カンヌ旧港の近くで専用バスを降り、カンヌ映画祭の会場となるパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレに向かいました。生憎、雨が降り出しました。
パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレは複雑な形をしたモダンな建物で、旧港側にはカジノもあります。
カジノの入口と、その左手に階段手前にあった花飾りです。レッドカーペットが敷かれるのはこの階段ではありません。階段の奥はツーリストインフォメーション(兼土産物屋)があります。
こちらがレッドカーペットが敷かれる階段です。アメリカ人らしき団体がやってきて賑やかです。
今年のカンヌ映画祭(第67回)では、コンペティション部門に出品された18の最優秀作品にパルム・ドールが授与されました。パルム・ドールは金のシュロ賞と訳されていますが、正確には金のナツメヤシです。西洋では、ナツメヤシは勝利・栄誉の象徴とされており、カンヌの市章になっています。
パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレから、カンヌ湾の展望台に向かいます。
4枚を合成したカンヌ湾のパノラマ写真です。
夏にはプライベートビーチが賑わうところなのですが・・・。沖合には同じ形のヨットが・・・。レースが行われるのでしょうか。浮き桟橋に書かれた文字を約してみたら「雄大な障壁」ですって。どういう意味なんでしょう?
集合場所に戻る途中、ツーリストインフォメーション(兼土産物店)の前の‘レッドカーペットで’記念撮影です。
入口の左右には有名スターの手形がはめ込まれています。左下、アンジェリーナ・ジョリー(左手なのは、彼女が左利きだから?)。右下、シルベスタ・スタローン(さすがに大きな手です)。
今日(12/23)、新聞販売店連合の映画会があり、「大脱走」(2013年公開のアメリカアクション映画。公式HPはこちら)を見てきました。シルベスタ・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーの初共演作品。偶然にも、この記事の掲載日と一緒でした。
集合場所に戻ると、道路を自転車の一団が通り過ぎました。フランスは自転車レースが盛んな国、公式練習だったのかな。
集合時間には間があるので、バザーが並ぶ前の公園へ。
土曜日の午前中で雨だったせいか、人通りはまばら。右下は、屋台を見て回る妻たちです。
クリスマスが近いので、サンタクロースの衣装が売られていました。
メリーゴーランドの左手は骨董市、と言うより、蚤の市ですかね。
11時20分、次の目的地であるモナコ公国に向かいます。
(つづく)
この記事へのコメント
GG
妻のイメージがよくないようです。
何でかわかりませんが、雨、寒い・・なぜかそんなことに印象付けられているようです。
特にイタリア、スイス、ドイツ等山越えして行って見たいなァ~と思っていますが、無理の様です。
なおさん
サンタさんの衣装も売られていましたか。明日はクリスマス・イブですよねえ。さんざ苦労す、という不ケーキですので、うちでは特別なことはいたしません。
次はモナコに向かうのですか。楽しみなことですね。
nobara
さすがの中国人もこの辺りにはまだ進出してない?
ほんとにマナーの悪さに辟易しますが
経済を潤してくれるから背に腹は代えられない?
黄色のお花はユリオプスデージーかとも思いましたが、5弁はあり得ないですね~なんでしょうね。葉も細いし~
長さんはカジノは興味ないのでしょうね(笑)
ツアーだとそんな暇もないでしょうか・・・
river
南仏の明るい空と青い地中海を想像していたのですがなかなか出てきませんねー。
長さん
ヨーロッパは女性の生きたい地域ナンバーワンなのですが、奥様には不評ですか。北欧ならいざ知らず、イタリア・スイス・ドイツなどは、夏に旅行すれば、バッチリですよ。
長さん
カンヌはニース同様。高級避暑地として有名ですが、旅行者はこのカンヌ映画祭の会場とカンヌ湾を見れば十分というところです。
我が家も孫たちか来なければ、クリスマスだって関係なし。ケーキも買いませんよ。
長さん
アメリカ人、日本人はどこにでも行きますね。中国の富裕層ならツアーでこのあたりに来てもおかしくないですね。
黄色い花、何でしょう?アップでは撮ってきませんでした。
カジノはツアーでは寄る暇がないですね。むかし、ラスベガスでスロットルマシーンで遊んだことはあります。勿論,少額コインで遊べるものです。
長さん
ヨーロッパに初めて行ったのはもう50年も前になります。仕事などが忙しく、その後はチャンスが作れず、今回が6回目くらいじゃないかと思います。飛行機が長時間かかりますから、ファーストクラスやビジネスクラスのように横になっていける運賃が支払えるならいざ知らず、歳を取ると体力的に難しくなってきますね。
eko
まぁ~、サンタさんの衣装がずいぶん並んでいますね。明日はクリスマスイブ、我が家は特に何もナシです(苦笑)
「大脱出」ハリウッドの2大アクションスターがタッグを組んだ映画ですね。如何でしたか?
長さん
雨が降ったり止んだりで、生憎の天気でした。カンヌ湾を撮った時は幸いにも止んでくれたんですが、やはり海の色は綺麗には撮れませんでした。
撮影した日はクリスマスまで2週間以上もあったので、衣装が売れるのはこれからという時期でしょうね。
「大脱出」は脱獄のプロが脱獄不可能な場所から脱出するという、まさに手に汗握る作品でしたよ、
shuuter
年寄 二人ですのでいつも通りです。
ただ孫が受験を控えています。
勉強中に果物と野菜のジュースがよかろうと ジュサーをプレゼントすることになり買い物に出かけてきました。
サンタクロースの衣装が売られていますね。
商売の人が買うのでしょうか。
モナコ公国楽しみですね。
長さん
お孫さんへのクリスマスプレゼントはジューサーですか、素晴らしい。お孫さん思いのお爺ちゃんですね。
サンタクロースの衣装、子供用が多かったように思います。家庭用じゃないかと思いました。
mori-sanpo
道路脇のマロニエの枝の樹形は、日本独特の狭い道路脇の特徴と思っていましたが、カンヌの並木の枝の刈りこみも相当なものですね。
月奏曲
₣じゃなくて€になっちゃったのがちょっと残念;;
みっきい
‘レッドカーペットで’記念撮影の長さん!
どこの俳優さんなのかと思いましたよ!
格好いいですよ!!
おしゃれなバザー、屋台などがあちこちにあるのですね!
お店を見るのは楽しいことですね!
モナコへも行かれたのですね!!
アイリス
初めまして(^^)/
アイリスと申します(*^▽^*)
私は、まだ始めたばかりで、
長さんから、気持ち玉を、
頂けて、とっても、うれしいです(*^▽^*)
これからも、
よろしくお願い致します(*^▽^*)
私も、長さんの様に、
皆さんから、愛され親しまれるブログに、
なればと、願っています(^◇^)
ヨーロッパの旅、パソコンの前で、
居ながらにして、させていただき、
ありがとうございます(^^♪
長さん
パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレは複合ビルみたいで、カジノの反対側はホテルになっていました。
マロニエの並木に目が行ったのはさすがですね。こちらでは、枝を横に分かれるような仕立て方が昔からの伝統のようですよ。
長さん
子供用のサンタ服が可愛いですね。
EUになって以降、フランという単位が無くなっちゃいましたね。
長さん
カンヌ映画祭のレッドカーペットに立った気分で撮りました。場所が違うので、勿論、ブログ種用ですけれど(笑)。
12月に入るとクリスマス商戦になるのはどこの国も同じ。バザーも各地で見られました。
長さん
nobaraさんのブログにコメントは入っていたので、お邪魔しました。
花がお好きなようですね。私も、今は旅行記を続けていますが、花のシーズンになると花を追いかけて写真を撮りまくっていますよ。
これからもよろしくお願いします。
小梨
長さん
カンヌ湾、晴れていれば海の色が綺麗だったでしょうね。
行く先々の公園で、移動式のメリーゴーランドを見ましたよ。
Tomi-
いいですね。カンヌですか。
レッドカーペットの所に立てたわけですね。
日本でも有名なところですよね。
4枚の合成写真ですね。どうしても細長くなってしまいますね。いつも、もう少し横幅が欲しいものだと思っています。
カンヌも日本の緯度だと、どの辺なのでしょうか。寒そうな感じですね。
寿々木
米国フィラデルフィア出身の女優グレースケリーが王妃だったですね。テンプル大学研究室に一年間滞在した時の住まいが、グレースケリーの里の家近くだったのです。里帰りされるときは警官が出て厳重な警備でした。
ケン坊
レッドカーペットのある風景はTVで見る程度ですが、実際にご覧になると、また違った印象・感想をお持ちになるんでしょうね。
これだけ詳細に紹介して戴けると、タダで海外旅行をしているようで...恐縮です>笑<
カジノは日本でも議論が始まったばかりですが、まだまだ国民(特に反対党)に理解されるには時間がかかりそうですね。
長さん
ブログネタ用の偽レッドカーペットですけどね。
パノラマ写真は横長の写真を横に繋ぐのですから細長くなるのは当然。最近はパノラマ写真が撮れるデジカメがありますが、それが出来ない場合は、カメラを縦に構えて多くの枚数を撮ることで解決できます。
カンヌはニースよりやや南、日本では旭川あたりでしょうか。
長さん
テンプル大学に留学されたんですか。次回はモナコの報告です。グレース・ケリーはフィラデルフィア出身でしたね。彼女のお墓も登場しますよ。
長さん
映画関係者でもないので、実際の階段を見てもどうということはありませんが、ナンチャッテレッドカーペットで写真を撮ってみました。
カジノに賛成ですか。カジノは博打です。掛け金から税金を巻き上げようという狙いですよね。私は博打を国が進めてはいけないと思っています。
目黒のおじいちゃん
ここは黒沢明監督が受賞したかの有名地ですね。ご子息にはお会いしたことがありますが羅生門、何回見直しても傑作ではじめはストーリーが理解できませんでした。人間の心と心の葛藤がわかるまでに随分時間がかかったように思います。
すーちん
シルベスタ・スタローン
サンタの衣装売ってる
お店有るんですね
無門
南フランスの
陽光を期待ですが
ちょっと残念でしたね
でも雰囲気は十分・・
はるる
奥様方はやはりお買いものが楽しいようですね。
レッドカーペットでの写真、まるでスターです。
長さん
パルム・ドールの日本人は地獄門の衣笠貞之助監督、影武者の黒澤明監督、そして、楢山節考とうなぎで今村昌平監督が受賞していますね。その他の賞も2007年以降なし、映画が不作なのは残念です。
長さん
シルベルタ・スタローン、お好きですか。もう68歳だそうですが、映画では歳を感じさせませんでした。
長さん
この日は生憎雨が降ったり止んだり。この後、モナコでもエズでも降られましたよ。
長さん
パノラマ写真を作るには最低1/3が重なるように、左から右へと撮っていくのですよ。
我が家は貧乏旅行、途中で殆どお土産を買いませんでした。