2014秋・鬼怒川、龍王峡、塩原渓谷へ(9) 11月5日(水) その4
回顧の滝を見た後、留春の滝を見に行きました。
蟇石園地から車で数分、国道400号線で箒川を遡り、がま石トンネルを抜けた先に留春の吊橋へ降りるための駐車場があります。
写っているのはがま石トンネルの西側出口(入口)です。
矢印に従って、谷を降りて行きます。
かなり急な遊歩道を下ると、吊橋が見えてきました。これが留春の吊橋で、全長は20mです。
吊橋の上から上流を撮ったものです。曇りなので、紅葉の色が良くありません。
こちらは下流方向です。
吊り橋を渡って対岸に降りました。
上の写真の右下隅にちょっと写っていますが、左岸から小さな滝が流れ落ちていました(左下)。小さな滝の対岸から流れ落ちている滝が留春の滝です。
滝名の由来=この滝は冬の3ヶ月間水が涸れ、晩春の頃から滝になることから名が付いた。今は水が涸れることはないそうです。
滝の流れを美しく撮るにはスローシャッターが良いそうなので、シャッタースピードを変えながら撮ってみました。三脚は車の中に置いてきてしまったので、立木に寄りかかって身体を固定し、手持ちで撮りました。
左下、1/40秒。右下、1/4秒。
これは1/10秒です。この位が写真としては良さそうですが・・・。
留春の吊橋の真下あたりの水面です。水が澄んでいて美しい。
留春の吊橋から回顧の吊橋に至る遊歩道がありますので、少し登ってみました。留春の吊橋は、写真の右上、黄葉に隠れています。中央上端、やや右寄りに赤い帽子を被った男性が写っているのですが、小さくて分かりませんよね。
留春の滝の上流には、箒川ダム、布滝、竜化の滝、福渡不動吊橋、七つ岩吊橋などの見所があるのですが、もっと先に箒川随一の紅葉の見所があるというので、行ってみました。
(つづく)
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この記事へのコメント
信徳
滝も色々な様相で楽しくなるでしょう。
水が澄んでいて川底が見えているのには驚きです。
行き当たりばったり
それにしても、きれいな水です。
ポン太
滝の写真、したから三枚目の大きいのが一番美しいと思いました。
なおさん
留春の滝はおだやかな女性的な滝のように感じられます。シャッタースピードをいろいろ変えて撮り比べて見るとというのも面白いですよね。
澄んだ水の色が青く見えているのもいいものです。次回は紅葉の見どころに行こうよう、ということで楽しみですね。
mori-sanpo
紅葉のなかの丸みのある岩の渓谷、羽衣のような優美な滝の姿、その下を流れる澄んだ水が調和して素晴らしいですね。
以前、塩原温泉地は何回も通り過ぎたことがありましたが、塩原渓谷のことは殆ど知りませんでした。
月奏曲
流れる雰囲気だすなら1/10かぁ…かなりスローで三脚必須ぽいですね。
りゅ…りゅうしゅんのたき?でいいのかな?
かいこ不正解で自信がががが…るしゅんとかじゃないですよね?
長さん
8月に国道400号線を通過した時は、こんなに良いところだとは思いもしませんでしたよ。
水が清らかで魚の姿も見えました。
長さん
渓谷に紅葉と滝、そして清らかな流れと来ると、文句のつけようがないのですが、曇りだったことが残念です。
それでも、気に入った滝の写真が撮れたので満足すべきでしょうね。
shuuter
渓谷は紅葉が育つ環境に適しているようです。
渓谷と滝 紅葉と 見ごたえのある旅行が続きますね。
長さん
昔は冬の間、土の中の水が凍ってしまうくらい寒かったのでしょうね。
滝の写真、シャッタースピードを変えて撮り比べてみるのも面白いでしょう。
長さん
滝の写真は日が当たっていない方がしっとりとして良い感じに写ると思いました。この程度の水量では、1秒以上露出しても面白くないのでは・・・との判断です。
これまでの紅葉(黄葉)には若干の不満があるので、どんなに綺麗なところなのか期待して行ってみました。
長さん
このような素敵な風景があるなんて、国道を通過しただけでは分かりませんよね。塩原渓谷、侮るなかれです。今回は立ち寄りませんでしたが、布滝や、竜化の滝という見所もあるそうです。
長さん
滝の写真はシャッタースピードを変えてみるだけで、雰囲気が違ってきますね。1/10が良いというのは、あくまでも、この滝に限ったことで、水量や流れ具合、滝壺の有無としぶきの状態などで変わってくると思います。
りゅうしゅんで良いですよ(笑)。
長さん
紅葉(黄葉)は水分が多いところの方が色が良いように感じます。
流石、地元のビジターセンターが見所として紹介しているだけのことはありますね。
小梨
3枚目、水の動きが感じられます。
長さん
スローシャッターにすると滝が流れ落ちている感じが良く表現出来るようです。スローにしすぎると、水が白飛びしてしまうのですが、条件を変えて撮ってみると面白いですよ。
ミックン
塩原渓谷の晩秋便り、一つ一つ見せていただきました。唸るような渓谷の紅葉に驚いてます少し入ると絶景ポイントがたくさんあるのですね。
長さん
塩原と言えば温泉の町として知られていますが、実は、ここに行くまでこんなに綺麗が紅葉が見られるとは思っていませんでした。
まだまだ知らない紅葉ポイントがたくさんあるのでしょうね。日本って良いなー。
目黒のおじいちゃん
寿々木
tomi
体調がすぐれなくて。
この滝の撮り方参考にさせていただきます、この間 こちらのに或る専門家指導してくれる写真教室があります 友達に誘われてはいるのですが コンパクトデジタル カメラ でこんなに美しく撮れるなんて驚きです、友人2人が参加していますが毎年腕を上げています、年に1回の成果の展覧会に行ってきました。
長さん
とても清らかな流れで、深いところはこのようなライトブルーに見えて綺麗でしたよ。
長さん
写真、8段目の右、縦長の写真がありますが、右手に見える立木に寄りかかって写しました。我ながら上手く撮れたなと思っています。
ケン坊
留春の滝は数年前に訪ねて滝を撮りましたが、シャッター速度も標準のままで撮ったので証拠写真程度にしか撮れませんでした。
ケン坊は短気のせいか、いちいち設定を変えながら写真を撮るのが億劫(苦手)で、(写真展に出すわけじゃないから...と)変な理屈をつけて納得してます>笑<
困った性格です。後になって後悔したりして...カメラにはいろんな機能があるのにケン坊には全く意味の無い機能になってます>苦<
長さん
体調がすぐれませんか。お大事になさってください。
この滝などはデジタル一眼レフで撮ったものです。コンパクトデジカメでも撮れますが、シャッタースピードや露出が微調整できるのが一眼レフの強みです。
nobara
それとコバルトブルーの水の色が素晴らしい。
手取りでシャッター速度を遅くするなんて
私には到底無理です。
何かしっかりしたものにすがるのはいい方法ですね。
違いははっきりと判りますね(*^-゚)⌒☆
長さん
ケン坊さんのカメラは魔女っ子さんからプレゼントされたものですよね。とても良いカメラなので、機能を生かさないと損ですよ。カメラの取説をしっかり読みましょう。勿論、オートでも綺麗に撮れるはずですが、シャッター速度やF値を変えるとまた違った雰囲気の写真が撮れるものです。
長さん
一眼レフは重いのが欠点ですが、しっかりホールドすると手振れしにくいのです。コンパクトデジカメは軽いのが利点なので、腕を伸ばして撮りがちですよね。これだとぶれる確率が高まります。脇を締めてしっかりカメラを保持するのが肝心なんですよ。三脚は重いですが、一脚でもかなり違います。
長さん
(eメールでコメント到着通知がありましたが、当ブログに反映していないようです)
滝や渓流などの場合、シャッタースピードを遅くすると、流れている感じが出てくるようです。但し、三脚なしだと手振れしやすくなりますから、要注意です。その都度、カメラのモニターを拡大して確認すると良いでしょうね。
はるる
滝もいいですが、吊り橋は画になりますね。
長さん
吊橋から透き通った水に飛び込んでみたらいかがでしょうか(笑)。いくら綺麗でも風邪引いちゃいますよね。
すーちん
の旅行ですね、水、吸い込まれ
そうですね
長さん
やはり一泊旅行ならではの観光コースで、旅の企画の作りがいがあったというものです。
りりい
こんなすばらしい景色を見られるのも健脚ならではこそだと思いました。
私も景色のいいところへ行くには、日頃のウォーキングももっとがんばらなくては!と、思いを新たにさせていただきました。
長さん
プロ級なんてご冗談を。写真をちょっとかじれば誰でも撮れる写真です。ここは駐車場から下ること5分程度。登りはゆっくりとですから、お子さんでも大丈夫なところでした。