皇居東御苑の西側、富士見多聞の近くにあるバラ園にやってきました。
このような、平面的な仕立ては何て言うんでしょうね(モッコウバラ)

ナニワイバラ (難波茨)
バラ科バラ属のつる性木本。原産は中国中部東部南部、台湾
日本へは江戸時代に難波商人によって持ち込まれ、販売された

大輪(7~8cm)の一重咲きで、美しく、人気がある

サンショウバラ (山椒薔薇)
バラ科バラ属の落葉小高木。日本固有種。別名ハコネバラ(箱根薔薇)
和名の由来は、葉がサンショウ(山椒)の葉に似ているため

花の大きさはナニワイバラと同じくらい。形はよく似ている

コウシンバラ (庚申薔薇)
バラ科バラ属の落葉小木。園芸品種。原産は中国
四季咲き性があり、和名の由来は庚申月(つまり隔月)に咲くからだという


カノコ
バラ科バラ属の落葉小木。詳細不明


ハマナス (浜茄子、浜梨、玫瑰)
バラ科バラ属の落葉低木。原種バラの一種
日本では北海道に多く、南は茨城県、島根県まで。主に海岸の砂地に自生


北海道で白花を見たことがある。ピンクや八重の園芸種があると言うが…
ナニワイバラ (難波茨)
バラ科バラ属のつる性木本。原産は中国中部東部南部、台湾
日本へは江戸時代に難波商人によって持ち込まれ、販売された
大輪(7~8cm)の一重咲きで、美しく、人気がある
サンショウバラ (山椒薔薇)
バラ科バラ属の落葉小高木。日本固有種。別名ハコネバラ(箱根薔薇)
和名の由来は、葉がサンショウ(山椒)の葉に似ているため
花の大きさはナニワイバラと同じくらい。形はよく似ている
コウシンバラ (庚申薔薇)
バラ科バラ属の落葉小木。園芸品種。原産は中国
四季咲き性があり、和名の由来は庚申月(つまり隔月)に咲くからだという
カノコ
バラ科バラ属の落葉小木。詳細不明
ハマナス (浜茄子、浜梨、玫瑰)
バラ科バラ属の落葉低木。原種バラの一種
日本では北海道に多く、南は茨城県、島根県まで。主に海岸の砂地に自生
北海道で白花を見たことがある。ピンクや八重の園芸種があると言うが…
5月7日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
ハマナスは昨日武蔵丘陵森林公園のボーダー花壇で見てきました。香りも良いですね。
eko
ナニワイバラの白い花、とても綺麗です。豪華なバラもいいですが、一重の花も素敵です。
サンショウバラ、私も見ましたが、葉が山椒に似ていますね。
ハマナスはタワーパークで白とピンクの花は見ましたが八重花もあるんですか。虫たちが大好きなようでたくさん吸蜜していました。
river
日本に自生するバラの基本種はノイバラ、テリハノイバラ、ハマナス、タカネイバラ、サンショウバラですね。
中国から渡来した基本種はコウシンバラ、モッコウバラ、ナニワイバラなどです。それぞれ重要な交配親になりました。
コウシンバラはそれまで欧州のバラは一期咲きだったものに四季咲き性を移した画期的なバラです。
寿々木
みっきい
昨日、公園で野イバラを見てきましたが、ナニワイバラは大輪できれいですね。
サンショウバラは薄いピンク色をしているのですね。
ハマナスは白い花と思っていましたが、ピンクや八重の園芸種もあるのですか。
原種のバラたちも良いものですね!!
バラの季節楽しみです。
shizuo
ナニワイバラ、サンショウバラ、コウシンバラ…、
ところで江戸時代には、幾らくらいで販売されたてたんでしょうね。
またどんな人が…、と話がそれていきそう^^;。
ミックン
長さん
ここのバラ園はスペースが狭いので、10数種類のバラしか見ることが出来ませんが、ナニワイバラやサンショウバラ、キモッコウなどは多くの花を咲かせていました。ハマナスは白花種もあるようですが、花は見られませんでした。
長さん
モッコウバラの棚作りは面白いですね。背後のナニワイバラとサンショウバラが垣根作り(?)なので、対照的でした。
ハマナスの八重は園芸種だろうと思うのですが、赤も白もあるそうです。
春は花が多いですから、昆虫たちも大忙しですね。
長さん
今日は前橋敷島公園のばら園の殿堂入り種などの紹介でしたよね。
日本のバラは基本の自生種が5種類ですか。
バラも愛好家が多く、膨大な種類の園芸種が出来ていますが、コウシンバラはバラの園芸種作りに画期的な役割を果たしたようですね。
長さん
平面的に棚を作って、上から見られるようにしてありましたが、こういう作り方も面白いですよね。園芸種ばかり見ていると、原種バラは新鮮に見えますね。
長さん
ノイバラから比べると、ナニワイバラやサンショウバラは大輪ですね。サンショウバラは花弁の周囲が濃いピンクで、覆輪というのでしょう。
ハマナスはピンクが多いようです。本場の北海道でも白花を見つけるのに苦労しました。
長さん
江戸時代のバラの値段ですか。いくらだったのでしょうね。日本産のバラはきっと安かったでしょうが、外国産は結構な値段がしたのかもしれませんね。
すーちん
モッコウバラこういう
仕立て方もおもしろいですね
ナニワイバラ、ハマナス良い香り
だったでしょうね
信徳
mori-sanpo
ナニワイバラ、最近近所のフェンスなどで見かけるようになりましたが、純白で清楚な花ですね。
サンショウバラは日本固有種でしたか。東御苑ではおなじみの花だと思っていましたが、近隣のバラ園などではあまり見かけないです。
nobara
月奏曲
近所のアパートの方が(1階居住)物干しスペースにこんな感じの棚でバラ育成してて大家さんと大喧嘩してたなぁ…
長さん
この日は昼頃から晴れ間が出る予定だったのですが、天気の回復が遅れたのです。光量が不足して、良い写真が撮れなかったのですが、バラ園辺りでは少々まともな写真が撮れたかなと思います。
長さん
棚作りとでも言う見せ方でしょうかねー。
モッコウバラは匂いませんが、ナニワイバラやサンショウバラがたくさん咲いていて、良い香りが漂っていました。
長さん
我が家の近くにもモッコウバラやナニワイバラを垣根に這わせているお宅がありますよ。サンショウバラは殆ど見かけません。黄色のモッコウバラは臭いがないのが玉に瑕ですね。それでサザンカに変えたんですか。
長さん
この仕立て方は初登場ですか。ナニワイバラは白い大輪が良いですね。ただ、棘が鋭いので、剪定が大変そうです。その点、モッコウバラは棘がないので、扱いやすそうです。
サンショウバラ、ここで初めて知りました。
長さん
サンショウバラは日本固有種なのに、殆ど見かけませんね。カノコは似たようなバラは見かけるのですが、この名前では検索しても引っかかりませんでした。
ハマナスは寒さに強いので、山の上でも育つのでしょうが群生しているのは珍しいですね。
長さん
弦バラは生垣やアーチ状に仕立てるのが普通で、こういう平面的な仕立て方は初めて見ました。
バラの仕立て方で家主と店子が喧嘩しましたか。面白い(なんて笑っちゃいけないか)。
ロシアンブルー
一重のバラ、好きです。庚申バラも一重がありますよね。
ハマナスは気品を感じます。
小梨
長さん
コウシンバラは一重もありますか。調べてみたら、原種は一重なんですって。
長さん
棚仕立てというのが正しい言い方ですか。葡萄や梨の作り方がこれですね。
行き当たりばったり
おもしろい仕立て方ですね。驚きました。
カノコの色合いが気に入りました。
長さん
平面的な仕立て方はブドウ棚や梨の作り方と同じみたいですね。カノコというバラ、調べても全く分りませんでした。
りりい
やはり自然に伸ばしてやりたい気がするのは私だけでしょうか?
サンショウバラ、確かに和風のバラという感じがしました。
長さん
モッコウバラは年に1~3mも伸びるそうで、こうした仕立て方にしておけば管理がしやすいのかもしれません。
サンショウバラ、あまり見かけませんが、日本固有種ですからもっと広まって欲しいです。我が家では無理ですけれど(笑)。
きゃべつ畑
です。
長さん
モッコウバラは棘がないので、扱いやすいですよね。
はるる
大輪のバラも豪華ですが、なんか身近に感じます。
それに可愛いです。
モッコウバラが平面とは、初めて見ました。
長さん
昭和天皇のイメージを尊重した庭園だけに、オーソドックスな日本のバラなどを廃したものと思われます。棚仕立てのモッコウバラは見かけませんね。
無門
モッコウバラ
もっぱら垣根で見かけますが
平棚つくりも面白いね
長さん
蔓が伸びる速度が速いモッコウバラ、垣根に沿わせるのが一般的ですね。