ナスヒオウギアヤメ、エンコウソウ、カキツバタ(鷲の尾)など

皇居東業園にて(4)

 5月7日に行った皇居東御苑で見た花たちです。
 二の丸雑木林に続いて、二の丸池の周囲を散策しました。

ナスヒオウギアヤメ (那須檜扇菖蒲)

アヤメ科アヤメ属の多年草。昭和37年、宮内庁職員が那須町で発見
昭和天皇が著書「那須の植物誌」で新品種として紹介したことで知られている
実を結ばないので、株分け以外に増やせない。絶滅危惧種

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ヒオウギアヤメに似ているが、全体的に大きい
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エンコウソウ (猿喉草)

キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。リュウキンカの変種

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雪国植物園で見たものよりずっと大きくなっている
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名の由来は、茎が伸びる様子をテナガザルに見立てたもの


ヤマボウシ (山法師、山帽子)

ミズキ科ミズキ属の落葉高木。ハナミズキより遅れて咲く

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コゴメウツギ (小米空木)

バラ科コゴメウツギ属の落葉低木。花径は4~5mm

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カキツバタ‘鷲の尾’ (燕子花、杜若)

アヤメ科アヤメ属の多年草

鷲の尾の花は白地に紫色の入る美しい品種(手前はシラン)
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曇り空なので,色が悪い
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白藤

フジは、マメ科フジ属のつる性落葉木本。ノダフジ(野田藤)ともいう

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二の丸池の反対側から(池畔に、上掲のシランとカキツバタが見える)
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マルバシャリンバイ (丸葉車輪梅)

バラ科シャリンバイ属の常緑低木。シャリンバイの葉が丸い変種
今では、シャリンバイとマルバシャリンバイは区別しないようです

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マツバウンラン (松葉海蘭)

オオバコ科マツバウンラン属の一年草または二年草

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葉の形が松葉、花がウンランに似ていることからこの名がついた

 5月7日撮影。
 百人番所の方に戻り、本丸跡に向かいます。

 (つづく)


 午後から出かけますので、コメント欄を閉じています。

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