9月5日に自然教育園に行きました。
路傍植物園を過ぎると、やがて遊歩道は二つに分かれます。今回は、トラノオスズカケを見るために左手(水鳥の沼方向)に進みました。
遊歩道は水鳥の沼から右手に曲がり、やがて、自然教育園の最奥部・武蔵野植物園に至ります。
この時期、武蔵野植物園では、地味な花ながら、オオヒナノウスツボが人気の花です。大雛臼壺と書きますが、源氏物語に出てきそうな優雅な名前でしょう。
オオヒナノウスツボ (大雛臼壺)
ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属の多年草。花期は8~9月
北海道~四国、九州の限られた日当たりの良い林縁や草地に生える
草丈は1m以上になる。茎は四角形で、葉は対生する
葉腋から分枝して花柄をつける
花径は7、8㎜。ふくらんだ壷形で、先は上下2唇に分かれている
おしべは4本で2本が長く、2本が短い。めしべは1本(カールしている)
花の右上にある緑色のものは実(さく果)↑
名の由来は、ヒナノウスツボより大型だから。
ヒナノウスツボは小さい臼のような壷型の花ということらしい
この花は蜂の好物らしく、スズメバチなどが飛来してきました
腹部の先が黄色いオオスズメバチは日本の蜂の中で最大、最強
集団で襲われたら人が死ぬこともあるそうな。出合ったら要注意です
↓はヒメスズメバチらしい。攻撃性は弱く毒性もあまり強くない
こちらはおとなしいスズバチで、日本で最大のトックリバチの仲間
ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属の多年草。花期は8~9月
北海道~四国、九州の限られた日当たりの良い林縁や草地に生える
草丈は1m以上になる。茎は四角形で、葉は対生する
葉腋から分枝して花柄をつける
花径は7、8㎜。ふくらんだ壷形で、先は上下2唇に分かれている
おしべは4本で2本が長く、2本が短い。めしべは1本(カールしている)
花の右上にある緑色のものは実(さく果)↑
名の由来は、ヒナノウスツボより大型だから。
ヒナノウスツボは小さい臼のような壷型の花ということらしい
この花は蜂の好物らしく、スズメバチなどが飛来してきました
腹部の先が黄色いオオスズメバチは日本の蜂の中で最大、最強
集団で襲われたら人が死ぬこともあるそうな。出合ったら要注意です
↓はヒメスズメバチらしい。攻撃性は弱く毒性もあまり強くない
こちらはおとなしいスズバチで、日本で最大のトックリバチの仲間
9月5日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
寿々木
なおさん
オオヒナノウスツボも渋い面白い花ですね。そうそう何処でも見られるというものではないようで、なかなかお目にかかれません。
ハチの飛んでいるところがバッチリ撮れていますが、かなりの高速シャッタースピードでないとなかなか写し止められませんよね。
長さん
オオヒナノウスツボ、蜂類が飛び交っていました。蜂の好きなフェロモンを振りまいているのでしょうか。
長さん
ヒナノウスツボもオオヒナノウスツボもどこにでも生えるという草ではないらしく、この植物園でしか見たことがありません。地味な花色ですが、花の形は独特で、面白いですね。
蜂の画像はISOを2500に上げて、オートで撮っています。1枚目が1/3200、2枚目が1/2500と記録されていました。
目黒のおじいちゃん
側近だとかなりシビア―ですが望遠ですか?
長さん
蜂の写真は、画像データによると1枚目、2枚目が標準ズーム17-85mmの50mm、3枚目が55-250mmズームの170mmです。いずれもトリミング画像です。
shuuter
一見ただの野草といった感じです。
花が 臼やツボに似ているのでついた名ですか。
変わった形しています。
でもなかなか出会えそうにないですね。
すーちん
ミツバチならですが
スズメバチが好物とは
近寄り難いですね
mori-sanpo
それにしても、オオスズメバチが飛来してくるとは怖いですね。
この蜂に刺されると呼吸困難になり、20分以内に手当をしないと大変なことになるそうです。
長さん
地味な植物でしょう。でも、花はとても可愛いのです。ただ、どこでも見られるというわけではないのです。
信徳
広い植物園は見る植物を決めて掛からないと大変時間のロスにもなりますし見る事が出来ない事も有りますので決めて掛かるのは良いと思います。
広い自然園はスズメバチなども退治できない事も多いので要注意ですよね。
先日はカリガネソウが見たくて群馬フラワーパークに行って来ました。草の臭いの話が出ていたので葉を一枚採って嗅いでみたのですがそれ程ビックリした臭いでは有りません。普通の草の臭いかな・・・
ヘクソカズラも鼻を近づけて嗅いだ事もありませんのでそれとの比較をしてみましょう。
長さん
オオヒナノウスツボは蜂が好みの植物らしいです。
大型のスズメバチは攻撃的なものがいますから、要注意です。
nobara
仕組みがよ~くわかります。
クロバナヒキオコシなどにもスズメバチが集ります。
やはり黒っぽいお花がやばい?のかしら。
我が家はピラカンサに巣食います。
まめに見てないとご近所のちびちゃんが危ないです。
長さん
オオヒナノウスツボは武蔵野植物園の広い通路の右手(西側)、ツリガネニンジンの奥にあります。
大型のスズメバチが飛んできた時には刺激するような行動は御法度ですね。
長さん
この植物園は見るだけなら1時間くらいでしょうが、三脚をすえて写真を撮りながら見て回りましたので、3時間かかりました。それでも遊歩道の8割くらいでしょうか。
カリガネソウはそう酷い臭いではありませんでしたか。ヘクソカズラも見るだけなら臭いませんね。
長さん
クロバナヒキオコシは知らなかったのでネット検索しました。濃い紫色の花ですね。オオヒナノウスツボの方は色の濃いのは開口部に近いところだけなのですが、何か蜂を惹きつけるフェロモンかなんかが出ているのでしょうか。
ピラカンサに巣を作るのですか。どんな蜂の種類なんでしょう。
eko
ハチさんが好むのですか。スズメバチは要注意ですね。
以前、車の窓を少し開けて駐車していて入り込まれてその大きさに驚き、窓を全開にして出て行くまで外で待ったことがあります、出会いたくはありません。
小梨
長さん
地味な花ですが、良く見ると可愛いですよね。
何故かハチがこの周りを飛び交っていました。スズメバチは3cm以上はある大型のハチですから、注意しなければなりません。
車の中にハチを閉じ込めちゃったら追い出すのは難儀ですね。
長さん
オオヒナノウスツボは雄しべの2本が上に、2本が下にでて、雌しべが長く突き出すのかと思いきや、後ろにカールしているという、面白い形です。
りりい
コレを見たら、すぐ退散したいと思います。
長さん、写真に夢中で、蜂に刺されないよう気をつけてくださいね。
長さん
スズメバチを見たら要注意ですね。慌てて逃げずにそっと離れることが肝心です。その前に、写真を数枚(笑)。
無門
スズメバチの精悍な顔
惚れ惚れしてしまいます
高校時代
山で刺されて
かなりひどい目に会いました
隠居GG
今日孫が蜂を見て「ボー」と言っていました・・
動物園の白熊の飾り物を見て、クマをベアー・・だそうです・・2歳と一か月、ゴー、アップダウン、バック・・などいろいろ言っています。
長さん
スズメバチにやられたことがあるんですか。痛かったでしょう。いや、それ以上かな。
長さん
リム君、それはボーじゃなくビーだよ(笑)。
2歳だとどんどん語彙が豊富になる年齢ですね。
行き当たりばったり
ハチを惹きつける何かがあるのでしょう。こういうお花も、きちんと 保護されているわけですね。
ハチが守ってる?
長さん
ヒナノウスツボという優雅な名前の植物の大型種ということでした。
なるほど、ハチが守ってくれているんですね(笑)。
Tomi-
オオヒナノウスツボというはなですか。やはり壺の形になっているのですね、ちょうど蜂がとまりいい時に撮れましたね。
長さん
オオヒナノウスツボは面白い形の花でしょう。
蜂が沢山飛んでくるので、シャッタースピードを上げて撮りましたが、羽は動きが早すぎて止まってくれませんでした。
はるる
色もちょっと地味目です。
そしてスズメバチこわいですね。
あまり毒性がなくても刺されれば痛いですから。
長さん
オオヒナノウスツボは地味だけれど特徴のある花です。
大きなクマバチはおとなしいですが、スズメバチは要注意です。