つくば植物園には4つの温室がありますが、そのうち一番古い温室「熱帯雨林温室」で見た花たちです。
ツルラン (鶴蘭。絶滅危惧種)
ラン科エビネ属。日本では九州南部から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布
海外では、台湾、中国南部、東南アジア、インド、オーストラリアなどに分布



デンドロビウム・ロセイオドルム
ラン科デンドロビウム属。原産はベトナム。濃厚なバラの香りがする蘭です


花の寿命は長く、1輪が2カ月ほど咲き続けるという
以下は、2階の回廊で見たものです
ササリンドウ (笹竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年草。北海道を除く、本州、四国、九州に自生


笹竜胆は清和源氏・村上源氏・宇多源氏・嵯峨源氏の家紋で、日本最古
ノトスコルダムの一種
ネギ科(←ユリ科)ハタケニラ属の常緑多年草(球根)。原産はチリ


イワレンゲ (岩蓮華)
ベンケイソウ科イワレンゲ属の多年草。日本固有種(関東以西)


モラエア・ポリスタキア
アヤメ科モラエア属の多年草。南アフリカ~地中海沿岸原産の多年草

本来なら、茎は立ち上がる。花径は6cmほど

ネリネ・フミリス
ヒガンバナ科(←ユリ科)ネリネ属の多年草。原産は南アフリカ・ケープ地方

花径は4~5cm
ラン科エビネ属。日本では九州南部から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布
海外では、台湾、中国南部、東南アジア、インド、オーストラリアなどに分布
デンドロビウム・ロセイオドルム
ラン科デンドロビウム属。原産はベトナム。濃厚なバラの香りがする蘭です
花の寿命は長く、1輪が2カ月ほど咲き続けるという
以下は、2階の回廊で見たものです
ササリンドウ (笹竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年草。北海道を除く、本州、四国、九州に自生
笹竜胆は清和源氏・村上源氏・宇多源氏・嵯峨源氏の家紋で、日本最古
ノトスコルダムの一種
ネギ科(←ユリ科)ハタケニラ属の常緑多年草(球根)。原産はチリ
イワレンゲ (岩蓮華)
ベンケイソウ科イワレンゲ属の多年草。日本固有種(関東以西)
モラエア・ポリスタキア
アヤメ科モラエア属の多年草。南アフリカ~地中海沿岸原産の多年草
本来なら、茎は立ち上がる。花径は6cmほど
ネリネ・フミリス
ヒガンバナ科(←ユリ科)ネリネ属の多年草。原産は南アフリカ・ケープ地方
花径は4~5cm
10月30日撮影。
(2014秋・つくば植物園シリーズ終了)
次回から、旅の報告を始めます。
この記事へのコメント
tomi
日本は距離的にどこへ行くのも近くて良いですね、
今日のは つくば植物園ですか 今回のお出かけ先の植物楽しみに致しています。
長さん
つくば植物園は、高速道路を使いますが、我が家から約1時間でいけるのです。
11月4日~5日は栃木県の北部、鬼怒川や那須塩原に行って紅葉を見てきましたよ。
shuuter
デンドロ 白と橙 色合わせが素晴らしいです。
岩蓮華 ツメレンゲに似たところあります。」
ササリンドウ 花が多く垂れ下がっていますね。
nobara
ササリンドウ、昭和公園のもかなり這いずり回ってましたが、似てるようでも違うのですね~?
我が家のネリネ(ダイヤモンドリリー)はエディスゴッドマン とか?
赤紫の花で、これは花保ちがよく長く楽しめます。
いくつも球根植えたのですが咲くまで時間が掛かるらしい・・デ、開花株を探しました。
ノトスコルダムってハタケニラというより
お花はオリズルランのような感じですね~
みっきい
デンドロビウムの難しい名前のランは、バラの香りがするのですか?そして1輪が2か月も咲いているんですか?
ステキな花ですね!!
つくば植物園シリーズ、珍しく楽しく見せていただきました。ありがとうございました。
ポン太
ササリンドウ,綺麗ですね。古くから家紋に使われているのですね。ネリネ・ポリスタキアって茎が立ち上がって咲くのですか。ネリネ・フミリスというのも好きな花です。
長さん
ツルランの前を毎回通っているのですが、花が咲いている時期は初めてでした。エビレらしい顔をしています。
デンドロビウム・ロセイオドルムは白と橙色がくっきり分かれていますね・
ササリンドウは通常立ち上がりますよね。ここのは温室育ちのせいか垂れ下がっていました。
長さん
ササリンドウはもともと這い性なんですか?ここのは鉢植えのせいか垂れ下がっていました。
ネリネのエリスゴッドマンを探しました。写真では深紅でしたが、紫がかっているのですね。
ノトスコルダムは、締めの形は違うものの、オリヅルランに雰囲気は似ていますね。
長さん
この温室ではランの花がさほど多く展示してあるわけではないのですが、デンドロビウム・ロセイオドルムのように、開花したら展示してくれるようです。デンドロビウムは長持ちする花が多いですね。
長さん
デンドロビウム・ロセイオドルムはかなり濃厚な匂いがしました。
ササリンドウは家紋に使われたほどですから、かなり昔から知られた花なんでしょうね。
モラエア・ポリスタキアは茎が伸びすぎて、倒れてしまったようです。
mori-sanpo
やはり、家紋などに使われるだけの魅力と風格を持つ花ですね。
長さん
ササリンドウを調べた時に、鎌倉の市章であることもでていました。源頼朝が幕府を開いたところですものね。ただ、頼朝がササリンドウの紋を使っていたかどうかは証明されていないのだそうです。
なおさん
改築前の新宿御苑の温室で咲いているのを見たこともあります。新宿御苑の温室は建て替える前の方が面白かったのですが、新しくなってからつまらなくなってしまいました。
すバラしい香りのデンドロもありましたか。薔薇の香りというのは好きなひとにはタマリマセンよねえ。
清少納言さんも愛でているリンドウですが、やはりまっすぐ立っているのより、横に這っている方が趣があります。葉も色付いて、冴えた青紫の花が良いものです。
Tomi-
ツルランは絶滅危惧種なんですか。
そう聞くとなんとなく、愛おしくなってしまいますね。
ラン系の
寿々木
行き当たりばったり
この時期、こういうお花を見せてもらえるのも、ブログのお陰です
長さん
ツルランは花付きが良い和蘭のようですね。夏咲きエビネの交配親になっているんですか?
新宿御苑の温室は、入れ物が立派になっても展示面積が狭く、面白みに欠けますね。
デンドロビウム・ロセイオドルムは濃厚な香りで、すバラしかったですよ。
ササリンドウを初めて見たのです。這い性なんですってね。
長さん
ツルランは環境省のレッドリストに記載されています。希少種は保護する必要がありますね。
長さん
ツルランは長い花茎の上に咲いていました。鶴のような格好、その通りですね。
長さん
ネリネ・フミリスは良い色合いでしょう。実はとても小さい花です。2枚上の写真の奥に映り込んでいるので、大きさが分かると思います。
隠居GG
ツルランと言うだけに羽ばたいて飛んでいるようですね。
ネリネ・フミリスの色合いもすごく素敵ですね。
どの花もそれぞれの特徴があって素敵です。
いつも言いますが、花は種類が沢山あるのですね。
長さん
ツルランは長い茎の先に白い花が咲く様子を鶴に例えたのでしょうね。
写真のネリネは原種の一つですが、園芸種はかなり色のバラエティが出来ているようです。
りりい
こんな花を見ていたら、必然的に心穏やかになれる気がします。
素敵なお花を紹介していただけて、うれしいです。
長さん
ササリンドウの花色は良いですね。這い性の草なので、鉢植えだと垂れ下がってしまいますから、地植えにしてもらいたかったです。
ネリネ・フミリスは小さい花ですが、魅力的な花色ですね。
無門
蘭の優雅さに
鳥の名前を付けたくなるのでしょうね
長さん
花の形を鶴の頭に見立てたカクチョウランを始め、キソチドリ、カモメラン、サギソウなど、鳥に見立てた名前を持つランがいくつもありますよ。