奈良井宿は約1キロにわたって町並みが続く日本最長の宿場です。前記事でも紹介しましたが、昭和53(1978)年には国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
文化財保護法が適用になり、建物の外観に影響する変更に際しては許可が必要になる他、新しい建築も周囲の町並みと調和するよう意匠の基準が設けられています。
建物は道なりに雁行するので、建物の側壁が見える
道路境界と建物の間にスペースがあるが、寛延2(1749)年の大火後、
尾張藩により、建物は道路から3尺セットバックさせられたことによる
袖壁、出梁造り(1階より2階が前に出ている)、縦格子が目立つ家並み
左下、ミセバヤ (見せばや、ベンケイソウ科)
右下、パイナップルリリー (ユーコミス、ヒヤシンス科)
ダイモンジソウ(大文字草、ユキノシタ科)
左下、ノコンギク→コンギク (紺菊、キク科) nobaraさん、感謝。
右下、シロバナホトトギス (白花杜鵑、ユリ科)
ノブドウ (野葡萄、ブドウ科)
ギンミズヒキ (銀水引、タデ科)を初めて見ました
↑ ミズヒキや、シュウメイギク、ルドベキアとのコラボ ↓
ギンミズヒキとギボウシ
道路境界と建物の間にスペースがあるが、寛延2(1749)年の大火後、
尾張藩により、建物は道路から3尺セットバックさせられたことによる
袖壁、出梁造り(1階より2階が前に出ている)、縦格子が目立つ家並み
左下、ミセバヤ (見せばや、ベンケイソウ科)
右下、パイナップルリリー (ユーコミス、ヒヤシンス科)
ダイモンジソウ(大文字草、ユキノシタ科)
左下、ノコンギク→コンギク (紺菊、キク科) nobaraさん、感謝。
右下、シロバナホトトギス (白花杜鵑、ユリ科)
ノブドウ (野葡萄、ブドウ科)
ギンミズヒキ (銀水引、タデ科)を初めて見ました
↑ ミズヒキや、シュウメイギク、ルドベキアとのコラボ ↓
ギンミズヒキとギボウシ
(つづく)
この記事へのコメント
shuuter
旧街道の散策 いいですね。
車は制限されているのでしょうか。
軒下の鉢 大文字草 素敵です。
長さん
保存には住民の熱意と強力が欠かせませんが、それが感じられます。
車の乗り入れは禁止されてはおらず、観光客のレンタカーが乗り入れてきましたが、住民の車は別として禁止すべきでしょうね。
なおさん
身近に花のあるくらしというのはいいですよね。
信徳
ダイモンジソウ、ノコンギクが素敵です。
ポン太
mori-sanpo
お土産店では、木工品、漆器などあり、漆器作りには10回以上の漆塗などの作業工程があることなどが印象に残っています。
nobara
凄いですね。
これを守っていくのも大変なご苦労ですね。
ここのお弁当箱、欲しかったですが
あまりの高価さに、手をひっこめました。
これは寄せて植えてあるのですね。
ミセバヤ、お見事です。
我が家のも紅葉していますがちゃちいです。
コンギクかも知れませんね~
長さん
大内宿にいらしたことがおありですか。あそこは道幅がひろく、家並みもゆったりした感じがありました。
この宿場も住民の方が草木を植えておられ、観光客への心遣いが嬉しかったです。
長さん
どの家も道路からセットバックして建てられており、家と道路の間に草花が置かれていました。ダイモンジソウやコンギク、纏まって咲いていると見事です。
長さん
建物に縦格子が多いのは京都の町屋を真似したものなのだそうです。
大火の後に、建物と道路の間を広げさせられたわけですが、そのスペースを有効活用して楽しませてくれています。
長さん
3回も行かれましたか。やはりそれだけ魅力がある宿場町の雰囲気ですよね。写真家も良く訪れているそうです。
漆器や曲げ物が地場産業で、土産物屋さんの大半がそれでした。いわば製造販売ですね。
長さん
1キロも町並みが保存されているのは日本最長だそうです。町ぐるみで保存しないと長続きはしませんよね。
曲げ物や漆塗りは手間がかかっているから高いですよね。我が家も手が出ず、塗りのお箸などを買い求めました。
ノコンギクじゃなく、コンギクですか。キク科は似たものが多くて困ります。
eko
ミセバヤやパイナップルリリーはちょっと場違いな気がします(笑)ミズヒキ、シュウメイギク、ルドベキアのコラボは素敵ですね。
長さん
町内で強い意思統一をしないとこれだけ長い宿場の景観を保存していくのは難しいですね。
ミセバヤは日本の古典園芸物ですが、洋物の花はチョット場違いな感じがしますね。
小梨
ところで、ギンミズヒキの葉、班があるのとないのと混在していますね。
ケン坊
ギンミズヒキ? たしかにキンミズヒキがあるから”ギン”があっても不思議じゃ無いですが...まだ見たことがありません。
最後から2枚目の写真は”寄せ植え”でしょうか? 見事に植えられてますね~
寿々木
長さん
住民の皆さんの努力と忍耐、情熱がなければ維持出来ませんよね。
最後のギンミズヒキの写真ではタデ科特有のハの字の斑がないものが見えますね。5枚の写真のうち、小さな2枚に写っているギンミズヒキの子孫がもらわれていった先で増えたのが、3~5枚目の写真です。だから同じ遺伝子の筈なんですが・・・。
長さん
ミズヒキとギンミズヒキはタデ科、キンミズヒキはバラ科で全く違う種類です。ミズヒキの白花種がギンミズヒキなんですが、自生は希なのだそうです。
下から2枚目、3枚目のものは同じもので、大きな鉢に寄せ植えされていました。
長さん
ダイモンジソウは園芸店にも出回っていますから、そうしたものが増えてのかも知れませんし、地元で見つけたものをここに植えたのかもしれませんね。
すーちん
野葡萄に興味有ります
観賞用に一つ欲しいと思って
ますが、コンナに大きく生る
んですね、立派です
黄昏龍
秋の奈良井宿ですか・・・
羨ましい限りです。
取り上げている花々が
今の季節の町並みとのコーディネイト
がなかなかですね!
みっきい
無人駅でしたが、その前から奈良井の宿がすぐでした。
ピンクのシュウメイギクが撮ってありました。
野葡萄の松や茶房に入って、二階でコーヒー飲んだ記憶があります。
住んだまんまの町並み保存は、住人の方には制約があって大変だろうと思います。
「みせばや」はベンケイソウだそうですが、名前知りませんでした。我が家にも春3本差し芽して、今花が咲いています・・・。
長さん
このノブドウは相当年季が入っているみたいです。ノブドウは盆栽仕立てにも出来るので、剪定次第だと思います。
長さん
一度は行ってみたい宿場町です。江戸時代の雰囲気が残されており、リピーターも多いようです。
古い町並みと共に、花で旅行者を歓迎してくれる気持ちが嬉しいです。
長さん
5年前に行かれましたか。シュウメイギクを写してあったのなら、同じ秋でしたね。
中々魅力のある宿場町でした。みっきいさんのように、お茶をしたり、更には、資料館の内部を見学したり、露地を入ってみたり、色々な楽しみ方があるようですね。
ミセバヤはベンケイソウの仲間です。茎が長くなるタイプですね。
はるる
長さん
はるるさんも奈良井宿を歩かれましたか。
私の場合はブログネタを探しながらですから、純粋に楽しむことは出来なかったのかもしれませんよ。
隠居GG
ほどんと記憶に残っていません。
格子戸は印象にありますが・・
この頃何していたのかなぁ~
若い時だったので友達とふざけたり馬鹿言ってたり、そんな時代だったかもしれませんね。
長さん
若い頃に行った場所って、名前だけは覚えていても、どんな風景だったのか覚えていないところが多いですね。私も同様です。きっと、感動する対象がチョット違っていたのでしょう。
行き当たりばったり
長さん
実際に済んでおられる家が多かったです。観光客が覗いていきますから、やはり、人目を避ける対策はしておられましたよ。
花が多いのは嬉しいですね。