー。
長さん
「笑点」は一頃毎週見ていたのですが、5代目圓楽さんが司会を降りた以降、殆ど見ていません。そういえば、こん平ちゃん、どうしているんでしょう。
ドクダミは殆ど注目しませんから、つぼみの形も初めて認識しましたよ。
ヤマブキソウ、もう少し早ければ花がたくさん咲いた板と思います。
長さん
今はチャラン属と出てきますが、センリョウ属とかフタリシズカ属とする立場もあるのだとか。
ちゃらんぽらんな解説を笑ってやってください(笑)。真に受ける人がいたら困るな。
長さん
ドクダミなんて(と言っちゃいけないですが)まじまじ見る花ではないので、つぼみの記憶がなかったのです。
ヘビイチゴの実は赤いです。黄色いのはキイチゴとかモミジイチゴかな。ピンクのイチゴの花もありますね。観賞用に作られたものらしいです。
ヤマブキソウは蟻が種を運んでくれるので、群生しやすいらしいです。
長さん
引っ越し前の家にもドクダミが繁茂していました。どうも、あの臭いが嫌いで、地下茎ごと退治したことがあります。
八重ドクダミはドクダミの変種なので、数年経ったら元の一重に戻ってしまったという報告がネットに載っていましたよ。
ハナミョウガ、私も花を見てみたいですが、時間が取れないうちに終わりそう。
いっそのこと、オープンガーデンをされたら如何(笑)。
長さん
住宅街に住んでいると、フタリシズカもヤマブキソウも自生のものにお目にかかるチャンスは皆無ですから、山に登るか、こうしたところで見るしかないです。
ドクダミの花は黄色い葯と白い苞葉の取り合わせが良いですが、どうもあの臭いがねー。
長さん
植物の世界だけでなく、人間の世界にも時々変わった人がいますからねー(笑)。八重のドクダミは変種なので、数年すると元に戻ってしまうという説がネットに載っていました。
長さん
ホウチャクソウの実、初めて見ました。これから大きくなって、紫色に変わっていくんですね。
ヤマブキソウの実は花の中心からどんどん伸びていくようです。
shuuter
人間が未熟なもので 失礼いたしました、お許しをねがいます。
二人静 まだ実物見たことないのです。
6月に 小3の自然体験学習の案内を今年もやることになっています。クサイチゴ 蛇苺など興味を引きそうな材料整理しておく必要があります。
アマガエルの卵 破竹の筍 面白いもの学習しておこうと思っています。
eko
ドクダミはこちらでも咲き始めています。蕾を初めて見られました?私もしげしげと見たことはありません(笑)
ヤマブキソウ、ハナミョウガも見たいです。
長さん
フタリシズカは「沖縄を除く日本全国の山林の比較的暗い場所に分布する」とあるので、見つかりそうな気がするんですがねー。
小学3年生くらいですと視線が低いので、大人には気づかないことに気づく可能性があります。ですから、下調べは重要ですね。
ロシアンブルー
フタリシズカは二本だけかと思いました。
ドクダミは繁殖力がおおせいでこまります。4枚の白い部分は苞で中心の長い部分が花序ですが、何故か白い花びらと思ってしまいます。十字の白は目立つので美しいですね。
小梨
ハナミョウガというのがあるんですね。 どんなふうに咲くんでしょうね?
長さん
フタリシズカの花穂、通常は2本で、3~4本も見られますが、この株は元気が良いのか5本出ていました。ヤマブキソウ共々、国営木曽三川公園ならありそうなものですが、山草はあまり展示していないのでしょうか。
ドクダミの花、普通、しげしげとは見ませんよね。
長さん
フタリシズカの花穂は2本ですが、この植物園では3本以上のものがたくさん見つかります。
ドクダミは地下茎で増えますから、上だけ切ってもすぐどこかから生えてきて、困ります。白い部分は苞ですが、よく目立ちます。ヤマボウシも大きな苞(総苞片)が花のように見えますね。
長さん
ドクダミの花、お好きですか。草むしりをしていると強烈な臭いです。あの臭い、どうも好きになれません。もっとも好きな人は少ないでしょうが(笑)。
ハナミョウガの花、綺麗な写真が載っているHPがありました(↓)。
http://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/flower/H2105.html
寿々木
すーちん
ドクダミは抜いても抜いても
出てきます
よく見ると可愛らしい花なんですが
長さん
ドクダミは凄く蔓延るのが困りますね。ぬいても、地下茎が残っているとすぐ出て来てしまいます。
長さん
お宅でもドクダミが蔓延りますか。少し深く掘って地下茎を取り去らないと駄目なんです。
はるる
ドクダミ私も見かけましたが、蕾までは知りませんでした。
今度探して、ぜひ見てみたいと思います。
クサイチゴ、おいしそうです。
イボタノキ初めて聞いた名前です。教えていただきありがとうございます。
長さん
フタリシズカの花穂、3本以上が結構見つかります。
ドクダミはどこにでもあるので、つぼみなんか気にしていませんでした。
イボタノキで合っていましたか。良かった。