千畳敷カールから降りてきて、時間はたっぷりあるので、養命酒健康の森(HPはこちら)に行ってみました。中央自動車道の駒ヶ岳SAの近く、駒ヶ根ICから車で10分くらいのところにあります。
養命酒健康の森とは
(右の「散歩マップ」はクリックで大きくなります)
養命酒 駒ヶ根工場は、工場と呼ぶにはあまりにも美しい環境に包まれています。
敷地内には「健康の森」と名付けられた憩いの空間が広がり、耳をすませばここを住処とする鳥の囀(さえず)りが、中央アルプスに端を発する清冽なせせらぎの音が聞こえます。木々の梢を揺らす風が、四季折々の匂いを運んできます。
自然とふれあえる散策路とともに、養命酒の歴史や50種類もの生薬を展示する記念館、森の中で心からくつろげる「カフェ ヒーリング テラス」などもあり、思いのままに心を解き放てる「健康の森」。ここは、駒ヶ根の貴重な自然を、ここに流れるただ一つの時間を、多くの人々と分かち合うための癒しの森です。 (養命酒のHPから)
健康の森は一般開放されており、その一角(右上の散歩マップでは左下部分)に山野草コースがあるのです。
駐車場に車を置かせてもらい、さっそく散策しました。
ノコンギク (野紺菊、キク科シオン属)
ごくありふれた野菊の一種で、群落を作りやすい
オミナエシ(女郎花) は実が出来ていた
オトコエシ(男郎花) の実には翼がある
丸いものはオトコエシニセハリオタマバエ(タマバエ科)が作った虫えい
(虫こぶ)で、オトコエシミフクレフシ(別名:オトコエシミフシ)と言う
ワレモコウ (吾亦紅)
カワラナデシコ(河原撫子) が一輪、咲き残っていた
コバギボウシの実 (小葉擬宝珠)
これは何の実だろう? → キキョウの実 だそうです
なおさんに教えていただきました
葉の様子です
ごくありふれた野菊の一種で、群落を作りやすい
オミナエシ(女郎花) は実が出来ていた
オトコエシ(男郎花) の実には翼がある
丸いものはオトコエシニセハリオタマバエ(タマバエ科)が作った虫えい
(虫こぶ)で、オトコエシミフクレフシ(別名:オトコエシミフシ)と言う
ワレモコウ (吾亦紅)
カワラナデシコ(河原撫子) が一輪、咲き残っていた
コバギボウシの実 (小葉擬宝珠)
これは何の実だろう? → キキョウの実 だそうです
なおさんに教えていただきました
葉の様子です
(つづく)
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
行き当たりばったり
みっきい
南アルプスも中央アルプスも見える工場ですね!
見学コースもあり、手入れも専任の方がいらっしゃるようで、ノコンギクも刈り取らない様にして密集して咲くようになさっているようですね。オミナエシやワレモコウなど親しみのある花があるのがいいですね。オトコエシは知りません。虫こぶは虫が作ったものですか?
養命酒の企業イメージが良くなりました…。
shuuter
今日武田尾に出かけてみてきました。
花が終わり 紅葉の時期まで材料不足に悩まされます。
いろいろな種子の観察も面白いですね。
Tomi-
山野草の散策コースがあるのを知っていたのですか。
落ち着いた森のようですね。
養命酒の工場やショップ・カフェなどが興味があり、私はそちらの方が、中心になってしまいそうです。
なおさん
ノコンギクやワレモコウ、オミナエシやオトコエシなど秋草が見られるのはいいですね。オトコエシの虫こぶは初めて見ました。こちらでも見られるかどうか、気にかけて探してみたいもので。
最後の実は?ということですが、これはキキョウの実です。キキョウの種子を播いて育てて見るのも面白いものです。
mori-sanpo
養命酒は、工場で見学したあと、薬効を期待して1瓶購入してしばらく飲みましたが、独特の薬味のため途中でギブアップしてしまいました。
オトコエシの虫こぶは珍しいですね。
長さん
養命酒は、私が子供の頃、父母が飲んでいたような記憶があります。
みりんも作っているのはここで初めて知りました。
長さん
養命酒づくりの原点は澄んだ空気と美味しい水だそうで、この地が最適なのでしょう。広大な敷地で、工場以外は立ち入り自由でした。
養命酒の企業上高120.53億円、経常利益は19.37億円といいますから、優良企業と言って良いでしょうね。
信徳
養命酒のイメージ作りの一環で出来た公園の様ですね。
滋養、強壮、健康、クリーン・・・などと繋がって行くのでしょう。
こう言った公園が有るのは良いですね。
長さん
この工場は日本アルプスと南アルプスが見渡せるすばらしいところにありました。
山野草コースはかなり自然に近い状態で育てられているようです。
虫こぶは、虫が植物内に生み付けた卵の塊と言って良いでしょう。卵が大きくなって瘤のように膨らんでいるのです。
長さん
オミナエシとオトコエシは同じ科なのに、実の形が違うのが面白いですね。
長さん
旅行に行く場合、雨天対策や時間の余裕があった場合に見学出来るところを予めネットで検索してから出かけます、
工場見学は個人なら予約なしで可能ですし、ショップやカフェも良い雰囲気でした。
長さん
流石に薬用酒を作る企業は、企業理念がしっかりしていますね。この値基地内には縄文時代や弥生時代の遺跡があり、森の中に住居が復元されていました。
オトコエシの虫こぶはオトコエシニセハリオタマバエが生息していることが条件ですから、どこででも見られるようなものでもないのでしょうね。
キキョウの実ですか。ありがとうございます。
長さん
山野草コースは駐車場の近くで、工場見学の受付棟に向かって右手にあります。看板を見落とすと気付かれないでしょうね。
養命酒は薬用酒ですから独特の味がしますね。妻も買って試したのですが、途中でギブアップしたので、私が代わりに飲みました(笑)。
長さん
公園と言えるかどうかは別として、養命酒のイメージを良くするには役立っているでしょうね。今年の夏、ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデンに行きましたが、企業環境としても素敵なところが共通しています。
eko
ノコンギクが群生しているのは綺麗ですね。
オミナエシの実は初めて見ました。花を見るだけで実をほとんど見てません(苦笑)オトコエシの実は綺麗ですね。キキョウの実は我が家にあるので知っています。
長さん
工場見学に行かれましたか。山野草コースがあることはネットで妻が見つけたんですよ。
オミナエシやオトコエシの実、実は私も初めてです。普通、花後の姿なんて、あまり注目しませんよね。
キキョウの実の中には黒い種がたくさん詰まっているそうですね。
寿々木
隠居GG
歌を思い出しています。
なんだかさみしそうな歌の様な気がしますが、養命酒の会社・工場のなかですか~へぇ・・
今朝長男や社長が列車で千歳に向かいました。
急に寂しくなってしまいました。
無門
それぞれが
秋色に変身ですね
あれ?
こんな実だったんだ
長さん
以前は埼玉にも工場があったのですが、現在はここでのみ養命酒を造っているそうです。
長さん
広大な敷地に山野草園や散策路が設けられ、企業のイメージアップに繋がっていると思いますした。
すぎもとまさしさんの吾亦紅の歌ですね。都会に出てきた男が、ふるさとの母を思う歌です。
長さん
もうこのあたりは晩秋ですね。
キキョウの実がこんな形とは知りませんでした。
すーちん
養命酒健康の森なんて
在るんですね、昔飲んで
ましたね、変な味で(笑)
長さん
やはり養命酒を飲まれていたことがおありでしたね。
工場見学で試飲出来るのですが、私はドライバーなので許可してくれませんでした。
はるる
いろいろなものに実がありましたが、興味深く見せていただきました。
実をつけた植物を観察するのもおもしろいと思います。
長さん
花は誰もが注目しますが、花後の姿や実はあまり注目されませんね。実と花と一緒に紹介すればよかったですかね。