2014年秋の長野旅行(17) 10月8日(その7)
長野県東御市にある海野宿を散策しています。
海野宿は、明治に入り宿場機能を失い、養蚕の村へと移り変わりました。裕福な家が次第に増え、卯建を上げ、蔵も造られました。
上の写真の中央に見える生け垣はイチイの木でした。赤い実がなっています。
蔵造りの家の前に置かれたランタナや、キキョウ、タイワンホトトギス。
出梁(だしばり)の上に出桁(だしげた)を乗せ、2階部分を張り出させる構造は、江戸時代の旅籠にみられる様式。
右手の長屋門の奥は本陣があったところ。半鐘の櫓はまだ新しいので、観光目的で建てられたものらしい。
土産物店や蕎麦屋さんなどがありますが、目立たない店構えです。左の大嶋屋は甘味処。
街道の中央には用水が流れていますが、こうしたところで野菜を洗ったりしたのでしょうか。
エノコログサではなさそうだ。
(つづく)
コメントは次回の最終回にお願いします。
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