8月21日に行った日光市上三依水生植物園でみた花の報告も最終回になりました。
ジャコウソウ (麝香草)
シソ科ジャコウソウ属の多年草。花期は8~9月
山地の湿った林内や谷間の木陰などに生える

8月7日の箱根湿性花園でも見たので、今年は2回目の出会いです

茎や葉を揺すると麝香のようなほのかな香りがする
というのが名の由来だが、実際はそれほどでもない
寿々木さんが上高地でご覧になったつぼみ状態(こちら)
が面白かったので、今回はしっかり観察しました
(1~5、①~⑦はつぼみから開花までの順序)


ナツズイセン (夏水仙)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属。 中国原産の帰化植物。花期は8~9月

和名は、葉がスイセンに似ていて、花が夏に咲くことから

ムシトリナデシコ (虫取撫子)
ナデシコ科ナデシコ属の一年草。花期は5~7月だから、残り花

茎の途中に粘液を分泌するところがあるが、食虫植物ではない
(互生する中央の葉はムシトリナデシコのものではない)
マツモトセンノウ (松本仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。花期は6~8月


これ以下は販売されていたものの写真です
エンビセンノウ (燕尾仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。花期は7~8月


モモイロフシグロセンノウ (桃色節黒仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。花期は7~8月。園芸種でしょう


シソ科ジャコウソウ属の多年草。花期は8~9月
山地の湿った林内や谷間の木陰などに生える
8月7日の箱根湿性花園でも見たので、今年は2回目の出会いです
茎や葉を揺すると麝香のようなほのかな香りがする
というのが名の由来だが、実際はそれほどでもない
寿々木さんが上高地でご覧になったつぼみ状態(こちら)
が面白かったので、今回はしっかり観察しました
(1~5、①~⑦はつぼみから開花までの順序)
ナツズイセン (夏水仙)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属。 中国原産の帰化植物。花期は8~9月
和名は、葉がスイセンに似ていて、花が夏に咲くことから
ムシトリナデシコ (虫取撫子)
ナデシコ科ナデシコ属の一年草。花期は5~7月だから、残り花
茎の途中に粘液を分泌するところがあるが、食虫植物ではない
(互生する中央の葉はムシトリナデシコのものではない)
マツモトセンノウ (松本仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。花期は6~8月
これ以下は販売されていたものの写真です
エンビセンノウ (燕尾仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。花期は7~8月
モモイロフシグロセンノウ (桃色節黒仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。花期は7~8月。園芸種でしょう
9時前に入園し、退出したのは12時ちょっと過ぎでした。
8月21日撮影。
高速道路に入る前に、途中で食事をしたのですが、そこで嬉しいことがありました。
(つづく)
この記事へのコメント
りりい
ジャコウソウのかぐわしそうな香りをかいでみたいものです。
長さん
ナツズイセンは白いフェンスの目隠し代わりに植えられていたものですが、その役割を十分果たしていました。
ジャコウソウ、近づいただけでは臭いを感じませんでした。
花咲か爺
長さん
ジャコウソウは8月にも見たばかりです。ブログに投稿するにあたり、ネットで若干知識を得ましたし、ブログ友さんの報告もありましたから、写真を何枚も撮りました。
野生化しつつある園芸種も多々あるようですね。
すーちん
ジャコウソウ、5~6個
かたまって咲くんですかね
ゴマの花に少し似てるかな?
長さん
ジャコウソウは葉腋から何本も花柄を伸ばして、次々に咲くようです。
花の付き方は違いますが、ゴマの花にもちょっと似てますね。ゴマの花のほうが、唇がもっと広く開きますけれど・・・。
shuuter
ナツズイセン 華やかに咲いています。
ソロソロ ヒガンバナが咲くころです。探しに出てみますかな。
無門
3時間たっぷり楽しめましたね
もっとも
花の前では時間のたつのも
忘れてしまいますよね
目黒のおじいちゃん
なおさん
ナツズイセンも群れ咲くと艶やかな雰囲気です。
センノウ類も三役揃い踏みですねえ。フシグロセンノウは朱色の花、と洗脳??されて思い込みがありますので、ピンクのもあるんだ、というのが新鮮ですね。ごくまれには白いのもあるかもしれませんね。
nobara
見てきました。夫が帰ってくるなり
大きな赤い月が凄いよ! でした(笑)
ジャコウソウの順を振っての説明
とても楽しかったです。なるほどと納得。
ナツズイセン、豊かで華やかですね~
桃色フシグロセンノウ、ナデシコと間違えそうです。
園芸種はいろいろ出回ってるんですね~
信徳
ナツズイセン、家のも少し遅れて咲きました。ここ2~3日の水分吸って一気に伸びて来ました。
長さん
ジャコウソウの葉に触ったのですが、格別臭いは感じませんでした。尤も、私は鼻が利かないんですけど(笑)。
間もなくお彼岸ですから、ヒガンバナもそろそろですね。
長さん
思った以上に花が咲いていて、夢中で撮影しました。気がつけば3時間ということでしたよ。
長さん
イブキジャコウソウは今年も見ましたが、アシタカジャコウソウは見たことがないです。日光植物園にありますか。この前の日、雷に追いかけられなかったら、出会っていたかも知れません。
3種の洗脳、じゃなかった、センノウ、ピンクが作り出されていたとはビックリです。本家のフシグロセンノウも一緒に載せれば良かったですね。それが本当の三役ですね(笑)。ネット検索したら、フシグロセンノウの白花が売られていましたよ。
eko
ナツズイセン、花だけが咲くのでとても綺麗です。散歩道のナツズイセンは無くなっていました。
センノウの3種、それぞれ違いますね。
小梨
長さん
コメントを拝見し、スーパームーンを撮りました。忘れるところでしたよ。晴れて良かったですね。
ジャコウソウがつぼみから咲き進む様子、面白かったです。1枚の写真で順序が分かるものが撮れて良かったです。
まさかピンクのフシグロセンノウがあるとは思いませんでした。なおさんのお陰で白があることも分かりましたよ。
長さん
ジャコウソウが沢山咲いていて、写真をたくさん撮ってしまいました。
ナツズイセンが咲き始めましたか。間もなくヒガンバナも咲き出しますね。
長さん
イブキジャコウソウはジャコウソウと同じシソ科ですが、属が違うので、全然似ていない植物です。鼻が利かないせいか、臭いを感じませんでした。
ナツズイセンhちょっと咲きすぎじゃない?と言うくらい、びっしり咲いていますね。
ピンクのフシグロセンノウなんて面白いですね。
長さん
レスが前後してしまい、申し訳ありません。
嬉しいこと、たいしたことじゃないんですが、今回の記事と関係があるんですよ。
長さん
ジャコウソウの咲き方って面白いですよね。筒花でこんな咲き方をする植物を他に知りません。
mori-sanpo
ジャコウソウの蕾から花が咲くまでの順序、分かりやすいですね。このように分析できる写真も撮っておきたいと思いました。
Tomi-
花の世界は、奥深いんですね。調べるだけで大変なのに、この様に編集する力に拍手です。
麝香の香りがするはなですか、見たいものです。。
みっきい
ジャコウソウのつぼみから開花までの順序がようく解りました。これは分かりやすい!勉強になりました。
夏ズイセン、華やかですね!
ヒガンバナ科の花ですか。
真っ赤な彼岸花が咲いていますよ!
どんなうれしいことがあったのか?楽しみです。
行き当たりばったり
エンビセンノウも、面白いです。
長さん
写真を撮る時間を含めて3時間ですが、やはり1時間では見落としが出るでしょうね。ここは以外に(と言っては失礼ですが)良かったので、時季を変えてまた行こうと思っています。
ジャコウソウの開花順を撮りましたが、予備知識がなければ気付かないことでした。
長さん
編集は手の込んだことをしているわけではないので、時間はかかりませんが、花の名前を調べ、そのデータをネットや書籍で調べるのには手がかかります。
長さん
ジャコウソウの開花順序、丁度1枚の写真に収まるところを見つけました。株が大きく、花が多くて助かりました。
ナツズイセンはヒガンバナ科です。球根が密度高く植えてあるようで、花が一杯でした。
嬉しいこと、たいしたことではないのですが、私にとっては嬉しかった。
長さん
ジャコウソウの開花までの様子は面白いですね。すっかり開花した後、花色は濃くなるようです。
エンビセンノウは花弁が燕尾服のように切れ込んでいるので、ぴったりな名前ですね。
ケン坊
水生植物園に3時間とは凄いです。ケン坊は単独なら1時間以上居られるますが、魔女や敬老会と一緒だとせいぜい4~50分が限度かな>笑<
その点、長さんは奥様も植物がお好きのようなので時間の心配はなさそうですね...
ジャコウソウの開花順序って面白いですね。先端とか根元からという順序じゃ無くバラバラに咲くんですね。
長さん
植物園の見学時間は興味の持ち方・度合いによって変わりますから、人それぞれでしょうね。私の場合は、写真を撮る時間もかかりますから、人より余計に時間がかかります。妻も興味がある方ですが、それでも途中休憩していました。
ジャコウソウは葉腋から次々に花柄を伸ばすので、ばらばらに咲くように見えますね。