5月7日に行った皇居東御苑で見た花たちです。今回は、二の丸雑木林のつづきです。
ノイバラの咲く二の丸雑木林
フタリシズカ (二人静)
センリョウ科チャラン属の多年草。沖縄を除く日本全国に分布する
山林の比較的暗い場所を好む
二の丸雑木林には、大小二つの群落があった
花序は2本が多いが、3~4本のものもある
花には花弁も萼もなく、3個の雄しべが丸く子房を抱いている
「和名は、2本の花序を、能楽「二人静」の静御前とその亡霊の
舞姿にたとえたもの。ヒトリシズカと対を成す」(Wikipediaより)
ノイバラ (野茨)
バラ科バラ属の落葉性のつる性低木。日本のノバラの代表的な種
沖縄以外の日本各地の山野に多く自生する。ノバラ(野薔薇)ともいう
咲き始めは花弁もしべも美しい
赤い実が残っている木もあった
ニガナ (苦菜、黄瓜菜)
キク科ニガナ属の多年草。 日本各地の山野の道端、草地などに生える
茎の先端で枝分れし、花弁は5枚が多いが、6枚もある
名の由来は、葉や茎に苦味のある白い乳液を含むため
アヤメ (菖蒲、文目、綾目)
アヤメ科アヤメ属の多年草
多くは山野の草地に自生し、湿地に生えることは稀
外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様がある
左側の白い花はハルジオン
フタリシズカ (二人静)
センリョウ科チャラン属の多年草。沖縄を除く日本全国に分布する
山林の比較的暗い場所を好む
二の丸雑木林には、大小二つの群落があった
花序は2本が多いが、3~4本のものもある
花には花弁も萼もなく、3個の雄しべが丸く子房を抱いている
「和名は、2本の花序を、能楽「二人静」の静御前とその亡霊の
舞姿にたとえたもの。ヒトリシズカと対を成す」(Wikipediaより)
ノイバラ (野茨)
バラ科バラ属の落葉性のつる性低木。日本のノバラの代表的な種
沖縄以外の日本各地の山野に多く自生する。ノバラ(野薔薇)ともいう
咲き始めは花弁もしべも美しい
赤い実が残っている木もあった
ニガナ (苦菜、黄瓜菜)
キク科ニガナ属の多年草。 日本各地の山野の道端、草地などに生える
茎の先端で枝分れし、花弁は5枚が多いが、6枚もある
名の由来は、葉や茎に苦味のある白い乳液を含むため
アヤメ (菖蒲、文目、綾目)
アヤメ科アヤメ属の多年草
多くは山野の草地に自生し、湿地に生えることは稀
外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様がある
左側の白い花はハルジオン
5月7日撮影。
次回は、二の丸雑木林の木の花です。
(つづく)
この記事へのコメント
すーちん
ノイバラが今綺麗ですね
良い香りです
ニガナは後から苦味が
来るようです
無門
どこにでもある草花だけど
つい見過ごしてしまいます
今度山に行ったら
もっとしっかり見つけてあげよう
目黒のおじいちゃん
美少女の。
なおさん
ノイバラは日向で栄養がいいともっと見事に咲きますね。香りも良く、僕は園芸種のバラよりノイバラの方が好みです。
ニガナやハルジオンも良く見ると可愛らしいものです。アヤメは冴えた青紫が緑の草原に映えますね。
eko
フタリシズカ花穂が3本でも二人ですね(笑)
ニガナハルジオンもよく見ると可愛い花です。
アヤメは網目があるので何とかわかります(苦笑)
river
ニガナは赤城山や草津白根山にはたくさんありキバナとシロバナが同じところで見られます。
霧ヶ峰高原ではヒオウギアヤメがたくさんあります。
みっきい
日当たりのよい公園で毎年咲いています。今年な未だ見ていません・・・。「野バラ」を見るとシューベルトの野バラ♪を歌いたくなります…。身近な花です。
ニガナはあちこちに生えています。苦いのですね?
ハルジョオンは白に交じってpinkも咲いています。
あやめには網目があるのですか?難しいです。
二の丸雑草地、これらは平均的な日本の草たちなのでしょうね。
長さん
ノイバラの咲き始めは花弁の活きが良いし、良い香りがしますね。
ニガナは味わったことがないですが、跡から苦みが来ますか。
長さん
キンランは個体数が減少しているそうですが、まだ見つかりますか。見つかったら、中を覗いてみてやって下さい。
長さん
nobaraさんを連想しますか。まだ、ご尊顔を拝謁したことがありませんが…。
長さん
フタリシズカもこんなに盛り上がるような株になるのは相当な年月が必要なのではないでしょうか。
二の丸雑木林は光が届きますから、ノイバラも大きくなっているものがありました。
このアヤメ、ハルジオンに対して、「あんたたちが束になっても、私の美しさには適わないでしょう」と言ったとか(笑)。
長さん
ノイバラの咲く季節ですね。遊歩道から踏み込むことは出来ませんが、もっと大きな木もありましたよ。
フタリシズカは3~4本の花穂のものがありますね。ニリンソウの最大7本には負けますが…。
お友達のブログに、網目があるのにカマヤマショウブと言う品種が紹介されていました。どこの世界にも変わり者はいるようです(笑)。
長さん
バラはトゲがあるのが困りますね。「綺麗な花には棘がある」の原型は「綺麗なバラには…」なのでしょう。テリハノイバラは一度しか見たことがないのですが、赤もあるのですね。
ここではナスヒオウギアヤメが咲いていました。後日、投稿します。
長さん
ノイバラの通称はノバラなんだそうです。♪野バラはゲーテの詩にシューベルトが曲を付けたものですね。ウェルナー作曲の野バラも有名ですね。
ニガナは苦いそうです(笑)。すーちんさんによると、後から来る苦みだとか。
アヤメには網目があり、ノハナショウブは黄色い目、カキツバタは白い目模様が見分けのポイントだとか。
shuuter
苦菜もたくさん咲いています。
野山も夏の花 でいっぱいになりました。
nobara
我が家の東のスペースのノイバラ、
盛りだくさんに花が咲いてきました。
棘との戦いです。タカネイバラなら少しピンクっぽい?のでしょうけれど・・そろそろカットしないと見苦しいです。
ニガナのお花も楚々としてますね。
それに比べオニノゲシは憎ったらしいデス((+_+))
mori-sanpo
江戸川岸のノイバラは咲き始めから見ていたつもりですが、一つの花穂に古くなった花が混じっている状態でしたので、がっかりしていたところでした。
ロシアンブルー
皇居東御苑は野草が豊富ですね。歩きたくなるところですね。
ノイバラがシンプルで素敵ですね。
長さん
ノイバラの咲き始めは良い香りが漂いますね。
ニガナはよく増えるようです。白花は見かけますか?
長さん
ノイバラはnobaraさんの代名詞、目黒のおじいちゃんが美少女だと噂しています(笑)。バラは美しいですが、棘があるのが玉に瑕…なんて言っちゃいけないか(笑)。
オニノゲシは葉に棘があるから嫌われますね。
長さん
ノイバラは咲いて日が経つと茶色っぽくなるので写真写りが良くないですよね。この日は咲き始めのものを探して撮りました。
長さん
皇居東御苑はHPに地図入りの花便りが7~10日ごとに掲載されますから、それを見て出かけるようにしています。花の種類は結構多いですよ。
GG
いろいろな草花を自然のままに育てているのでしょうね。
野草の宝庫と言っても過言でないのでしょうね。
このような場所が必要になってきたし、大切になりますね。
信徳
ここは静かで植物の育成には環境が良いのでしょう。
小石川植物園に一度行った事が有るのですがやはり中に入ると都会とはかけ離れた別天地でした。
寿々木
長さん
ここは植物県境にも造詣の深かった昭和天皇ご自身の発案により、武蔵野のおもむきを伝える庭園として整備されたものです。都心のど真ん中に貴重な草木が育てられており、外国人にも人気のスポットです。
長さん
皇居東御苑はお堀を渡ると、都心とは思えない別天地ですね。雑草がはびこらないよう整備しているようです。
小石川植物園も森に囲まれた静かなところですね。木陰のベンチで静かに読書する人も見かけます。
長さん
ノイバラの咲くシーズンですね。ちょっと厚めの花弁で、咲き始めは良い匂いが漂います。
ニガナとオニタビラコが勢力争いですか。ニガナ、頑張れ(笑)。
りりい
静寂な中で、こんな素敵な空間を歩いていられたら、素敵な人生になりますね。
長さん
ノイバラの咲き始めは綺麗だし、香りが良いので、好きなんです。
写真には人物が全く入っておらず、静かなように見えるでしょう。実際は、外国人の団体がいたりで、結構入園者が多いのです。
行き当たりばったり
緑の森の中にこういう色のついたお花。よく目につくものと、咲いててもはっきりわからないものとが、ありますね。
大気のしっとりした感じを受けました。
長さん
明るい雑木林ですから、目を凝らせば白や黄色の花は目に付きますが、アヤメのように濃い色の花は見逃しかねません。
土が多いところは良いですね。
はるる
そういう意味でついた名前ではないかもしれませんが。
ノイバラも飾らない美しさがありますね。
長さん
フタリシズカは、静御前の霊が取り付いた菜摘み女と霊が同じように舞うという、能の「二人静」から来ているそうですが、きっと静かな舞なのでしょう。また、日陰が似合う花でもあるのです。
ののはな
長さん
ニガナは雑草みたいに扱われていますが、よく見れば綺麗な花なんですよね。ここは無機質な都内の中のオアシスという感じですね。外国人にも人気があります。