9月5日に行った自然教育園の路傍植物園で見た花を報告しています。
路傍植物園は、入園して直ぐ、遊歩道の沿って左右に続いています。
今回の花は私の大好きな花のひとつで、ヒヨドリジョウゴです。反り返った白い花弁とその付け根にある緑の斑点、黄色と焦げ茶色の雄しべと花弁の白とのコントラスト・・・、可愛い花です。
ヒヨドリジョウゴ (鵯上戸)
ナス科ナス属のつる性多年草。花期は8~9月。実は赤く熟す
東アジア~東南アジアに広く分布。日本全国の林縁などに生える
若い葉です。葉の付け根付近に深い切れ込みが出来てくる
葉は変化が大きく、分裂しないものから3裂、5裂するものなどがある
茎などに毛が生えている
雄しべは雌しべを筒状に取り巻き、先端に穴がある
花弁は大きく反り返るが、中には反り返っていないものもあった
ナス科ナス属のつる性多年草。花期は8~9月。実は赤く熟す
東アジア~東南アジアに広く分布。日本全国の林縁などに生える
若い葉です。葉の付け根付近に深い切れ込みが出来てくる
葉は変化が大きく、分裂しないものから3裂、5裂するものなどがある
茎などに毛が生えている
雄しべは雌しべを筒状に取り巻き、先端に穴がある
花弁は大きく反り返るが、中には反り返っていないものもあった
ヒヨドリがこの実を好んで食べることから名付けられたとされるが、実際にはとくに好んで食べるわけではなく、冬になっても残っていることが多い(Wikipeidaより)。
古名を保呂之(ホロシ)といい、万葉集にも登場する。
9月5日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
ミックン
秋の装いの目黒自然教育園、行ってみたくなりましたあ、あの道に咲いてるんだと思いはせながら楽しませていただきました。
shuuter
赤い実をヒヨドリが食べるところ見たいのですが、その機会にでくわしません。
最近肝心のヒヨドリの姿がめっきり少ないです。
関東ではいかがですか。
すーちん
ヒヨドリジョウゴ随分
反り返って咲くんですね
羽根つき羽見たいですね
なおさん
花の頃は他の草や木の葉に隠れるように咲いて目立ちませんが、他の草木が霜枯れる頃になると、ルビーのようなつぶらな実ががぜん引き立ち、いい被写体になりありがたいものです。
武蔵丘陵森林公園にもあちこちありますが、山田大沼のほとりのものは、花もありましたが実がもう紅く色付いているのもありました。早いですね。
目黒のおじいちゃん
先日外国のお嬢様に声をかけられてナス科の英名がわからず困りました。Eggplantsなんて通用するんでしょうか?
身振り手振りでなんとか
nobara
実がグリーンから赤く色づき始めています。
それが透明感のある液果になっていきます。
キラキラときれいですよ。
花が咲く前、成長期に周りに綿くず?みたいなのを飛ばすんですよ。茎から発生してるのかしらん。
最初の株がかなりぶっとくなっていまして・・
昨年は下から50㌢くらいでカットしたら
そこから芽吹いてきていました。
こぼれだねからの発芽も多いですね。
反り返るのが浅い子もいますね。
寿々木
長さん
ここはいつ行っても空いているし、木陰も多いですから、今日のような暑い日でもお薦めです。最近、若いカップルも目立ちます。
長さん
ヒヨドリジョウゴは沢山咲いているのですが、近くで形の良いものを選ぶのが大変です。ヒヨドリが実際に実を食べるのかどうかも疑問視されているようですよ。
我が家の近所ではムクドリが多いようで、ヒヨドリはあまり見かけようようです。
長さん
ヒヨドリジョウゴの花は花弁が反り返るのが特徴です。
なるほど、羽根つきの羽を連想されましたか。
長さん
小さな花の中に魅力のスポットが詰め込まれているようで、好きな花なんですよ。特に、花弁の付け根の丸い緑色が効果的です。
秋が深まった頃はヒヨドリジョウゴの実が赤く色づいて良いのでしょうが、見に行く機会を作ったことはないです。
武蔵丘陵森林公園もしばらくご無沙汰しています。
信徳
長さん
そうです、路傍植物園の左側、ロープ際で咲いていました。
私は英語が大の苦手ですから、外国人にものを聞かれたらお手上げです。
ネットで調べたら、ナス科はSolanaceae(ソラネシャー)と言うようですよ。
長さん
ご自宅の自慢の花ですね。花が咲く前に綿クズみたいなものを飛ばすなんて、身近で見ていなければ分かりませんよね。確かに、茎には細かな毛が生えています。つる性だから、大きくなると大変そうですね。
やはり、反り返りの浅いのもありますか。どこの世界にも例外はあるようで(笑)。
みっきい
初めてみたような気が致します…。でも・・・
今年我が庭の鉢から、見た事のない芽が生えてきて、ツルではなく直立して伸びて、下の葉は朝顔か?と言う形で上は2~3枚に分かれています。脇枝も出してその先端につぼみらしいものが頭をのぞかせている状態です。
どうもヒヨドリジョウゴかもしれないと、今気が付いたところです!長さんのお蔭です!
切り捨てようかと思っていたところでしたが、もう少し様子を見て確認いたしますわ。
こんなかわいい花が咲くのでしょうか?わくわくしてきました。
長さん
今回はマクロレンズに三脚で装備はバッチリ、写真もほぼバッチリ(笑)。
mori-sanpo
花が咲いたと思う間もなく緑色の実を付け、赤く変色していく様子もいいものですね。
長さん
ヒヨドリジョウゴは高尾山で咲いていましたか。鵯が群れて実を食べている様子が酔っ払いが騒いでいる姿に例えたとも言われますが、どうも創作らしいです。
長さん
お庭にヒヨドリジョウゴらしい草が芽生えたのですか。葉に特徴がありますから、もう少ししたらはっきりするでしょうね。ヒヨドリジョウゴだったら、ほんとうにヒヨドリの贈り物かも知れませんね(笑)。
長さん
この雄しべの形を見ると、やはりナス科なんだなと言う感じがします。
今回雄しべの先端に穴があるのを発見しました。葯が抜け落ちた後なのかも知れません。
この日は実が見つかりませんでしたが、今頃はいくつも膨らんでいるでしょう。
Tomi-
ヒヨドリジョウゴですか、この実をヒヨドリが好んで食べるのですか、なんだか、ヒヨドリが飛んでいるかの様に花弁がみえますね。
初めてみる花たちが、次から次へと現れますね。
次の花も楽しみです。
長さん
ヒヨドリは体長25cm以上もある鳥で、羽はグレーで白い斑点があるように見えます。こんな大きな鳥が舞い降りて、ヒヨドリジョウゴの実を好んで食べるとも思えませんが、昔の人は想像力が逞しかったのでしょうね。
eko
養老で見てましたが、今年は見つけられなくて残念なんです。
長さん
ヒヨドリジョウゴは可愛い花ですね。大好きです。
中にはちょっとひねくれたというか、成長しきれない花弁があるのもご愛敬です。
養老の滝の行き帰りでは見つかりませんでしたか。
行き当たりばったり
この秋、信夫山で初めてヒヨドリジョウゴに出会えた時は、びっくりし、そして感動したものです。こんなに可愛いものかと。これまで、何度か見ていたのに、眼に入っていなかったようです。
無門
羽根を翻して
猛スピードで獲物に向かう
そんな姿にも見えますね
綺麗さや可愛さ
やんちゃな感じがしますね
長さん
ヒヨドリジョウゴはとても小さい花で、つる性ですからあまり立ち上がりません。山地では見過ごしてしまうかも知れませんね。
長さん
猛スピードで獲物を追いかけているから羽が後ろに反り返るというわけですね。新たな視点ですね。面白い。
はるる
やっと名前を覚えました。
最近公園で見かけました。
そのうち記事のなかに入れたいと思っています。
長さん
ヒヨドリジョウゴをご覧になりましたか。小さくて可愛い花ですね。
赤い実も可愛いそうですよ。