中央広場の池で見た水生植物ですが、面白い花が咲いていたので、2種類、紹介します。
水底に塊根があり、葉身は水面に浮かび葉脈は網目状にはならない。花は開花後も落ちることなく生長し結実時には長さ約3cmで緑色になる。
葉に穴が開くことで有名なレースソウの仲間です。白い花はよく見ると幾つかの花が集まってできています。名前の通り、南アフリカの南端、喜望峰付近が原産です。
南アフリカではこの生長した花序を野菜として食べる。
北アメリカ原産の水生植物。群生して多数の開花が見られるのは非常に珍しく、国内では筑波実験植物園だけであろうと思われます。
サトイモ科の中では原始的なグループ(サトイモ科の進化の過程で最初に出現したグループ)に属し、ミズバショウに近い種類。サトイモ科の特徴である仏炎苞(ぶつえんほう)がほとんど目立たず、黄色い棒状の花序が特徴です。
つくば蘭展より(12)
つくば蘭展の第三会場は研修展示館で、1階は「<写真展>世界自然遺産・小笠原諸島の自然とラン」という展示でした。
ムニンシュスラン
(無人繻子蘭)
Goodyera boninensis Nakai
小笠原諸島固有種(父島、母島)
右は、展示写真を撮ったもの
(無人繻子蘭)
Goodyera boninensis Nakai
小笠原諸島固有種(父島、母島)
右は、展示写真を撮ったもの
開花時の高さ10-25cm。葉は長さ5-10㎝、花は長さ5㎜。常緑広葉樹林の暗くやや湿った場所に生える。ハチジョウシュルラン(広義:カゴメランなどを含む)に似るが、葉が大きく模様がない。
1905年、小笠原諸島から最初に発表された蘭の種。小笠原固有種で、父島と兄島の明るい林の中に生える。進化の歴史はなぞに包まれており、どこに起源するかはっきりしない。自生地ではわずかな個体しか存在せず、国内希少野生動植物種に指定されている。
シマホザキラン
(島穂咲蘭) 絶滅危惧ⅠA類
Malaxis boninensis (Koidz.) K.Nackej.
Goodyera boninensis Nakai
小笠原諸島固有種(父島、北硫黄島)
右は、展示写真を撮ったもの
(島穂咲蘭) 絶滅危惧ⅠA類
Malaxis boninensis (Koidz.) K.Nackej.
Goodyera boninensis Nakai
小笠原諸島固有種(父島、北硫黄島)
右は、展示写真を撮ったもの
開花時の高さ15-25cm。葉は長さ5-10cm。花は径3-4mm。常緑広葉樹林内の渓流沿いの岩上に生える。父島では1ヵ所しか自生地がなく、絶滅寸前。北マリアナ諸島に形態がよく似た蘭が自生しているので、ミクロネシアから北上して分布を広げた可能性がある。
解説はつくば植物園のHP、広報資料、展示説明版より。
以上、3月18日撮影。
4月8日早朝より10日まで出かけますので、コメント欄を閉じています。
期間中、皆さんのブログをお訪ねできないかもしれません。ご了承ください。
この記事へのコメント