エゴノキ、タニウツギ、トチノキ、ブラシノキ

皇居東御苑にて(5)

 皇居東御苑で、花を探して散策しています。
 今回は、二の丸を見た後、百人番所前から中雀門を通って、本丸跡に入りました。

エゴノキ

エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。日本全国の雑木林に多く見られる
和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来
別名チシャノキ、チサノキ。下向きに咲く可愛い花だが、有毒植物

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↑ ピンクの花はタニウツギ                     

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蜂が飛来した
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園芸品種に桃色の花を咲かせる’ピンクチャイム(アカバナエゴノキ)’がある


タニウツギ (谷空木)

スイカズラ科タニウツギ属の落葉小高木
北海道西部~本州・中国地方までの主に日本海側に分布

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谷や沢筋など、水の流れるところの多いのが、名の由来
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トチノキ (栃、橡、栃の木)

ムクロジ科(←トチノキ科)トチノキ属の落葉広葉樹
渓流に沿った肥沃な土地に生える

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本年枝の先から長さ20cm程の花序を伸ばし、白色の小さな花を多数つける
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近縁種でヨーロッパ産のセイヨウトチノキはマロニエとして知られる

こちらは、メーデーのデモ解散地点でみたベニバナトチノキです
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セイヨウトチノキとアカバナアメリカトチノキの雑種

 5月7日撮影。
 (つづく)


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 我が家の近所でブラシノキが咲き出しました。

ブラシノキ 

フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木。オーストラリア原産
別名カリステモン、ハナマキ(花槙)、キンポウジュ(金宝樹)

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試験管ブラシのように赤くて長い部分はおしべの花糸
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先端に黄色い葯が見える
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 5月10日撮影。


 出かけておりますので、コメント欄を閉じています。

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