「雪国植物園」で、ボランティアガイドに案内をしてもらった植物を紹介しています。
エチゴルリソウ (越後瑠璃草)
ムラサキ科ルリソウ属の多年草。ルリソウとヤマルリソウの中間型
新潟・富山・福井県などの日本海側のみ育成
2週間も咲き続けるという

ザゼンソウ (座禅草)
サトイモ科ザゼンソウ属の多年草。葉が大きくなっていた


エンコウソウ (猿猴草)
キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草

植物園の西側の区画。昔は棚田だったという

オオバキスミレ (大葉黄菫)
スミレ科スミレ属の多年草。日本固有種
積雪量の多い日本海側の山地に広く分布する

ニリンソウ (二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草

右下、4輪のものが見つかった(一つはつぼみだが)


オオタチツボスミレ (大立坪菫)
スミレ科スミレ属の多年草。北海道~九州の寒冷な多雪地に多い

サンカヨウ (山荷葉)
メギ科サンカヨウ属の多年草。 まだつぼみだった

ミヤマカタバミ (深山片喰、深山傍食)
カタバミ科カタバミ属の多年草。別名ヤマカタバミ、エイザンカタバミ

スミレサイシン (菫細辛)
スミレ科スミレ属の多年草


雪割草を撮影したら、足下近くにギフチョウが舞い降りた

カタクリとキクザキイチゲ

腹を見せ、カタクリの蜜を吸うギフチョウ(3度目の出会い)

ムラサキ科ルリソウ属の多年草。ルリソウとヤマルリソウの中間型
新潟・富山・福井県などの日本海側のみ育成
2週間も咲き続けるという
ザゼンソウ (座禅草)
サトイモ科ザゼンソウ属の多年草。葉が大きくなっていた
エンコウソウ (猿猴草)
キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草
植物園の西側の区画。昔は棚田だったという
オオバキスミレ (大葉黄菫)
スミレ科スミレ属の多年草。日本固有種
積雪量の多い日本海側の山地に広く分布する
ニリンソウ (二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
右下、4輪のものが見つかった(一つはつぼみだが)
オオタチツボスミレ (大立坪菫)
スミレ科スミレ属の多年草。北海道~九州の寒冷な多雪地に多い
サンカヨウ (山荷葉)
メギ科サンカヨウ属の多年草。 まだつぼみだった
ミヤマカタバミ (深山片喰、深山傍食)
カタバミ科カタバミ属の多年草。別名ヤマカタバミ、エイザンカタバミ
スミレサイシン (菫細辛)
スミレ科スミレ属の多年草
雪割草を撮影したら、足下近くにギフチョウが舞い降りた
カタクリとキクザキイチゲ
腹を見せ、カタクリの蜜を吸うギフチョウ(3度目の出会い)
4月9日撮影。
雪国植物園(1)からの植物掲載数累計 39 (重複を除く)。
(つづく)
この記事へのコメント
りりい
こんな姿、なかなか撮れるモノではありませんよね。
私だったら、何かの特集に応募してみたくなってしまいます。(笑い)
長さん
ギフチョウには3回出会う機会があり、カタクリに吸蜜に来たところは偶然お腹を見せました。岐阜長に出会えること自体がラッキーだったので、ついていましたよ。
nobara
いかにもそこに植えましたって感じのは嫌ですが
こういう感じはいいですね~
阿蘇の野草園がこんな感じで自分で探さなければならない?そんな感じのところがいいですね。
時期もぴったんこだったのでしょうね。
ギフチョウも特別サービスが佳かったみたいですね。
同行の皆さんも記録写真を撮られるのでしょうか?
撮影に理解がないと一緒には歩けませんよね。
夫はせっかちですが植物の写真にはおおらかです(笑)
ポン太
目黒のおじいちゃん
エチゴルリソウはばっちりですね
長さん
植物園が「自然植生を大切にして造り上げた」と書いているように、たとえ植えたものだとしても、周囲にマッチしたものになっていました。ですから、植物の名前などは一切書いてありません。
ガイドさんに案内してもらわなかったら、花の名前を調べるのが大変だったと思います。今頃、目黒のおじいちゃんは苦労されているかも(笑)。
今回のギフチョウの写真が撮れたのはデジイチを持っていた私だけでした。
信徳
ギフチョウにあってラッキーでしたね。
コシノカンアオイが有るから多く飛んでいるのでしょうかね。
こちらでは余り見られないチョウです。
みっきい
岐阜蝶に3度もで逢うなんてラッキーでしたね。
腹を見せる蝶なんて、めずらしいことですね。
今日蝶々を見つけて撮ってみたのですが動くものはダメですね。蝶々に遊ばれていました…。
river
オオタチツボスミレやスミレサイシンは主に日本海側に分布しますが太平洋側はタチツボスミレとナガバノスミレサイシンが分布します。
サンカヨウはこちらの山でも見かけます。
shuuter
連休明けぐらいにはヤマルリソウが見られると思います。
楽しみにしている花です。
長さん
スミレはたくさんの種類があり、私もよく分りませんが、今回はガイドさんが教えてくれたので助かりました。
サンカヨウはこれから白い花が咲きます。
長さん
スミレの同定は難しいですね。今回はボランティアガイドの説明があったので、ネットで探し回る手間が省けました。
エチゴルリソウ、おじいちゃんも今日アップされましたね。
長さん
園内にはコシノカンアオイが自生しているようですから、その葉から羽化したギフチョウかもしれませんね。
Wikipediaによれば「本州の秋田県南部の鳥海山北麓から山口県中部にいたる26都府県(東京都、和歌山県では絶滅)に分布する」とありますが、里山の減少によって分布域がどんどん減っているようです。
長さん
人間にも変わった人がいるように、ニリンソウにも変わったのがあるんですよ(笑)。
今年は雪解けが早く、ギフチョウもたくさん羽化したのではないかと想像しています。蝶を撮るには望遠ズームと高速シャッターが必要だと思います。出来れば連写機能が欲しいです。
長さん
スミレは種類が多い植えに、地域変種もあるようですね。ガイドに教えてもらわなければ、お手上げのところでしたよ。
サンカヨウは昨年、栂池自然園などで見ましたが、大きな葉に小さな白い花が印象的でした。
長さん
エチゴルリソウは日本海側だけですが、ヤマルリソウなら関西でも見られますね。エチゴルリソウは「分果の縁にかぎ状の棘がない」ことで見分けますが、花や葉はヤマルリソウとは違いはないようです。
eko
二輪草に四輪草とは面白いですね。
スミレも様々ありますね。種類はさっぱりわかりません(苦笑)
エチゴルリソウ、可愛くて花色が素敵ですね。
長さん
今回はガイドさんにもついてもらえたし、ギフチョウにも3回で会えるして、大変ラッキーでした。
エチゴルリソウは咲き始めが瑠璃色で少しずつ赤みを帯びてきます。
なおさん
スミレサイシンやオオバキスミレはところにより山菜としても利用されるようですね。
ギフチョウを何度も見られて裏山椎??ことです。カタクリに吸蜜に来たところを撮影できたのはなによりです。なかなか見られませんが、さすがはチョウ(長)さん??です。
ミックン
ルリソウ、ヤマルリソウ、そしてエチゴルリソウ」、花はそんなに変わらないのに、葉に特徴がありそうですね
長さん
雪割草にはちょっと遅い時期でしたが、その分、早春の雪国の花をたくさん見られたのは良かったですよ。
スミレサイシンやオオバキスミレも山菜として利用されましたか。葉が大きめだからでしょうか。
ギフチョウに3回も出会えるなんて、キチョウな機会でした。
月奏曲
あまり可愛い虫に恵まれてないので今年は可愛いチョウチョとか撮りたいなぁ…
長さん
ヤマルリソウとエチゴルリソウは草丈が低いですが、ルリソウは立ち上がるところが大きな違いでしょう。ヤマルリソウの葉には毛が生えているようですが、エチゴルリソウには毛がないようです。
小梨
ギフチョウに3回も出会えたなんて、すごいですね。
カタクリの蜜を吸おうとすると、こんなアクロバティックな格好をしなくてはならないんですね。
長さん
花が多くなる5月から初夏にかけては蝶を撮る機会が増えそうです。望遠レンズで連写するのですが、ピント合わせが難しい。今回は止まったところなのが幸いしました。
長さん
オオバキスミレは何カ所かで群生していました。ボランティアさんの管理が良いせいでしょう。
カタクリは下を向いて咲くので、ギフチョウもやむを得ずこんな格好に(笑)。
行き当たりばったり
ギフチョウに3回も出会うなんて----。お花とのコラボが絵になります。
めったに会えないお花ばかりのような---。
サンカヨウというのですか、可愛いお花のようですね。
長さん
この植物園は大当たりでした。ガイドさん、花の種類、雪割草、そして、ギフチョウと、願ってもない機会でした。
サンカヨウは小さいけれど綺麗な白い花が咲きますよ。
GG
花もきれいですが蝶々も羽を広げてきれいですね。
写真も本当に綺麗ですし参考にさせていただいてます。
コメントもありがとうございます。
すーちん
キスミレ見た事無いので
一度見て見たいですね~
寿々木
長さん
ギフチョウは今回初めて出会いました。蝶は止まっている時も常に翅を動かしていて、撮影しにくいのですが、ギフチョウは大型のせいかあまり翅を動かさなかったのですよ。
長さん
キスミレや大葉キスミレは低い山に咲いているそうですが、植物園の方が手っ取り早いでしょうね。
長さん
上高地で出会う花もありますか。ニリンソウなどは分布域が広いですね。ギフチョウが寄生するコシノカンアオイが多いのでしょうが、出会えたのはラッキーでした。
mori-sanpo
10日間ほど山野の散策を休みましたが、また以前どおり始めましたのでよろしくお願いします。
長さん
ギフチョウを運良く見ることが出来ました。おまけに3頭も写真に納めることが出来たのですから…。
関西にお出かけだったようですね。
無門
オオバキスミレ
確かに葉っぱが大きいね
ちょっと花が負けそうだ
長さん
オオバキスミレはスミレの中で一番大きな葉を持っているようです。厳しい環境を生き抜くために、葉を大きくして栄養分を根に蓄えようとしているのではないでしょうか。
はるる
それを見分けるのは大変な事と思います。
あっ、でもガイドさんがいるんですね。
長さんも名前色々詳しいからすぐわかって、より楽しいでしょうね。
長さん
もう歳ですから花の名前がなかなか出てきません。ガイドさんがいたおかげで帰宅後にネット検索する時間が大幅に短縮できました。