9月5日に訪れた自然教育園の路傍植物園で見た花です。路傍植物園では四季折々の植物が楽しめます。
マツカゼソウ (松風草)
ミカン科マツカゼソウ属。本州(宮城県以南)~九州
山地の林縁などに生える多年草(ミカン科では唯一の草本)
花期は8~10月

名の由来は、草姿が松の図柄に似ていることからマツガエソウ(松枝草)とさ
れ、草姿に風情があることからマツカゼソウ(松風草)から転訛との説もある

花弁は3~4mmと、とても小さい


花柱の先にある緑色の部分が実になる

ハグロソウ (葉黒草)
キツネノマゴ科ハグロソウ属。本州(関東以西)~九州
山地の林縁などの日陰に生える多年草。花期は8~10月

花径は約2cmで2枚の花冠には赤褐色の異なる斑紋がある

和名は、葉が黒っぽいことに由来するが、それほど黒くはない
しかし、花に露出を合わせると、葉は黒っぽく写ってしまう

花冠の斑紋をお歯黒に見立てた“歯黒草”との説もあるそうです

撮影に失敗することが多いので、今回はISO4000で撮りました
ミカン科マツカゼソウ属。本州(宮城県以南)~九州
山地の林縁などに生える多年草(ミカン科では唯一の草本)
花期は8~10月
名の由来は、草姿が松の図柄に似ていることからマツガエソウ(松枝草)とさ
れ、草姿に風情があることからマツカゼソウ(松風草)から転訛との説もある
花弁は3~4mmと、とても小さい
花柱の先にある緑色の部分が実になる
ハグロソウ (葉黒草)
キツネノマゴ科ハグロソウ属。本州(関東以西)~九州
山地の林縁などの日陰に生える多年草。花期は8~10月
花径は約2cmで2枚の花冠には赤褐色の異なる斑紋がある
和名は、葉が黒っぽいことに由来するが、それほど黒くはない
しかし、花に露出を合わせると、葉は黒っぽく写ってしまう
花冠の斑紋をお歯黒に見立てた“歯黒草”との説もあるそうです
撮影に失敗することが多いので、今回はISO4000で撮りました
9月5日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
ハグロソウの花もピンクの花が可愛らしいです。露出補正をすると、花色は濃く、葉の色も濃く写せますので欠かせませんね。
昔リバーサルを使っていた頃は、50~100の感度でしたので、三脚が不可欠でしたが、今は手振れ補正機能があり、高感度で撮れますので等倍でも手持ちで撮れるというのが夢のようですよね。
花咲か爺
すーちん
マツカゼソウ、素敵な名前
ですね、柑橘系の匂いする
んですか
nobara
華奢な枝振りが好みの条件ですから・・
画面が暗っぽいのは考えがあっての事ですか?
わたしはカメさんのシステムは判りませんが・・
お花に焦点を合わせると暗くなります。
ハグロソウは御岳でも低い場所に群生してました。
この頃、コンデジのピントが合いにくいです。
長さん
私のマクロレンズは手ぶれ補正機能が付いていない安物なので、三脚使用ですが、カメラがぶれなくても花が風に揺れますから困ります(笑)。
白い花やハグロソウはコントラストが高いので白飛びしない工夫が必要ですね。
長さん
最近のコンデジは撮影時に拡大して表示出来、ピントもマニュアルに変えられるものが売られていますが、馴れないとピンぼけになってしまいます。その点、デジイチはカメラが固定出来ればピントが合わせやすいという利点があります。
長さん
撮影時は匂いに気付きませんでした。ネットによれば、「葉や茎に油点があり、独特ないやな臭いがする」とのことで、柑橘系とはほど遠いようです。
長さん
マツカゼソウが風に揺れる姿は風流ですが、写真に撮る時は揺れないで欲しい(笑)。
画面が黒っぽい理由は2つあります。1つはバックがうっそうとした森であること、2つは普通に撮ると白い花が白飛びしてしまうからです。バックの黒は白い花を引き立ててくれますが、白飛びは困るので、露出を花に合わせます。すると、バックがより黒くなる(ハグロソウの場合は葉が黒くなる)と言うわけです。
コンデジは液晶を見ながら撮れるのですが、それでもピント合わせは難しいですよね。
無門
可愛い花を引き立たせる
葉の黒さには
男気を感じますね
みっきい
緑の部分が実になるとの事、どのくらいの実が成るのでしょうか?
ハグロソウの葉が黒いので、花をきれいに撮るためにカメラの調節が難しそうですね!それでいつもすばらしい写真が撮れるんですね!!
行き当たりばったり
shuuter
長さん
バックが暗いと、花がぐっと前に出てくるような感じがして、好きなんですよ。
長さん
ミカン科で草というのは珍しい存在ですね。実は4分果でひとつの長さが3mm位だそうです。
ハグロソウに限りませんが、花色と葉などの周囲の色とのコントラストが強いと露出の調整が欠かせません。
長さん
マクロで撮って実物より大きな写真にしてしまうと、実際の大きさが分かり難くなってしまいますね。そのため、可能な限り、花の大きさを記載するようにしています。
長さん
ハグロソウの葉色はもっと明るいのです。実際の色に近い写真も添えればよかったですね。
eko
mori-sanpo
ハグロソウ、花が小さいのでどうしても葉が黒っぽく写りますね。三脚使用でしたら、反射板などで補助光を当てると、花の周囲がもう少し明るくなるかもしれませんね。
小梨
とてもきれいに撮れていて感心しました。
信徳
長さん
マツカゼソウとは風流な名前をもらったものですね。
今回は三脚持参でしたので、失敗写真が少なかったような気がします。
長さん
マツカゼソウは草丈がかなり伸び、上部は枝垂れたようになっており、花弁が落ちて緑の実が目立ち始めています。
なるほど、反射板ですか。持ち物が増えるのは困るので、白い紙かなんかで代用してみようかな。
長さん
山地の林縁などに生えるそうですが、蓼科あたりでは見かけませんか。
草丈が伸びてくると風に揺れますから、風の止むタイミングを計らなければなりません。
長さん
ハグロソウ、今回は花に少し光が当たっていますし、三脚を使用したので、うまく撮れた方だと思います。
目黒のおじいちゃん
長さん
スポット測光で撮ると花は丁度良い露出になるのですが、花色より暗い葉などは黒っぽく写ってしまいます。と言って、平均測光では明るい花は白飛びしてしまうし・・・。
はるる
よ~く見せていただきました。
前記事のカリガネソウは植物園で見たことあります。
これも小さい花ですね。そしておもしろい形と思います。
色は素敵です。
長さん
小さくて可愛い花でしょう。私が好きなのもお分かりいただけましたでしょうか。どこかで本物に出会えると良いですね。