9月5日に行った自然教育園です。
武蔵野植物園の西側にある細い遊歩道はあまり足を踏み入れたことがないのですが、今回は時間に余裕があったので、回ってみることにしました。すると、初めてみる花が・・・。それがノブキだったです。
ノブキ (野蕗)
キク科ノブキ属の多年草。花期は8~9月
北海道~四国の山地帯のやや湿り気のある林縁に生える
草丈60~100cmになり、蕗に似ているため、この名がある
枝分かれした茎の先端に多数総状な筒状の5弁花を付ける
頭花の外側に雌花が付き、中央に両性花が着く
結実するのは雌花だけなので、両性花は実質的には雄花
雌花が先に咲き、両性花が後から咲く
細い散策路なので三脚が使えず、ISO感度を4000に上げています
それをトリミングしているので、画像に粒子が目立ちます
こちらは武蔵野植物園の太い遊歩道で見た花です
シュロソウ (棕櫚草)
シュロソウ科(=メランチウム科←ユリ科)シュロソウ属。花期は6~8月
北海道~本州、朝鮮の山地の林内や湿った草原に生える多年草(毒草)
暗紫褐色の花はちょっと不気味。花径は1cmくらい
両性花と雄花が混在するそうだ。緑色のものは実(さく果)
名の由来は、茎の付け根に古い葉柄がシュロ状の繊維となって残るから
キク科ノブキ属の多年草。花期は8~9月
北海道~四国の山地帯のやや湿り気のある林縁に生える
草丈60~100cmになり、蕗に似ているため、この名がある
枝分かれした茎の先端に多数総状な筒状の5弁花を付ける
頭花の外側に雌花が付き、中央に両性花が着く
結実するのは雌花だけなので、両性花は実質的には雄花
雌花が先に咲き、両性花が後から咲く
細い散策路なので三脚が使えず、ISO感度を4000に上げています
それをトリミングしているので、画像に粒子が目立ちます
こちらは武蔵野植物園の太い遊歩道で見た花です
シュロソウ (棕櫚草)
シュロソウ科(=メランチウム科←ユリ科)シュロソウ属。花期は6~8月
北海道~本州、朝鮮の山地の林内や湿った草原に生える多年草(毒草)
暗紫褐色の花はちょっと不気味。花径は1cmくらい
両性花と雄花が混在するそうだ。緑色のものは実(さく果)
名の由来は、茎の付け根に古い葉柄がシュロ状の繊維となって残るから
9月5日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
シュロそうは初見です。よくみっけましたね。シュロソウ
曰く、「Your eye Knothole?」 Oh That's right!
すーちん
ノブキ、蕗に似てますね
花はニラの花に似てる様な
みっきい
良くわかる写真が撮れましたね!
シュロソウは毒草ですか?
青い実が成っていますね!見た事がない珍しい花の紹介ありがとうございます!
長さん
ノブキを初めて見たものですから、花もよく観察しました。写真もたくさん撮りましたが、失敗も多かったです。
シュロソウは、オオヒナノウスツボと遊歩道を挟んだ反対側にあります。花色が地味ですから、他の草に紛れてしまいますね。
長さん
ノブキの花や葉は蕗によく似ています。
ニラの花を連想されましたか。ニラの花は6弁花に見えますが、花弁が3枚、苞が3枚の構造なんです。
長さん
ノブキという植物自体、初めて見るものでした。たまたま、花が咲く時期に出合ったというわけです。
シュロソウは、根茎にアルカロイドのペラトラミンやジェルビンなどの強い毒を含んでいるそうです。
Tomi-
ノブキとシュロソウですか、今回も珍しい植物を見ることができました。
ノブキの葉は蕗によく似ていますね。食用には向かないのでしょうね。草丈もヤマブキなどと同じくらいですね。
shuuter
ノブキ 蕗に似ているのでついた名ですか。
シュロソウ チョコレート色が面白いです。
写真が美しくなったように思います。
1眼レフで撮られているのですね。
eko
シュロソウの花色は綺麗とはいえませんが、花色が独特ですね。今年は伊吹山で見れなくてここで見せていただいて良かったです。
小梨
シュロソウは山の上のものと思っていたら、目黒でも見られるんですね。
長さん
ノブキは蕗の野生種(山蕗)と言うことではなく、別の植物なのですが、若い芽は食用になるそうです。
長さん
ノブキは蕗によく似ていますね。しかし、蕗とは属がちがうから、別の植物ということになります。
シュロソウは地味ですね。こんな色の花は少ないですよね。
写真は殆ど一眼レフです。この日は三脚を使用したので、多少は綺麗に撮れたかなと思います。
長さん
ノブキの花、一つ一つはとても小さいです。マクロレンズで撮って、トリミングしています。
シュロソウは伊吹山でも見られるのですね。もともとは山のものですよね。
長さん
ノブキは山荘あたりでもご覧になれますか。ひっつき虫の一種だそうです。鍵型ではなく、毛の先に粘着性の液体が出るそうです。
シュロソウ、ここではすっかり定着していますが、本来は山のものでしょう。
行き当たりばったり
mori-sanpo
シュロソウの花は変わった色と形をしていますね。この花にも気づかずに通りすぎたようです。
長さん
初めてとか、久しぶりに歩く所って、意外に新発見があることが多いですね。行き当たりばったりさんの信夫山散策もそういうことがありましたよね。
長さん
ノブキは花期が短いんですかねー。5年前の秋に、ここを歩いた時は花は咲いておらず、素通りしましたから。
シュロソウは目立たない花です。山で出合うと、茎がすっと伸びていて、花色が変わっているから気付かれるようです。
なおさん
写真はノートリミングが腕の見せ所ですが、なかなか思うようにいかないことも多々ありますよね。僕は鳥見ング?はしますが、トリミングはしないです。
シュロソウはチョコレート色の花が穂になって咲くさまが面白いです。こちらも地味なものですが、良く見ると良いものですね。平地ではそう見かけるものではないですから、山に行かずに見られるというのは貴重ですよね。
信徳
鹿沢の湿地に生えています。
ノブキは初見です、見ているのかもしれません。
ノブキ
無門
ノブキ
真ん中に両性花ですか
時代を反映してますね
長さん
以前もこの細い遊歩道を通っているんですが、花の時期ではなかったので、素通りでした。
中々ノートリミングでお見せ出来るような写真が撮れません。花の場合、最短撮影距離よぢ近づきすぎ、失敗写真が多かったということもあります。
シュロソウは地味な花ですが、花色が濃いため、山などでは存在感が増すでしょうね。
長さん
シュロソウを鹿沢の湿原でご覧になりましたか。この植物園では他の草に紛れて目立たず、見過ごされる方も多いようです。
nobara
かなりありふれているから、とっくにご覧になったかと思っていました。お花の一つ一つはアカネみたいで・・
シュロソウの蒴果はホトトギスと似ていますね~
自然教育園は都心にあって豊富なお花が見られるのですね。私はまた未見の地です。なかなかそちらにはいく機会がなくって!
メンテからこっち、表示できませんのエラーが
かなり長い事続きましたね~とほほでした。
長さん
ノブキさんというお名前だったので、新しくお訪ねの方かと思っちゃいました。
小さな花だし、遊歩道が狭くて三脚が使えなかったので、撮影に苦労しました。
長さん
外側に雌花、中央に両性花という花はこれまでに見たことがないと思います。アジサイなんかは外側が装飾花ですものね。
長さん
ノブキは初めてです。葉の方は見ていたかも知れませんが、花が咲いていたので、気付きました。
ホトトギスの実も上に向かって伸びますね。シュロソウの場合は花弁が残ったままなのが特徴ですね。
昨日は朝早くから出かけ、PCに触れたのは夜だったので、メンテの被害には会いませんでした。
隠居GG
ミクロの世界の様で~
長さんの写真を見てから小さい葉にが野に咲いていても写真を撮るようになりました。
きれいに撮るように努力してみていと思います。
長さん
ノブキの一つ一つの花は直径5mmほどですから、野草の中でも小さい方の部類でしょう。
私も花に興味を持ちだしたのは定年後、数年してからです。以来、すっかり嵌まっています。
はるる
どちらも珍しいものを見せていただきました。
シュロソウ、毒草らしい色合いです。でも深みのある色で興味あります。
長さん
ノブキは蕗を小さくした感じですが、同じキク科ではあるものの、遺伝子的には別系統なのです。
シュロソウの花色はどぎついですが、花の形は可愛いでしょう。