1月25日に、熱帯資源植物温室で見た花たちの続きです。
ハイビスカス・アケトセラ ‘ブラック・キング’
アオイ科フヨウ属のアオイ科フヨウ属。原産はアフリカ・アンゴラ地方
和名はシソムラサキ(紫蘇紫)・ブラックキング、クロハイビスカス
職員が散水した後なので、水滴がついています
スタンホペア・イェニシアナ
ラン科スタンホペア属の原種着生ラン
パナマ、ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルーのアンデスに分布
黄褐色の花弁に茶褐色の斑点がある
花は終盤なのかもしれない
ティランジア・ストラミネア (チランジア・ストラミネア)
パイナップル科ハナアナナス属の常緑多年草。エアープランツの一種
原産はエクアドル南西部~ペルー
温室の入口で、3弁の小さな花が咲いていた
バニラ
ラン科バニラ属の蔓性植物。原産はメキシコ、中央アメリカ
実が香料になる(バニラ・ビーンズ、バニラ・エッセンス、バニラ・オイル)
花は1日しか咲かず、半年後に細長い実が出来る(写真下)
種子を含んだ種子鞘(写真下)ごと発酵・乾燥を繰り返す
キュアリングを行うことによって初めて香料となる
シコンノボタンの一種
ノボタン科シコンノボタン属の常緑低木。中南米原産
この日はたくさん咲いていた
別名スパイダーフラワー(しべが蜘蛛の足のようだから)
アオイ科フヨウ属のアオイ科フヨウ属。原産はアフリカ・アンゴラ地方
和名はシソムラサキ(紫蘇紫)・ブラックキング、クロハイビスカス
職員が散水した後なので、水滴がついています
スタンホペア・イェニシアナ
ラン科スタンホペア属の原種着生ラン
パナマ、ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルーのアンデスに分布
黄褐色の花弁に茶褐色の斑点がある
花は終盤なのかもしれない
ティランジア・ストラミネア (チランジア・ストラミネア)
パイナップル科ハナアナナス属の常緑多年草。エアープランツの一種
原産はエクアドル南西部~ペルー
温室の入口で、3弁の小さな花が咲いていた
バニラ
ラン科バニラ属の蔓性植物。原産はメキシコ、中央アメリカ
実が香料になる(バニラ・ビーンズ、バニラ・エッセンス、バニラ・オイル)
花は1日しか咲かず、半年後に細長い実が出来る(写真下)
種子を含んだ種子鞘(写真下)ごと発酵・乾燥を繰り返す
キュアリングを行うことによって初めて香料となる
シコンノボタンの一種
ノボタン科シコンノボタン属の常緑低木。中南米原産
この日はたくさん咲いていた
別名スパイダーフラワー(しべが蜘蛛の足のようだから)
1月25日撮影
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
南米にもいろいろ面白いランがありますね。
蔓になるランのバニラも面白いですよね。本物のバニラを使うのも大変でしょうから、今では化学的に合成した香料を使うのがほとんどでしょうが、高級品にはホンモノのバニラを使っているところもあるようですね。
ノボタンの花盛りも見事です。
目黒のおじいちゃん
nobara
チランジア、佳く見かけますが・・
3弁の花のようになってるのは初めてみました。
バニラはドライになった莢だけでも
十分にいい香りがします。
福岡の小さなカフェで戴いたのが・・
まだほのかに香るんですよ(今確かめました)
無門
バニラの実は
知っていましたが
蘭科だとは知りませんでした
花も香るのでしょうね
長さん
花も黒けりゃ葉も黒い(笑)。ブラック・キングを普通に写真に撮ると、もっと色が薄くなってしまうのですが、出来るだけ元の色に近づけてみました。
中南米ではまでバニラ作りが盛んなようですから、需要があるんでしょうね。乾燥したバニラビーンスは1本数百円もするんだとか。
river
長さん
つくば植物園は国立科学博物館の下部組織だけに、様々な植物を育成・研究しているとのことです。
長さん
黒いハイビスカスは、濃い赤の花です。葉も切れ込みのある銅葉色ですね。
3弁のチランジア、初めてですか。植物園の定番展示である花アナナス(チランジア・キアネア)も紫色の3弁花です。
20年前に採取したバニラビーンズが匂うそうですから、香りはとても長持ちするそうです。
長さん
バニラがラン科とは意外ですよね。
実から匂いがでますが、花は香りがないそうですよ。
長さん
エアープランツは面白いですね。空気中の水分を吸収して生きながらえています。でも、たまには水を遣らないとカラカラになって枯れてしまうらしいです。
毎年、チランジアが咲くとは良いですね。
行き当たりばったり
長さん
植物園はこうした不思議な花が多く見られるから楽しいところです。
バニラの乾燥した実は高いので、現在では合成香料が主流なんだそうです。
mori-sanpo
ティランジア・ストラミネアはエアープランツの仲間ですか。きれいな色の可愛い花を咲かせてインすね。
スパイダーフラワーのしべの形は、確かに蜘蛛の足に似ていますね。
Tomi-
ハイビスカス・アケトセラ ブラック・キング’名前からしても豪華です。
ハワイなどで見かけるハイビスカスにはこの手の色はめずらしいですね。
ハワイ固有のハイビスカスには、色が違いますが、似ていますね。
長さん
熱帯資源植物温室の入口はチランジアの仲間が吊されていますが、ストラミネアの花を見たのは初めてでした。
シコンノボタンは鮮やかな花色と共にこの雄しべが特徴ですね。
ポン太
スパイダーフラワーってしべがたしかに蜘蛛の感じがしますけれど全体の感じはシコンノボタンですね。
バニラってこんな実からできるのですね。
長さん
ハイビスカスのハワイ原産種は数種類なのですが、ハワイでは園芸種作りが盛んです。大輪でカラフルなものが多いようですね。
長さん
ティランジア・ストラミネアに和の雰囲気を感じられましたか。エアープランツというのは土がなくても空気中の水分だけで生きていられるのです。
シコンノボタンはしべの形が蜘蛛の足のようで、面白いはなです。
eko
ティランジア・ストラミネアはエアープランツなんですね。小さな3弁の花が花色は違ってもムラサキゴテンに似ていますね。
バニラビーンズは乾燥したものをお菓子作りに使ったことがあります。独特の香りが良いですね。
シコンノボタン、シベがいつも見る花より長いように見えます。
小梨
クロハイビスカス、ちょっと和風の趣で素敵です。
shuuter
バニラの花 蘭の花でしたか。初めて知りました。
香りが いいですね。
長さん
水滴がついた花は綺麗に見えるため、わざわざそれを狙うカメラマンもいるそうです。
バニラビーンズをお菓子作りに使ったとは、香り付けも本格的ですね。
シコンノボタンはまだ学名が決まっていないので、普通に見られるものとはちょっと性質が違うようです。
長さん
このシコンノボタンは花付きがとても良い種類らしいです。
ブラック・キングは、見た目、もう少し色が濃いのです。
長さん
バニラ味がお好きなんですね。ラン科の植物ですが、花は香らず、実だけが香るというのも面白いです。
寿々木
コートダジュールが咲いてましたか、ノボタンの中でも特に目を引きます。
長さん
このハイビスカスは黒いというか、赤黒いと表現したら適切かもね。
シコンノボタンは多花性で品種名は特定されていません。
みっきい
バニラはラン科で1日しかは花が咲かないとは…。
バニラビーンズは手に取って嗅いだことありますが、バニラの香りが好きです!
シコンノボタンのクモの足みたいなしべが気になりますが、ノボタンにないにぎやかな花付がいいですね。
こんな低木が欲しいです…。
長さん
ブラック・キングの和名が紫蘇紫というのは葉の色を表現したものでしょうね。花の色は赤黒いと表現した方が正確かもね。
ラン科の花は長く咲いているものが多いですが、バニラは一日花なんだそうです。バニラアイス、好きです(笑)。
シコンノボタンの雄しべは途中で折れ曲がっていて、蜘蛛の足を連想させます。展示の木はかなり大きいです。
すーちん
興味を起こさせるお花が
一杯展示されてるんですね~
クロハイビスカスも趣
有りますね~
長さん
植物園は楽しいですよ。近所の散歩では絶対お目にかかれない花がたくさん咲いていますから。たまにはいかがですか。
はるる
バニラ、これが実なんですね。
めったに見ることないですね。
シコンノボタン、なんて色がきれいなんでしょう。
長さん
よく見かけるハイビスカスはカラフルですが、こんな色の濃いものもあるんですよ。
バニラビーンズ、実物は初めて見ました。良い香りがしましたよ。
シコンノボタン、好きな花なのでたくさん咲いていると嬉しい。