8月21日、日光市上三依水生植物園で撮影した花を記録しています。初めて見る花も多く、楽しい3時間でした。
トモエソウ (巴草) 初見
オトギリソウ科オトギリソウ属。 花期は7~8月
日本各地の山地の草原に生える。花弁が巴状に開くのでこの名がある
季節外れのビヨウヤナギ?と思って写真を撮ったら、花弁が捻れていた
ハナトラノオ (花虎の尾)
シソ科ハナトラノオ属。アメリカ東部原産
茎や花が四角いので、カクトラノオ(角虎の尾)の別名がある
セイヨウオオマルハナバチの盗蜜
毛深いので、その場では蜂かと思った。見ていると、何故か
花の中には頭を入れず、花の付け根を探っては次の花に移る
ミツバチは丁度良い大きさなので、花に潜り込んで吸蜜し、花粉を媒介
するが、身体の大きなセイヨウオオマルハナバチにとっては入口が狭く、
中に潜り込めない。そこで、花弁の付け根に穴を開けて蜜を吸うのだ
これは、花に恩恵を与えないので、「盗蜜」と言うそうだ
藍上雄さんのご指摘により、昆虫名をフタガタハラブトハナアブから
セイヨウオオマルハナバチに訂正しました。藍上雄さん、感謝。
キキョウ (桔梗、キキョウ科キキョウ属)
シモツケ (下野、バラ科シモツケ属)
サギソウの残り花 ゴマナ(胡麻菜、キク科)
ウド(ウコギ科タラノキ属) 大きな葉とつぼみ
ユウゼンギク (友禅菊)
キク科シオン属。北アメリカ原産で、ヨーロッパで改良された。花期は6~10月
日本へは明治時代に渡来。北海道から四国にかけて野生化している
オトギリソウ科オトギリソウ属。 花期は7~8月
日本各地の山地の草原に生える。花弁が巴状に開くのでこの名がある
季節外れのビヨウヤナギ?と思って写真を撮ったら、花弁が捻れていた
ハナトラノオ (花虎の尾)
シソ科ハナトラノオ属。アメリカ東部原産
茎や花が四角いので、カクトラノオ(角虎の尾)の別名がある
セイヨウオオマルハナバチの盗蜜
毛深いので、その場では蜂かと思った。見ていると、何故か
花の中には頭を入れず、花の付け根を探っては次の花に移る
ミツバチは丁度良い大きさなので、花に潜り込んで吸蜜し、花粉を媒介
するが、身体の大きなセイヨウオオマルハナバチにとっては入口が狭く、
中に潜り込めない。そこで、花弁の付け根に穴を開けて蜜を吸うのだ
これは、花に恩恵を与えないので、「盗蜜」と言うそうだ
藍上雄さんのご指摘により、昆虫名をフタガタハラブトハナアブから
セイヨウオオマルハナバチに訂正しました。藍上雄さん、感謝。
キキョウ (桔梗、キキョウ科キキョウ属)
シモツケ (下野、バラ科シモツケ属)
サギソウの残り花 ゴマナ(胡麻菜、キク科)
ウド(ウコギ科タラノキ属) 大きな葉とつぼみ
ユウゼンギク (友禅菊)
キク科シオン属。北アメリカ原産で、ヨーロッパで改良された。花期は6~10月
日本へは明治時代に渡来。北海道から四国にかけて野生化している
8月21日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
tomi
いつもお世話様になります、只今 LA はパンヤの木の花盛りで そろそろ実が付いてきました、毎日が暑くて30度近いです。
ハナトラノヲ これはこちらでも至る所に咲いて居ます、庭などや公園では良いのでしょうね。
ユウゼングク これも見慣れた花です、秋が来ましたね菊が盛りでは、こちらでは四季が無いからいつでも同じ花が咲いて居ます、季節にしか咲かないのは Jacaranda だけです。
長さん
先日のトックリキワタの実、拝見しました。
ハナトラノオは北米東部原産ですから、そちらは本場ですね。
暖かいLAでも菊は咲きますか?
ジャカランダは、日本では6月頃が花期です。LAは4月頃でしたね。
目黒のおじいちゃん
トモエソウ初見でしたか。富士山麓でも自生が見られます。
ピーカンの暑苦しいなか元気に咲くので感心させられます。
独活は山菜採りにはうれしいのですが、花のある時期場所を覚えるわけにもいかず、複雑な気持ちで山歩きすます。
みっきい
花弁が巴状に開くとあり、違いますね。
ハナアブは体が大きいので、花の横から穴をあけて蜜を吸うので盗蜜と言うのですね!なぁるほど!
ユウゼンギクのきれいな花色!野生化してますか?
庭に咲く菊の花のようです。
無門
盗蜜ですか
面白い表現ですね
それでも
何とかお役にたっているのかも
すーちん
トモエソウ、ビヨウヤナギにソックリ
ですねと云うか見分け付きません
shuuter
オトギリソウ科の特有のおしべですね。
独活の花さいていましたか、黒い種子も見たいです。
信徳
長さん
暑かったですね。汗びっしょりになって撮影しました。
トモエソウ、初めて見ました。どうせ見るなら、もっと形の良いものが見たかった(笑)。
山菜は春、ウドの花が咲くのは秋ですものね。
長さん
長い雄しべのトモエソウ、キンシバイとそっくりです。花を上から見ると直ぐ分かるんですけれどね。
花粉を媒介してくれるご褒美が蜜なのに、盗まれちゃ適いません(笑)。
ユウゼンギクは花屋さんでも売っていますよね。
長さん
ハナトラノオに撮っては迷惑なことで、ミツバチやホシホウジャクが来る前に蜜を取れちゃ困りますが、ハナアブは命を長らえることが出来るのですね。
長さん
トモエソウはビヨウヤナギにそっくりですが、花弁が勾玉のような形なので、上から写真を撮っておけば良かったと思っています。
長さん
オトギリソウ科は雄しべの数が多いのが特徴ですね。
ウドの花はこれからでした。黒い実になるのは9月下旬くらいじゃないかと思います。
長さん
信徳さんは冷蔵庫から盗蜜ですか(笑)。私も糖尿病予備軍なんですが、甘い物好きですから困ります。
eko
ハナトラノオはすっきりした綺麗な花色ですね。
ハナアブの盗蜜、花には迷惑でも生きていくための知恵ですね。面白い虫もいますね。
ユウゼンギクの花色綺麗です。
長さん
トモエソウと知っていれば角度を変えて撮影したのに、ちょっと残念。
ハナトラノオは我が家の近所でも植えているお宅があり、ポピュラーなのですが、盗蜜をする昆虫がいるとはビックリでした。
ユウゼンギクは薄紫が多いのですが、これは濃いピンクで綺麗でしたよ。
nobara
盗蜜?っていうんですか、けしからんですね。
ユウゼンギクって花の付け根辺りに小葉が
くちゃくちゃしてる感じがしますね~
トモエソウ、長さんが撮られると
随分華奢な感じに見えていますね。
ウドの実も色濃くなっていきますよね。
mori-sanpo
ユウゼンギクは名前のとおり豪華な感じのする花ですね。
長さん
花弁と萼の間にも蜜腺があるかと思いきや、盗蜜とはね。全くけしからんやつです。
キク科はいつもながら自信がないのですが、花の付け根に小葉が多いから、ユウゼンギクだろうと思って・・・。
トモエソウとは気付かずに、2枚だけ写真を撮ったのですよ。
ウドの実が黒くなるのは秋が深まってからでしょうか。
長さん
トモエソウの花はビヨウヤナギにそっくりでした。トモエソウの方が葉が細長いですね。
ユウゼンギクはとても美しい花色だったので、撮ってきました。
なおさん
ハナトラノオやユウゼンギクなど西洋の宿根草もあり、純和風というわけでもないのですね。
ずんぐりとしてむくむくのハナアブやハナバチの類も面白いですよね。
Tomi-
ミツバチの盗蜜ですか、面白いですね。花の脇から穴をあけてまで、がんばるわけですね。
我が家の庭にも、トラノオがさきはじめました。
ミツバチがくるか、観察したいと思います。
寿々木
ユウゼンギクは花弁の数が多いのですね。これなら憶えられそうです。
長さん
トモエソウについて、nobaraさんから華奢な感じとか、なおさんからうちのよりも随分葉が細長いと言われると、同定に自信がなくなってきましたよ。
ヒマラヤの青いケシが目玉だったり、ヒメキンギョソウなんかも咲いていましたから、展示植物は日本在来種だけと決めているわけではなさそうでです。
長さん
大型のミツバチやハナアブも生きるためには必死ですから盗蜜という手段を覚えたのでしょうが、植物側は生存を脅かされるのですね。お宅のハナトラノオに来る昆虫を観察して見ると面白いですね。
長さん
毛が生えたハナアブかと思ったのですが、盗蜜専門のミツバチだったんですよ。
ユウゼンギクは綺麗でしたので、載せて見ました。
はるる
いい色ですね。
これから菊の季節、楽しみです。
盗蜜ですか。初めてみました。そして聞きました。
たしかに花の付け根に口がありますね。
長さん
ユウゼンギク、良い色でしょう。この色に惚れました(笑)。
盗蜜なんてけしからんですね。植物にとっては大変迷惑ですね。
小梨
なんか、人間って勝手だな~。
ケン坊
トモエソウに出会えましたか? ケン坊も戦場ヶ原かどこかで見たような気がします。花弁が捻じれているいるんですよね。
ユウゼンギクは意識して見てないですが多分初めてじゃないかな? きれいな色してますね...
長さん
北海道で逃げ出したと言われるセイヨウオオマルハナバチは、舌の長い在来種のハナバチを駆逐しつつあるそうですね。
長さん
その場ではトモエソウとは認識していなかったので、その特徴である花弁の捻れえを上から撮れなかったのは残念です。
ユウゼンギクの花色は薄紫が多いようですが、この品種は綺麗でしたねー。
まさちよ
虫達も知恵がありますね♪
長さん
ハナバチの知恵も良いのですが、貢がないと花粉媒介の昆虫が困り、植物の衰亡にも繋がるので、困ったものです。