龍王峡にて(3) むささび橋巡回コース(続き)

2014秋・鬼怒川、龍王峡、塩原渓谷へ(5) 11月4日(火) その5

 鬼怒川の上流に当たる龍王峡(白龍峡)を観光しています。

 むささび橋巡回ハイキングコースで、虹見橋から渓谷の右岸を遡行します。
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 林の中を歩く、気持ちの良い散策路です。ハイキングコースを逆回りする親子連れとすれ違いました。
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 虹見橋とむささび橋の中間あたり、底なし沼です。ミズバショウが生え、モリアオガエルやサンショウウオが生息しているそうです。
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 むささび橋で左岸に渡ります。右下は、対岸にあるむささび茶屋で、暖かい甘茶を飲んで休憩しました。
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 むささび橋から見た下流の白龍峡です。白っぽい流紋岩が主になっています。
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 こちらは上流の清龍峡です。青っぽい色をした凝灰岩で出来た峡谷なので、この名があります。
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 茶屋の付近は日が当たっており、紅葉が綺麗でした。
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 白龍峡の左岸を虹見橋まで戻ります。崖に横一直線に割れ目があるのはこのあたりだけ。岩石の出来方が一様でないことが分かります。
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 このあたりで、TADAOさんから龍王峡駅前駐車場に間もなく到着との電話が入りました。ご夫妻で高崎を午後出発されたのですが、意外に早い到着です。虹見橋を見たら、左岸を遡行してこられるでしょう。
 左岸の散策路は峡谷に近いので、渓谷に流れ落ちる滝を上から見ることができます。
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 対岸には甌穴(かめ穴、釜穴とも言う)がみられます。
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 白龍峡を見ながら下っていくと、途中でTADAOさんご夫妻と出会いましたので、4人で虹見橋まで戻ります。
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 この日は那須塩原温泉に泊まります。龍王峡駅前駐車場から2台の車ですが、男性2名、女性2名に分かれました。後続の車の中では、女性同士、夫の悪口を言い合っていたに違いありません。
 那須塩原温泉へのルートは、日塩もみじラインが良いのですが、日が陰ってきたことでもあり、国道121号(会津西街道)を北上、川治温泉、五十里湖を通過し、上三依(夏に行った水生植物園がある)から国道400号に右折しました。
 次回から、塩原渓谷で見た紅葉の報告です。
 (つづく)

この記事へのコメント

  • nobara

    今回はご夫妻だけでいらしたのだと思ってましたら。
    あらあら~ ここで合流でしたか、
    何処にいくのもご一緒なんですね~
    楽しみも倍増になるのでしょうね((((^Q^)/
    白龍峡、青龍峡、納得しながら見ました。
    なんだか昨年出かけた昇仙峡を思ってました。
    シーズンになるとすれ違うのも大変です。
    男性組 対 女性組ですか((((^Q^)/
    長さんの悪口なんて云いようがないんじゃない?
    2014年11月12日 17:56
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    TADAOさんご夫妻にはいつもつきあって頂いて、とてもありがたいです。
    昇仙峡は国の特別名勝ですから、こことは比べられませんが、岩質は花崗岩で流紋岩と同様、白っぽい渓谷だったと記憶しています。
    私、外面が良いもので、妻から見れば言いたいことがたくさんあるようです(笑)。
    2014年11月12日 18:36
  • ミックン

    こんばんは
    南会津地方も、晩秋の佇まいですね。渓谷のせせらぎを眼下に、秋錦が光り素晴らしい光景です底なし沼から、ヌクッとモリアオガエルやサンショウウオがお出迎えしてくれそうで幻想的です。一雨ごとに冬の気配が迫ってくる南会津を堪能され、極上のひと時となったことでしょう。
    2014年11月12日 19:38
  • みっきい

    龍王峡は白い岩肌が多いと思っていましたが、青い色の岩も見られるんですね!
    岩のでき方もいろいろのようですね!奇岩が多く紅葉風景をよりきれいに見せています。
    川の流れがとても静かなので、滝のしぶきの動きが激しく見えてきます…。
    龍王峡の途中で出会うなんて…、お仲が良いお友達ご夫婦ですね!
    お日様の当たっている紅葉をとると、写真がきれいに赤くなるんですね!ありがとう!!
    2014年11月12日 20:22
  • 長さん

    ミックンさん、コメントありがとうございます。
    龍王峡は鬼怒川温泉のちょっと北側にある渓谷です。栃木県ですから、南会津まではちょっと距離がありますよ。
    底なし沼は落ち葉が浮き、水面は全く動きません。モリアオガエルやサンショウウオはじっとしているのでしょうか。
    2014年11月12日 21:09
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    海底火山のよって滞積した岩石が隆起して、鬼怒川に浸食されたものだそうです。岩石の組成によって、見た目にも色の違いが確認出来ました。
    滝のしぶきを撮るため、手すりを越えて崖の際まで歩を進めましたが、ちょっと怖かったです。
    奥さん同士で亭主の悪口を言い合えるので、よい気晴らしになるようですよ。
    2014年11月12日 21:14
  • eko

    龍王峡の素晴らしい紅葉、自然が織り成す岩石の白や青みを帯びた色、落ち葉に覆い尽くされた静まり返る底なし沼、エメラルドグリーンの川の色、白い水しぶきをあげる滝、どれも良い眺めですね。
    いつもご一緒のご夫婦と待ち合わせだったのですね。
    2014年11月12日 21:27
  • ポン太

    どの写真一枚をとってもそのまま額に入れて飾りたいような気になります。ため息が出るほど綺麗ですね。
    龍王峡、清流峡、白竜峡、いかにもその名にふさわしい渓谷美ですね。
    2014年11月12日 21:35
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    しばらく、紅葉の渓谷を見に行っていなかったので、1泊2日をフルに満喫しています。
    TADAOさんご夫妻とはもっと早く合流したかったのですが、午前中、TADAOさんに所用が出来、途中合流ということになりました。
    2014年11月12日 21:42
  • 長さん

    ポン太さん、コメントありがとうございます。
    写真を褒めて頂き、ありがとうございます。赤、黄、緑、白、青と、日本の誇る風景ですよね。残念だったのは、日が西側の山に遮られてしまい、輝くようなの美しさが引き出せなかったことです。
    2014年11月12日 21:47
  • mori-sanpo

    龍王峡は素通り程度にしか見ていませんでしたが、岩石の組成により変化に富んだ渓谷美を堪能させていただきました。
     青空のもと、樹林の紅葉に包まれ、滝を含めて清らかな流れのある渓谷は、味わい深いものを感じました。
    2014年11月12日 22:20
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    実に素晴らしい渓谷美でした。今年は紅葉が早いのが宿泊日程との関係では上手くいかなかったことと、日光が山に遮られて日陰になってしまったことが反省点です。少々リサーチが不足しました。
    2014年11月12日 22:37
  • shuuter

    変化に富んだ渓谷美が続きますね。紅と黄色の葉も色を添えますね。

    車で男女に分かれてのドライブですか、4人とも運転できるなら旅も楽ですね。
    2014年11月12日 23:21
  • 行き当たりばったり

    今晩は。丸々一日、こうしてご夫婦で歩けるのはいいですね。そして、いつものお仲間と合流しての散策。
    最高です。
    2014年11月12日 23:48
  • なおさん

    龍王峡には行ったことがないのですが、1日じっくり撮影して回るのも面白いかも知れませんね。甌穴などの自然の造形も面白そうです。

     此処で合流されたのですか。旅は道連れといいますので賑やかになりますね。
    2014年11月13日 04:55
  • Tomi-

    ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます。
    渓谷の紅葉の美しさを見ながらの軽いハイキングでしたか。
    空気までが清々しさを感じられました。

    旅は道連れ世は情けといいまして、いいじゃあないのなんてものですね。
    男組と女組に分れての発散もいいのかもしれませんね。
    2014年11月13日 06:04
  • ケン坊

    おはようございます。
    龍王峡渓谷(白龍峡・清龍峡)は素晴らしい景観ですよね。そこにドンピシャの紅葉が折り重なったら...羨ましいですね。
    渓谷に流れ落ちる滝の様が良いですね~ ところで男女別々の車で...新鮮な旅が出来たのではないですか? ちょっとした変化が新たな楽しみ方を生み出しますから...
    ナイスアイディアです。
    2014年11月13日 06:21
  • tomi

    蝶さん。こんにちは。
    今回の画像は ひときわ鮮明ですね、空気が澄んでいるせいか、やっぱり 長さんの腕ですかね。

    塩原峡 も素晴らしいですね、写真を撮影に行くにはどうしても グループではだめですね、ツアーで行くといつもわたくしだけ行方不明が多いので叱られます、アメリカ人の おじさん、おばさん、写真を撮りません、たまにもっていても
    あの安い使い捨てカメラなのです。
    わが家でも 二人は趣味が違いすぎで近場でも騒ぎになりますから 一人で出かけたい、最近 教会で 皆打ちそろって
    近くの博物館で(例の科学館の隣)”ポンペイ展がありますの一緒にゆかないかと誘われたのですが断りました、写真撮らない人々と行くのは苦痛です、近いから自分で一人でゆっくり行こうかと、また イタリーで本場を見ているので。
    2014年11月13日 08:32
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    夫に聞かれたくない話もしたいでしょうから、女性たちだけでのドライブの機会を作りました。結構、盛り上がっていたようですよ。
    2014年11月13日 08:45
  • 長さん

    行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    たまには夫婦で旅行するのも良いものです。また、気心の知れた友人たちとの交流も楽しいです。
    2014年11月13日 08:47
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    山間の渓谷なので、午後には日が陰ると言うことを計算していませんでした。道理で昼前から駐車場が満車だったわけです。
    いつもはTADAOさんのご自宅から一緒なんですが、今回は出発時間が揃いませんでした。
    2014年11月13日 08:49
  • 長さん

    Tomi-さん、コメントありがとうございます。
    渓谷美と紅葉の両方を、歩きながら満喫しようという魂胆でしたが、日陰になってしまい、紅葉の方はイマイチでした。
    夫婦だけだと会話が少ないですから、同行者がいると良いですね。
    2014年11月13日 08:51
  • 長さん

    ケン坊さん、コメントありがとうございます。
    日程の関係から龍王峡見学が午後になってしまいました。紅葉の色を楽しむなら午前中です。
    夏に2家族で箱根に行ったのですが、その時も現地集合だったので、男女別々の車で移動しました。女性軍はその方が楽しいらしい。
    2014年11月13日 08:54
  • 長さん

    tomiさん、コメントありがとうございます。
    確かに大人数のツアーだと写真を撮るのが忙しくなりますね。
    私たちの場合、個人で海外旅行をするだけの資力がないので、いつも団体格安ツアーです。ですから、先行して写真を撮ったり、写真を撮った後、一行に追いつくために走ったりしています。
    2014年11月13日 08:59
  • りりい

    これだけの距離を歩くのは、けっこうきつそうに感じました。でも、長さんご夫婦は健脚で大丈夫なんですね。
    アップダウンも多いですし。
    底なし沼は不気味な名前ですね。なんだか恐い感じです。
    上のコメント、確かにそうなりますね。だから足腰が鍛えられている!!
    2014年11月13日 09:10
  • すーちん

    お早うございます
    気の合ったご夫妻と何時も
    旅行されるんですね、良いですね
    職場も温泉やってますが
    温泉暫く入ってませんね
    2014年11月13日 09:33
  • 隠居GG

    素晴らしい景色ですね。
    もう40年以上前に行ってきましたが完璧に記憶にとどめていません。
    健康でいればこそ、そして健脚でればこそ歩ける幸せですね・・いろいろ楽しみたいです。
    いつもお花の名前をありがとうございます。
    2014年11月13日 10:54
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    多少のアップダウンはありますが、往復2km程度ですから、お子さんでも歩ける距離です。
    火成岩の崖の上ですから底なしの筈はないのですが、泥沼ですから不気味です。
    2014年11月13日 14:20
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうござます。
    声を掛ければ大抵つきあって頂けるので、かけがえのないご夫妻です。来月もご一緒の予定が入っています。
    温泉は良いですよ。温泉宿に泊まった上に、2日目も立ち寄り温泉でした。
    2014年11月13日 14:23
  • 長さん

    隠居GGさん、コメントありがとうございます。
    40年前にいらっしゃいましたか。それじゃ、記憶の彼方ですね。その時とあまり変わっていない風景だと思いますよ。
    ふだん運動不足ですから、こうして身体を動かすのは気持ちが良いです。
    2014年11月13日 14:25
  • はるる

    いいところですね。
    すばらしい景色を楽しませていただきました。
    川の上流、岩が目をひきます。
    2014年11月13日 19:02
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    上流の青い岩、いかにも龍が棲んでいそうな渓谷に見えませんか。
    2014年11月13日 21:46
  • 小梨

    白龍峡、青龍峡、素晴らしい渓谷ですね。
    2014年11月13日 23:55
  • 長さん

    小梨さん、コメントありがとうございます。
    これまで何度も近くを通りながら、こんなに凄い渓谷があるとは知らなかったんです。
    2014年11月14日 00:04

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