ジャパンフラワーセレクション受賞品種(1)
1月30日~2月1日に池袋サンシャインシティ文化会館で開催された第64回関東東海花の展覧会で見た花たちです。
今回から、花き業界が推奨する新品種を選ぶ「ジャパンフラワーセレクション2013-2014」で受賞した花を紹介します。
スイートピー「恋式部」(宮崎県総合農業試験場花き部)
スイートピー「リップルショコラ」(神奈川県農業技術センター)
スイートピー「スプラッシュレッド」(神奈川県農業技術センター)
フレグランス特別賞
スイートピー「スプラッシュブルー」(神奈川県農業技術センター)
ベストフラワー(優秀賞)、フレグランス特別賞
スイートピー「式部」(宮崎県総合農業試験場花き部)
フロリアード優秀品種、カラークリエイト特別賞
アネモネ「F1モナリザ ワインシェードインプ」(株式会社ミヨシ)
カラークリエイト特別賞受賞
アネモネ「F1モナリザ ワインホワイト」(株式会社ミヨシ)
2014フラワーオブザイヤー(切花部門・最優秀賞)
スイートピー「リップルショコラ」(神奈川県農業技術センター)
スイートピー「スプラッシュレッド」(神奈川県農業技術センター)
フレグランス特別賞
スイートピー「スプラッシュブルー」(神奈川県農業技術センター)
ベストフラワー(優秀賞)、フレグランス特別賞
スイートピー「式部」(宮崎県総合農業試験場花き部)
フロリアード優秀品種、カラークリエイト特別賞
アネモネ「F1モナリザ ワインシェードインプ」(株式会社ミヨシ)
カラークリエイト特別賞受賞
アネモネ「F1モナリザ ワインホワイト」(株式会社ミヨシ)
2014フラワーオブザイヤー(切花部門・最優秀賞)
(つづく)
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あんこう鍋の旅(7)
勿来の関跡 2月4日その7
あんこう鍋の宿がある北茨城市に向かう途中、TADAOさんから「福島県近くまで来ているので、勿来の関をみたい」と要望がありました。予定の時間より1時間弱早いので、ちょっと足を伸ばしてみることにしました。
「奥州勿来關趾」と彫られた石碑と源義家の騎馬像が建てられています
Wikiperiaによれば、「勿来関(なこそのせき)は、古代から歌枕となっている関の1つ。江戸時代の終わり頃からは「奥州三関」の1つに数えられている。所在地が諸説ある上、その存在自体を疑う説もある」「江戸時代初期に現在の福島県いわき市勿来町関田字関山に「勿来関」を見立てるようになったため、観光地化した。江戸時代に関田村を領していた磐城平藩は、17世紀に桜の植樹をするなど、関跡に見立てた整備事業をたびたび行っている」とあり、箱根のような「関所」が在った訳ではないようです。
現在は、福島県により「勿来の関公園」として整備され、歌碑などが並んでいます。
源義家(八幡太郎義家)がここで休息をとった時に、一本の松に弓を掛け、隣の松に鞍を掛けたと言われる「弓掛の松」です。
源義家は今から1000年あまり前の人物。この松が樹齢1000年を越すとは思えず、磐城平藩あたりが作り上げたものでしょう。
源義家像の右手、道路を隔てて、ちょっとした崖がありますが、その下にある「弓弭の清水(ゆはずのしみず)」です。
義家が弓の端で掘ったところ、清水が湧き出たと言い伝えがありますが、これも後に作られた話であることは言うまでもありません。
“門”(何のつもりか?)を抜け、石畳の坂道を登ると、左右に文学碑が並んでいました。
16時ちょっと前、北茨城市の平潟漁港に近い旅館に向かいます。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
勿来の関は歌枕として有名ですが、僕も行ったことがないのです。見事な松がありますが、源義家ゆかりの地なのですね。
長さん
スイートピーは淡い色が定番でしたが、最近は濃い色のものが開発されているのです。アネモネも品種改良が盛んなようです。
勿来の関は歌枕に登場しますが、実は、場所も特定できておらず、その存在自体を疑問視する説もあります。
nobara
目鼻だちのはっきりしたアネモネが凄いです。
スイトピーはフリフリのビオラみたいにも見えますね。
勿来の関、ですか?義経ゆかりのなんですね。
ゆかりの松など、誘導は可愛いモノですね~
1000年たってるのに素直な松ですね(*^-゚)⌒☆
みっきい
恋を取った「式部」は、濃い色でスイートピーのイメージではありませんが、新しい色なのね!優秀品種、カラークリエイト特別賞など取ってますね。
アネモネもきれいですがホテル向きの花ですね。
奥州勿来關趾は後世の人が作った部分もあるでしょうが、
こういうのも楽しいですね。清水には残雪がありますね。
途中で追加の楽しい旅ですね!!
長さん
(株)ミヨシはご推察通り、小淵沢にあります。本社は世田谷区なんですが、小淵沢に営業育苗センターと研究開発センターがあるそうです。アネモネ「F1モナリザ」は見事ですね。
勿来の関は史実などそっちのけで作り上げたもので、今で言うテーマパークみたいなものですね。
長さん
スイートピーの「紫式部」は色の濃淡がはっきりしているところが良いと思います。一方の「式部」ですが、こんなに濃い色をどうやって作り出したんでしょうね。
勿来の関と聞くと、箱根の関所のようなものを連想しますが、単なる地名といった方が正解のような気がします。
river
勿来の関は謎の多いところですね。どこにあったか分からないので架空説まであるのですがどこか人知れず眠っていると言うのも夢があります。
源義家の三男が義国、その長男が新田義重で上州の豪族新田氏の祖です。
Tomi-
勿来の関には一度行った事があります。
後世の人たちがつくったものでしょうが、素晴らしい佇まいの所だったことを覚えています。
mori-sanpo
勿来の関跡は、石碑、騎馬像それに松の巨木など、史実は別にしても、土地の人たちにとっては古代からロマンのある場所だったのでしょうね。
長さん
写真のスイートピーは花茎が長いようですが、矮性のものをコンテナスイートピーと言うのですね。
上野国の新田氏は源氏の直系という訳ですか。後に新田義貞を輩出する家系ですね。
すーちん
スイトピーは結構育てた
事在ります、綺麗に咲きました
アネモネ挑戦してますが
中々大きく成らず
花が咲くかしら(笑)
長さん
歴史的な信憑性はゼロに近いのでしょう。
今回は冬枯れの時期でしたが、太平洋が望めたりして、良いところではありますね。
長さん
スイートピーもアネモネもポピュラーな品種ですが、新たな園芸種が次々と出来ているようです。
常陸中藩がこのあたりを勿来の関と見立てて整備したのですが、海岸沿いに平らな道があるのに、何故ここなのかと疑問のあるところです。
無門
勿来の関
歴史の中に輝いていますね
場所の特定は
無理に無くててもいいですね
長さん
スイートピーは育てたことがないのですが、丈夫なのでしょうか。
写真のものは大輪で巣他、アネモネも色々な園芸種があるのでしょうね。
長さん
勿来の関は枕詞のままにしておいた方がロマンがあって良いのかも知れませんね。
shuuter
花の開発 時間がかかる作業ですが 面白いでしょうね。
長さん
スイートピーは新種を開発しやすい植物なんですかねー。最近はバイオ技術などを使いますが、見事な品種を作り上げるのには時間が必要だと思います。
eko
スイートピーはどの花も可憐で可愛いです。アネモネは個性的ですね。
勿来の関跡は源義家ゆかりの地なのですね。石碑、騎馬像に弓掛の松と真偽はさておいて、良い佇まいですね。
ちょっと立ち寄ってなんて出来るのも個人旅行の良い所ですね。
目黒のおじいちゃん
ヤット目指す宿につけそうですね。
寿々木
長さん
色の濃いスイートピー、くっきりしたアネモネ、素敵ですね。
勿来の関はあったのかどうかも疑わしいとのことで、源義家がこの地を通ったかどうかも不明なのですが、テーマパークとしてみれば良いのでしょう。
長さん
勿来の関は史実では存在が疑われているんですね。
次回は旅館の様子をお伝えします。
長さん
スイートピーの園芸種も変化に富んでいますね。
行き当たりばったり
長さん
品種改良は企業や農業技術センターの方が技術が進んでいるようです。
勿来の関、実在が疑われていますので、ここまで行く価値があるかどうか・・・。ついでの時でしょうね。
はるる
淡い色が優しさもだしているようです。
またアネモネには重厚感あふれる美しさを感じます。
花ってすばらしいです。
長さん
スイートピーは変わり種が色々登場していましたが、個人的には1枚目のような淡い色が好きです。
一方のアネモネ、F1モナリザ・ワインシェードインプがくっきりした感じがして良いと思いました。