タチテンノウメ、シマカコソウ、シマムラサキ & 我が家のスミレ

つくば植物園にて(13)

 つくば蘭展の第三会場(研修展示館)では「<写真展>世界自然遺産・小笠原諸島の自然とラン」という展示が行われていましたが、ランと共に、小笠原諸島固有の植物 がいくつか展示されていました。

タチテンノウメ (立ち天の梅)
バラ科テンノウメ属の常緑低木。 花径は12、3mmくらい
父島、兄島、妹島、聟島にのみ分布(乾燥した岩石地)
画像
小笠原で見られる類似種にシラゲテンノウメがある。シラゲテンノウメは地を這う
よう枝を伸ばすのに対し、タチテンノウメは枝が立ち上がるように上に伸びる


シマカコソウ (島夏枯草)
シソ科キランソウ属の多年草。絶滅危惧ⅠA類
父島、母島、妹島に分布(日当たりのよい湿った岩場)
画像
花の長さは約1.5cm。別名シマキランソウ
画像


シマムラサキ (島紫)
シソ科(←クマツヅラ科)ムラサキシキブ属の常緑低木
父島、兄島に分布。絶滅危惧ⅠA類。雌雄異株
画像
実の大きさは3~4mmくらい
画像
小笠原固有のムラサキシキブ属には、シマムラサキの他に、
オオバシマムラサキとウラジロコムラサキがあり、共に雌雄異株

 3月18日撮影。
 (つづく)


~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

我が家のスミレ

 今年はスミレが全滅?と思っていたところ、3月下旬に小さな葉が出始め、10日ほどで花が咲きました。
画像

ビオラ・ソロリア‘パピリオナケア’
画像

ビオラ・ソロリア‘スノープリンセス’
画像

 4月6日撮影。



 旅行中のため、コメント欄を閉じています。

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック