8月21日に訪れた日光植物園です。
植物園の一番奥にある水生植物池にやってきました。写真左下にご注目。
この植物園のトイレは入口の管理棟にしかなく、ここまで来るとトイレへの往復には20分以上必要です。
スイレン (睡蓮)
スイレン科スイレン属の水生多年草。日本在来種はヒツジグサ(未草)という
花期は6~9月。写真のものは温帯睡蓮の園芸種であろう
スイレンを撮影する私
コウホネ (河骨、川骨)
スイレン科コウホウネ属の水生多年草。花期は6~9月
名の由来は、根茎が骨のように見えるから
ベニコウホネ (紅河骨、紅川骨)
コウホネ の変種で、黄色い萼がだんだん朱色に変化する
ヘラオモダカ (箆面高)
オモダカ科サジオモダカ属 の水生多年草
北海道~九州の水田や浅い水中に生える
花径は1cmほど。花期は7~9月
アサザ (浅沙、阿佐佐)
ミツガシワ科アサザ属の水生多年草。花期は6~8月。若葉は食用になる
日本では本州や四国・九州などの池や沼などに生育する。準絶滅危惧種
葉がジュンサイに似ていることから、別名:ハナジュンサイ(花蓴菜)
黄色いナスタチウムに似ていると思いませんか?
アサザを観察する妻(中央奥はミソハギ)
スイレン科スイレン属の水生多年草。日本在来種はヒツジグサ(未草)という
花期は6~9月。写真のものは温帯睡蓮の園芸種であろう
スイレンを撮影する私
コウホネ (河骨、川骨)
スイレン科コウホウネ属の水生多年草。花期は6~9月
名の由来は、根茎が骨のように見えるから
ベニコウホネ (紅河骨、紅川骨)
コウホネ の変種で、黄色い萼がだんだん朱色に変化する
ヘラオモダカ (箆面高)
オモダカ科サジオモダカ属 の水生多年草
北海道~九州の水田や浅い水中に生える
花径は1cmほど。花期は7~9月
アサザ (浅沙、阿佐佐)
ミツガシワ科アサザ属の水生多年草。花期は6~8月。若葉は食用になる
日本では本州や四国・九州などの池や沼などに生育する。準絶滅危惧種
葉がジュンサイに似ていることから、別名:ハナジュンサイ(花蓴菜)
黄色いナスタチウムに似ていると思いませんか?
アサザを観察する妻(中央奥はミソハギ)
8月21日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
どうせならヒツジグサを植えれば良いと思うのですが、温帯スイレンの園芸種を植えてありましたか。スイレンのほかにコウホネやらベニコウホネ、ヘラオモダカ、アサザなど見られるというのはいいですね。アザサはキュウリにも似ていると思いましたが、ナスタチウムにも似ていますね。
ミックン
傘を開いての池の見学、奥様との極上のひと時。アクティブなお二人に、いずれはこうでなくてはと教えられます。健康でなくてはこうも行きませんねどうぞ、いつまでも、至福の時をお過ごしください。
目黒のおじいちゃん
すーちん
一生懸命写真撮ってる方
長さんでしたか
コウホネ、梅の花の様ですね
無門
河骨
変な名前だなあと
思ったのは
オゼコウホネを初めて見たとき
もう半世紀以上になるかな~
寿々木
カナヘビは可愛いですが、長い蛇はいやですね。当方今年も蛇の訪問を受けました。道路から数m上にあるのでコンクリート石段なのですが器用に登って来るのです。今年は青みがかった灰色の細い蛇で、来ては駄目ですと話したら向きを変えて帰って行きました。
信徳
変種とのことですが珍しいのでしょう。
へびに注意、私はヘビには滅法強くて大方のヘビは撃退します。毒蛇だけは棒持っていないと怖いですが(笑)。
shuuter
当方8月の初めごろに見たように記憶いたします。
コウホネも咲いていますね。
ヘラオモダカは細い茎延ばしていますね。
コスモス
アサザの花をよく見ると、花弁の先が細かいギザギザになっているんですね。布のような感じがします。
みっきい
アサザはナスタチウムに似ていると思います!
葉の形まで似てますね!!
奥さまもきっと観察して似ていると思っていらっしゃるのではないでしょうか?写真を見て勝手にそう思いました。
長さんご夫婦、いつもご旅行は一緒でお仲がいいのね!!
長さん
にょろ君もたまには花を見たくなるのでしょうか(笑)。3時間もいたので、ついに我慢しきれず、出入り口まで戻りましたよ。
植物園なんですから、温帯スイレンなんかではなく、ヒツジグサを展示すべきでしょうね。もしかすると、この池では生育が困難なのかも。
アサザがキュウリの花に似ていますか。なるほど。
長さん
残念ながら、妻以外に一緒に行ってくれる女の人がいないものですから(笑)。冗談はさておき、リタイア後、何か夫婦で共通の趣味とか興味がある対象を持つことは大切なことだと思います。
長さん
下手な写真なんですが、うっとりして頂けたなんて、最高の褒め言葉ですよ。
長さん
今回は車で行ったので、思い三脚を持っていきました。絞りを深くしたかったので、手ぶれ防止です。
長さん
根茎が骨のように見えるから河骨なんですが、水の中じゃ見るわけにいかない(笑)。
長さん
ヘラオモダカは花弁が黄色いのです。3年前、箱根湿性花園で初めて見ました。
ヘビは水の上も平気で進むようですね。
ご近所でヘビが出ますか。ヘビを諭したなんて面白い。
長さん
ベニコウホネは日本各地に分布があるそうですが、私は植物園でしか見たことがありません。もっとも、コウホネも植物園以外では見たことがないですけど(笑)。
ヘビは怖くないですか。私は長いものは苦手です。
長さん
アサザの花期は6~8月だそうですから、そろそろ終盤なのでしょう。
ヘラオモダカは細い茎から3本茎が輪生し、それを数回繰り返すようです。
長さん
ヘラオモダカは中央にある緑の丸い花柱に点々と白いものありますが、これが雌しべで、花柱の周りに6本の雄しべがあるんですよ。
アサザの花弁は黄色い布か和紙を引きちぎって繊維が出たような、そんな感じです。
長さん
ヘビはよほどお腹を空かせていない限り、人前に出てくることはないと思いますが・・・。
ナスタチウムの葉の形が丸いところもアサザと似ていますね。妻がそう思ったかどうかは聞いていませんが、デリケートな花弁の様子を見ているところです。
mori-sanpo
アサザは江戸川の対岸の小岩菖蒲園の池で見かけましたが、準絶滅危惧種になっているとは知りませんでした。
eko
ヘラオモダカ、小さな花が綺麗に撮られていますね。
アサザ、確かにナスタチウムに似ていますね。花弁の縁がギザギザになって繊細な感じが良いですね。
ヘビ注意ですか、毒蛇でない限りどうということはないと思いますが…。
nobara
ニョロニョロは大の苦手です。
草むらを這う音を聞いただけで心臓がバクバク!
水辺だと蝮もでるのでしょうか・・
マイ公園にもそこかしこに注意書きがあります。
ナスタチウムとかシラヒゲソウ(色が違うけど)にも
見えますね。
長さん、重装備?ですね~((((^Q^)/
小梨
ケン坊
>日本在来種はヒツジグサ(未草)という
ヒツジグサもスイレン? 初めて知りました。確かに似てると言えばそっくりですね。尾瀬でヒツジグサは何度か見てますが...
やはりこれがオモダカでしたか? 以前、オモダカで掲載した花が今年のオニバスの会場で戴いたパンフにトチカガミとあり疑問に思いつつ”トチカガミ”と紹介しちゃったんです。パンフの誤りだったんですね。
Tomi-
水生植物の世界もいろいろですごいですね。
数多くの植物がこれからも紹介されていくのではと思い楽しみにしています。
いい勉強になります。
長さん
ベニコウホネは過去2回箱根湿性花園でしか見たことがなかったのですが、ここでは3度目の出会いです。
Wikipediaによると、アサザは一時減少が危惧されたのですが、現在では絶滅危惧II類(VU)から準絶滅危惧(NT)に下げられているそうです。
長さん
ベニコウホネの分布域は広いそうですが、私は植物園でしか見たことがありません。
ヘラオモダカは木道の直ぐ脇で咲いていたので、マクロレンズで撮ることが出来ました。
アサザの花の中心部はナスタチウムに似ていますね。ナスタチウムには花弁にギザギザがないですけれど・・・。
ヘビは平気ですか?私は苦手です。
長さん
私も長いものは大嫌いです。トカゲでさえギクッとしますから。また、長いものに巻かれるのも好きではありません(笑)。
アサザは、黄色いナスタチウムに髭を付けたらもっと似てくるでしょうね。
今回は交換をレンズ3本持って行きましたので、カメラバックが大きいのです。三脚は小型の方なんですよ。
長さん
車で行けるところなら、三脚を持参するようにしています。今回はF値を大きくしようと思ったので、手ぶれ防止機能が付いていないマクロレンズには三脚が必要だったのですよ。
長さん
尾瀬は自生のヒツジグサですよね。この植物園もヒツジグサを展示して欲しいですが、生育条件が合わないのかも知れません。
これはヘラオモダカです。オモダカの雄花は中央に黄色いしべがあるので感じが違いますが、緑色の球形雌しべを持つオモダカの雌花には似ています。トチカガミはオモダカの雄花に似ていますね。
長さん
水生植物は日本在来種にも多くの種類が存在しますが、今回紹介する水生植物はこれで終わりです。
りりい
ちゃんとかゆいところにも手が届く気配りが嬉しいこと。
ありがとうございます。ちょっとした疑問もすぐに解決できました。
長さん
コウホネなんて名前、誰もが不思議に不思議に思いますよね。河骨(川骨)と書くからカワホネだったのでしょうが、いつしかコウホネになったのですね。
はるる
トイレですか。
前もってよってからくるようにすればいいのですね。
トイレは大事ですから。
すみません。トイレのことが記事にありましたもので。
行き当たりばったり
長さん
ベニコウホネ、赤と黄色が絶妙ですよね。
若い人は3時間くらい我慢が出来るようですが、前立腺肥大の小生はとてもじゃないが、そんなに持たないんです(笑)。
長さん
アサザの花は、植物界も造形の女神がいるとしたら、彼女の傑作のひとつかも知れませんよ(笑)。